走行性能の熟成や、マツダ車共通の5角形グリルなど内外装のデザインを変更

  • マツダ ロードスター|ニューモデル速報
  • マツダ ロードスター インテリア|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真のサンフラワーイエローを含む3色が新たに設定され、全8色になった
“人馬一体”がコンセプトのマツダ ロードスターにマイナーチェンジが施され、グレード体系の見直しや、内外装の質感および走行性能の向上が図られた。

MT車では、エンジン全体の精度を上げることで出力のピークを6700回転から7000回転にし、高回転域での伸び感を向上。同時に6MT車にはエンジンの吸気鼓動を増幅し、あえて車内に響かせる新開発インダクションサウンドエンハンサーを備えた。
また、6AT車にはDレンジのままパドルシフトでの操作が行えるダイレクトモードや、路面や走行状況に応じて自動的にシフトチェンジを行うアクティブアダプティブシフト(AAS)が新たに採用されるなど、走らせる楽しさがアップした。さらにシャーシでもフロントロールセンター高が26mm下げられ、自然なロール感やリニアな応答性が向上している。
外観ではフロントマスクが一新され、マツダ車共通デザインの5角形グリルを採用。リアバンパー下部の黒い部分の面積を拡大させることで力強さが表現された。そのほか、ハードトップではクロームメッキで縁取られたメッシュグリルが専用装備されている。
内装は新デザインの5連メーターやダークシルバー色の装飾パネルなどが採用され、質感が向上。加えてレカロ製本革/アルカンターラ・バケットタイプシートなど、新デザインのシートが4種類設定された。

グレード体系の見直しではソフトトップのVSが廃止され、代わりソフトトップ、ハードトップともにSを追加。さらにソフトトップは6ATの設定が無くなり、SとNR-Aは5MT、RSは6MTのみとなった。また、ハードトップでは新たに追加されたS RHTには6ATが、RS RHTは5MTから6MTに変更され、VS RHTは6MTが廃止されて6ATのみとなっている。

価格は、新たに追加されたSのソフトトップが233万円、ハードトップが268万円。従来モデルは、ソフトトップのNR-Aが15万円高の245万円、RSが10万円高の260万円。ハードトップはRS RHTが16万円高の286万円、VS RHTが15万円高の290万円となる。
グレード S S RHT
駆動方式 2WD(FR)
トランスミッション 5MT 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4020×1720×1245 4020×1720×1255
ホイールベース(mm) 2330
車両重量(kg) 1110 1160
乗車定員(人) 2
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1998
最高出力[kW(ps)rpm] 125(170)/7000 119(162)/6700
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 189(19.3)/5000
10・15モード燃費(km/L) 13.4 11.8
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/50
車両本体価格(万円) 233.0 268.0
■発表日:平成20年12月9日 ■取り扱い:マツダ店、アンフィニ店