トヨタ自動車(株)(以下 トヨタ)は、23年ぶりに地元愛知県で開催された第52回技能五輪全国大会※(11/28~12/1)において、参加した10職種の内、5職種で金メダルを獲得した。

トヨタの金メダル5個は、今大会参加した企業中トップの成績、トヨタグループ全体では、合計7個の金メダルを獲得した。

今回の技能五輪全国大会の結果を受けて、豊田章男社長は「若きエンジニアがモノづくりに集中して取り組む姿はとても素晴らしく、自分も多くの元気をもらった。地元愛知県でこのようなすばらしい結果が残せたことを大変うれしく思っている。応援してくださったすべての皆様に深く感謝するとともに、日々技能を高めるために努力をしてきた選手、選手を支えたすべての皆さんを誇りに思っている。来年ブラジルで開催される国際大会と日本のモノづくりの未来のためにさらなる技能の進化を追求していって欲しい」とコメントした。

なお、今回の金メダル獲得者は、2015年8月にブラジルで開催される「第43回技能五輪国際大会」の日本代表として出場する。

トヨタの金メダル獲得者は以下の通り。


▼ 氏名 : 職種
■青島 瞭:木型
■今多 和歩:電子機器組立て
■清水 拓摩:自動車板金
■野村 竜平:車体塗装
■伊藤 直輝:ITネットワークシステム管理

※ 技能五輪全国大会
青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会であって、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれており、1963年から開催されている。2014年の全国大会には、41職種に46都道府県から約1200名が参加し技を競い合った。