トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のトヨタ交通安全センター モビリタ(以下、モビリタ)は、安全運転講習会の専用施設として2005年にオープンし、この春で10周年を迎えた。

トヨタでは、「豊かなクルマ社会の実現」に向け、モビリティ社会の究極の目標である交通事故死傷者ゼロの実現に貢献するため、人・クルマ・交通環境の観点から、交通安全への取組みを推進している。モビリタは、人、とりわけドライバーに向けた交通安全啓発活動として、1987年より展開している「トヨタ ドライバーコミュニケーション」を定常的に開催する専用施設として、2005年に富士スピードウェイ(静岡県小山町)内にオープンした。

平日は主に企業や団体、週末には個人のお客様にお越しいただき、モビリタのプログラムの参加者は、10年間で50,000人を超えた。

トヨタの豊田章男社長は、「これまでモビリタにお越し頂いたお客様、支えて頂いた関連先の皆さまに感謝申し上げたい。モビリタは、様々なプログラムを通して、安全の大切さはもちろん、クルマを運転する楽しさも体感頂ける施設だと思っている。交通安全は自動車業界の一員として最重要課題であり、今後も皆さまのご協力を得ながら、しっかりと取り組んでいきたい」と述べた。

2015年6月1日から2016年3月末までを10周年キャンペーン期間とし、講習を受けて頂いたお客様には、感謝の気持ちを込めて記念の粗品をお渡しする。また、期間中は、特に免許取得年数の浅いドライバーの方に受講して頂きやすいよう、学生の方の受講料を一部半額に設定した。

モビリタ