VITARA
ラインオフ式典の様子


スズキ株式会社は本日、ハンガリーの子会社マジャールスズキ社にて、新型SUV「VITARAビターラ」の生産開始を記念し、ラインオフ式典を執り行った。
式典にはハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相、小菅淳一ハンガリー駐箚特命全権大使らの来賓を迎え、スズキからは鈴木修 会長兼社長が出席した。

式典で鈴木修 会長兼社長は「1991年4月にマジャールスズキを設立して以来、スイフトやスプラッシュなど8モデルを生産し、累計生産台数は昨年250万台に達した。マジャールスズキを戦略的重要拠点と位置付けており、引き続き生産を拡大していく。」と述べた。

新型SUV「VITARA」は、スズキがジムニーやビターラで培ってきた本格四輪駆動車やクロスオーバーSUVとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる面で進化させた全く新しいコンパクトSUVである。卓越した走行性能を追求しただけでなく、ユーザーのライフスタイルを反映できるクルマとして開発した。

スズキは、新型SUV「VITARA」を世界戦略車としてハンガリーをはじめ、欧州全域に供給するだけでなく欧州外にも輸出する予定で、初年度の生産台数は7万台を計画している。

新型SUV「VITARA」の主な諸元と特長(欧州仕様)


諸元

・1.6Lガソリン/ディーゼルエンジン
・全長4,175mm×全幅1,775mm×全高1,610mm

特長

・スズキSUVの伝統を継承したデザイン。
・軽量化による優れた燃費性能。
・新世代4WDシステム「ALLGRIP」をはじめ、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を測り自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールなどの先進技術を採用。