シボレー コルベット【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: シボレーの新型車
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2013/12/09
伝統のV8エンジンや特徴的なデザインを進化させた第7世代のコルベットが発表された
レースの経験を基に開発されたハイパフォーマンススポーツ
シャシー、パワートレイン、フレーム構造などを全面刷新
新型では、剛性の高い軽量アルミフレームが採用された。さらに、カーボンファイバー製のエンジンフードや、取り外し可能なルーフパネルなどの軽量素材と最先端の製造技術によって、前後50:50の重量配分を実現。世界トップレベルのパワーウェイトレシオとなった。
ドライバーモードセレクターが採用されたこともトピックだ。ドライバーの好みや運転状況にあわせて「ウェザー」「エコ」「ツアー」「スポーツ」「トラック」の5モードが選択。シフトレバー横のダイアルで簡単に操作できる。
モードの変化に応じて、ステアリングやトラクションコントロールなど12種類の要素がオートで変化。メータークラスターの表示なども自動的に変更される。
歴代のDNAを継いだ機能的かつエレガントなエクステリア
ル・マンで培われたエアロダイナミクスがフィードバックされたエクステリアは非常に機能的。新しいグリルやラジエーター、ボンネットベントが採用され、高速走行時におけるステアリングのレスポンスが向上した。
また、60年間受け継がれてきた伝統的なデザインを踏襲しつつ、エレガントさも強調されている。HIDヘッドランプや2灯式テールランプなどの特徴的なライトによって夜間でもその存在感が強くアピールされる。
インテリアでは、シートフレームに軽くて剛性も高いマグネシウムが採用され、スポーツ走行時でも、しっかり体をサポートしてくれる。さらに、ダイレクトな操作感を楽しめる小径ステアリングによって車との一体感が増している。
ディテールにもこだわりが見られる。アルミやカーボンなどの高品質な素材が随所に用いられ、シートやステアリングのステッチは緻密で丁寧なハンドメイドとなっている。
クーペとコンバーチブルをラインナップ
エンジンは、先端技術の粋を集めた新型6.2L V8OHVを採用。最高出力は、クーペ/コンバーチブル用は460ps、クーペZ51(ズィーフィフティーワン)/コンバーチブルZ51用は466psとなる。
エンジンには、アクティブ・フューエル・マネージメントという気筒休止システムが採用された。これによって、加速中はV8エンジンとして、クルージング時はV4として機能する。前述の「エコ」モードでは急加速しない限り、基本的にV4状態で走行する。ちなみに組み合わされるミッションは6ATと7MTとなる。
価格は、7MTのコルベットクーペの918万2000円から、6ATのコンバーチブルZ51の1159万円まで。発売はクーペ/クーペZ51が2014年4月12日から、コンバーチブル/コンバーチブルZ51は同年5月24日からとなる。
グレード | クーペ | クーペZ51 |
駆動方式 | FR | |
トランスミッション | 7MT | 6AT |
全長×全幅×全高(mm) | 4495×1880×1230 | |
ホイールベース(mm) | 2710 | |
車両重量(kg) | 1580 | |
乗車定員(人) | 2 | |
エンジン種類 | V8OHV | |
総排気量(cc) | 6153 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 339(460)/ - | 343(466)/ - |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 624(63.6)/ - | 630(64.2)/ - |
JC08モード燃費(km/L) | - | |
ガソリン種類/容量(L) | - / - | |
車両本体価格(万円) | 918.2 | 1099.0 |