フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ | ニューモデル速報

フォルクスワーゲンの最新のアイコンともいえる、ザ・ビートルにオープンカーモデルであるザ・ビートル・カブリオレが追加された。ベース車の魅力はそのままに、おしゃれな雰囲気と爽快なドライブが楽しめるモデルだ

ザ・ビートルに追加されたカブリオレ

いつでもオープンにできる電動ソフトトップ

エクステリアは、ベースであるザ・ビートルがもつ独特な柔らかいフォルムを生かしたデザインとなった。カブリオレならではの装備としてはリアスポイラーの採用があげられる。10スポークの16インチアルミホイールとの相乗効果で、サイドおよびリアはスポーティかつエレガントなデザインとなった。

インテリアは、ザ・ビートル同様に、インパネ、フロントドア、リアトリム上部にボディ同色のパネルを用いることで、明るくポップな雰囲気となった。シートはレザーで、フロントシートにはシートヒーターが装備される。また、先代モデルにあたるニュービートルカブリオレ比で+12%にあたる225Lのラゲージスペースを実現。さらに、先代モデルでは固定式だったリアシートが分割可倒式となり、長尺物の搭載も可能となった。

オープン化に際し、万一の装備も万全

オープン化に際し安全装備も追加されている。横滑り防止装置のESPやABSはもちろん、運転席と助手席にむち打ち低減ヘッドレストを標準装備。運転席と助手席のフロントエアバッグに加え、頭部保護機能付きサイドエアバッグ(左右)が採用され、計4つのエアバッグが備えられている。さらに、車体の傾斜角度が一定の範囲を超えセンサーが横転の危険を感知すると、リアシートヘッドレストの背後に内蔵された2本のロールオーバーバーが飛び出す「ロールオーバープロテクションシステム」を搭載。エアバッグの制御システムと連携して、車両転覆時における乗員の安全を確保してくれる。

他にも、純正ナビゲーションシステムの712SDCWを標準装備しており、ITSスポット対応のDSRC車載機やオンラインの交通情報探索機能などを利用し、その時々の状況に沿ったリアルタイムなルート案内を利用することが可能。購入から2年間は、地図更新も無償で受けられる。さらに、iPhoneを接続してニュースや天気予報、SNSの情報が閲覧できるエンターテインメント機能も備えられている。

パワートレインはベースモデル同様、モノグレード展開

パワートレインはザ・ビートルと同じ。動力性能と環境性能を両立した1.2LのTSIエンジンとツインクラッチ式の7速DSGミッションとの組み合わせ。JC08モード燃費は17.6km/Lを実現し75%の減税対象となる。

モノグレード展開で価格は375万円となる。

ザ・ビートルの柔らかなフォルムを生かしながらオープン化を実現

ザ・ビートルの柔らかなフォルムを生かしながらオープン化を実現

明るくポップな印象のインテリア

明るくポップな印象のインテリア

エアバッグやロールオーバーバーにより万一のときも安心

エアバッグやロールオーバーバーにより万一のときも安心

幌を閉じた状態もスタイリッシュ

幌を閉じた状態もスタイリッシュ

グレード ザ・ビートル・カブリオレ
駆動方式 FF
トランスミッション 7AT
全長×全幅×全高(mm) 4270×1815×1485
ホイールベース(mm) 2535
車両重量(kg) 1380
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直4SOHC+ターボ
総排気量(cc) 1197
最高出力[kW(ps)rpm] 77(105)/5000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 175(17.8)/1500-4100
JC08モード燃費(km/L) 17.6
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/55
車両本体価格(万円) 375
■発表日:平成25年3月25日 ■取り扱い:フォルクスワーゲン正規ディーラー