ホンダ アコード/アコードツアラー 【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: ホンダの新型車
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2008/12/04
こだわりの上質感と先進性が盛り込まれ
独自の存在感に磨きがかけられた新型登場
↑ボディカラーはセダン、ツアラーともに写真のシルバーメタリックを含む全7色が用意されている
コンセプト
人と車の調和を目指し
走りをさらに進化させた
世界で愛されてきたホンダのミディアムカーであるアコードに、フルモデルチェンジが施された。今回の新型では、欧州プレミアムカーに挑むべくさらなる「世界基準の上質」が追求されている。そのためロングツーリング時に求められる快適な走行性能の向上が図られ、ドライビングを安全にサポートする先進機能などの採用が行われた。具体的には低重心シャーシや新開発ダンパーを採用。さらにVSAおよびVSAと協調して車両の挙動を安定化させる操舵アシスト制御「モーションアダプティブEPS)を全車に標準装備としている。
また機能美と造形美を調和させた高品位なエクステリアデザインが目指された。インテリアも本物の素材感が追求されており、質感を向上させたひとクラス上の室内空間にするとともに、サイズも一回り大きくなり、積載性と上質さを兼ね備えたパッケージングが図られた。
バリエーション
高出力と環境性能に優れ
快適で操る楽しさを実現
セダンとワゴンの2タイプのボディの設定は先代と変わらないが、ワゴンはツアラーのサブネームが与えられた。グレードは両タイプ共通で、エントリーモデルの24E、中間モデルの24TLとスポーツ性を向上させた24TLスポーツスタイル、さらに上級モデルの24iLが用意されている。搭載されるエンジンは2.4L直4DOHCのみとなっており、最高出力206ps、最大トルク23.7kg-mを発揮。ミッションは5AT+パドルシフトが全タイプに採用されており、車を操る楽しさが味わえる設定だ。価格は、セダンの24Eが270万円、24TLが290万円、24TLスポーツスタイルが316万円、24iLが380万円。一方ツアラーは、24Eが295万円、24TLが315万円、24TL スポーツスタイルが338万円、24iLが410万円となっている。
内外装
独自の存在感と迫力の外観
室内は細部まで徹底して質感を追求
内外装は新型のコンセプトである「世界基準の上質」が上手く表現されている。エクステリアでは、力強いシャープな異形ヘッドライトと5角形の大型フロントグリルが圧倒的な存在感を放つ洗練されたデザインを採用。さらに全長は従来モデルと比べ、セダンで65mm(ワゴンは変更なし)、全幅も80mm拡大されるなど、ひとクラス上の風格が備わっている。居住空間はボディの大型化に合わせ、運転席と助手席の距離を40mm拡大。さらに車内幅も65mm広げられており、余裕のある居住空間が実現された。また、セダンのホイールベースが35mm延長されたのに対し、ツアラーは逆に15mm縮小することで、ラゲージスペースの積載量の拡充が図られている。
インテリアは使いやすさと上質感が追求された収納装備が各所に配置され、さらにインパネデザインは質感の向上やスポーティな雰囲気の演出がなされている。
POINT
1テールゲートと一体感を持たせた
バンパーが特徴的なツアラー
2素材感を追求し細部まで磨き上げた
プレミアム感溢れるインテリア
3運転が楽しめるドラポジが設定され
ホールド性に優れたシートを採用
4上質感と使い勝手にこだわり
十分な容量が確保されたラゲージ
SPECIFICATIONS
グレード | セダン 24E | セダン 24iL | ツアラー 24TL スポーツスタイル |
駆動方式 | 2WD(FF) | ||
トランスミッション | 5AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4730×1840×1440 | 4750×1850×1470 | |
ホイールベース(mm) | 2705 | ||
車両重量(kg) | 1500 | 1520 | 1590 |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC | ||
総排気量(cc) | 2354 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 151(206)/7000 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 232(23.7)/4300 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 11.8 | 11.4 | |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/65 | ||
車両本体価格(万円) | 270.0 | 380.0 | 338.0 |
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