新エンジン採用やスポーティグレード「ユーロ」の追加など、大規模なマイナーチェンジを実施

ホンダ レジェンド|ニューモデル速報
↑ボディカラーは新色アルバータホワイト・パールが追加され、全6色となっている
シャープなデザインとふんだんに採用された先進技術が特徴のホンダの最上級セダン、レジェンドにマイナーチェンジが施され、新たにスポーティグレード「ユーロ」も追加された。

今回の改良のハイライトは、新エンジンの採用だ。この新型3.7L V6 VTECエンジンは、燃費性能と高出力が兼ね備わり、最高出力309ps、10・15モード燃費8.5km/Lをマークする。
そのほか、上級グレードとしてレジェンドLとレジェンドIが追加されている。また、外装では大型フロントグリルやスポイラー一体型トランクフード、新デザインの17インチアルミホイールなどが採用された。装備面では、歩行者との衝突時にボンネット後部が瞬時に持ち上がることで歩行者の頭部衝撃を軽減するポップアップフードシステム、挙動の乱れに対し安定方向にステアリング操作をアシストするモーションアダプティブEPS(レジェンドIに標準装備)がホンダ国内販売モデルとして初採用され、さらに新型HDDインターナビも全モデル標準装備となった。
新たに追加されたユーロは、ブラッククロームメッキパーツや18インチアルミホイールなどが装着され、スポーティなフォルムで他モデルと差別化が図られた。内装も本革&木目調コンビステアリングやATレバーなどが奢られている。なお、グレードはユーロLとユーロSがそろい、シートは前者が本革、後者は本革/スウェード調レッドパンチングのコンビだ。

ボディカラーは全6色。そのうち、オピュレントブルー・パールがレジェンド、シルバージェイド・メタリックがユーロ専用色となっている。
価格は従来モデルに対し30万円高で555万円。今回のマイナーチェンジで追加された上級グレード、レジェンドLは605万円、レジェンドIは665万円。ユーロはSが593万円、Lが635万円。
グレード レジェンド
駆動方式 4WD
トランスミッション 5AT
全長×全幅×全高(mm) 4985×1845×1455
ホイールベース(mm) 2800
車両重量(kg) 1820
乗車定員(人) 5
エンジン種類 V6SOHC
総排気量(cc) 3664
最高出力[kW(ps)rpm] 227(309)/6300
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 370(37.7)/5000
10・15モード燃費(km/L) 8.5
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/73
車両本体価格(万円) 555.0
■発表日:平成20年9月4日 ■取り扱い:ホンダカーズ