【2022年9月】カーセンサーnetでよくチェックされた中古車トップ10はコレだ!
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / 日産 / ホンダ / 三菱 / ハッチバック / ミニバン / SUV / 軽自動車 / ハイブリッドカー / 貨物自動車 / ノート / プリウス / ハイエースバン / デリカD:5 / アルファード / ヴォクシー / アクア / N-BOX / 竹井あきら
2022/10/09
カーセンサーを見ている人はどんな車をチェックしている?
カーセンサーだけがもっている膨大なデータを基にしたモデルランキング。
この記事では、2022年9月に閲覧数の多かった上位10モデルをピックアップ。各車種について簡単に紹介する。
第1位|トヨタ ハイエースバン(現行型)
(2004年8月~生産中)
大容量のビジネスパートナーとして開発された、日本の定番商用バン。
また、その大容量の荷室を生かして自転車やサーフボードを積んだり、車中泊を楽しむなど趣味のトランスポーターとしても支持されている。
ボディ長はロング/スーパーロング、ボディ幅はワイド/スーパーワイド、ルーフ形状は標準/ハイルーフ、フロア形状は標準/ジャストロー、5ドア/4ドア、2~9人の乗車定員、2WD/4WD、ガソリン車/ディーゼル車と、豊富なバリエーションを誇る。
2017年12月以降は衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」が標準装備される。
一番人気は装備が充実した最上級グレード「スーパーGL」。
キャンピングカー仕様やローダウン仕様など、様々なカスタムが施された個体も流通している。
新車同等からそれ以上にもなる高値傾向で、現行型モデル全体の流通量は約4000台、平均価格は約290万円となっている。
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トヨタ ハイエースバン(現行型)×全国第2位|ホンダ N-BOX(現行型)
(2017年9月~生産中)
ミニバン的な広さと使い勝手が自慢の軽トールワゴン。
初のフルモデルチェンジを受けて2017年に登場した2代目は、初代のイメージを引き継ぎながら、ヘッドライトをフルLED化するなどシンプルかつ洗練された外観デザインになった。
グレード名に「EX」と付く570mmの助手席ロングスライド機構を備えるスーパースライドシート仕様、ベンチシート仕様、また初代では「N-BOX+」として好評だったスロープ仕様の3タイプが用意される。
先進安全運転システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車標準装備していて、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロールが含まれるのもうれしいポイントだ。
ベストセラーモデルだけあって中古車掲載台数は約9700台とたっぷり。そのうち半数以上をエアロ装備した上級グレード「カスタム」が占める。中古車平均価格は150万円弱となっている。
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ホンダ N-BOX(現行型)×全国第3位|トヨタ アルファード(現行型)
(2015年1月~生産中)
2015年のフルモデルチェンジの際には「大空間高級サルーン」を名乗って登場した、トヨタのフラッグシップミニバンの3代目。
ちょっとこわもての兄弟車、ヴェルファイアが「大胆・不敵」をテーマとするのに対し、こちらアルファードは「豪華・勇壮」がテーマとなる。
シートアレンジに工夫が凝らされたのも3代目のトピックで、「助手席スーパーロングスライドシート」は2列目まで移動でき、7人乗りの2列目「リラックスキャプテンシート」は1本の操作レバーで前後左右にスライド可能。
また、パワーオットマン付きの2列目シートを備える最上級のおもてなしグレード「エグゼクティブラウンジ」もラインナップされる。
7人乗りと8人乗り、2.5Lガソリン/3.5Lガソリン/2.5Lガソリン+モーターのハイブリッド、2WD/4WDが用意される。
掲載台数は約2400台、中古車平均価格は530万円強となっている。2.5Lガソリンエンジン車が中心で、3.5Lは約130台、ハイブリッドは約250台と少ない。
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トヨタ アルファード(現行型)×全国第4位|ホンダ N-BOX(初代)
(2011年12月~2017年8月)
近年の軽の主戦場であるスーパーハイトワゴン市場に、新設計のプラットフォームと新開発エンジンをひっさげてホンダが初参戦した渾身のモデル。デビューするやいなやベストセラーとなった。
ガソリンタンクを前席の下に置くセンタータンクレイアウトはじめ、工夫を凝らしたパッケージングによる広々した室内に、チップアップやダイブダウンが可能な後席「ウルトラシート」を採用。
640mmの開口幅が確保された両側スライドドアや、床面が低く開口部の大きなリアハッチで、ベビーカーやフルサイズの自転車の積み降ろしがしやすくなっている。
2013年12月には、シティブレーキアクティブシステムやサイドカーテンエアバッグシステムなどを含む「あんしんパッケージ」を新設定している。
中古車掲載台数は約6400台と豊富で、平均価格は84万円弱となっている。約半数がエアロを装着したドレスアップグレード「カスタム」。ターボ車は全体の2割程度だ。
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ホンダ N-BOX(初代)×全国第5位|日産 ノート(2代目)
(2012年9月~2020年11月)
取り回しがしやすく、立体駐車場に収まるサイズでありながら、広い居住空間を誇るコンパクトハッチバック。
20012年9月に発売された2代目は、高級モデルのティーダを吸収し、世界を見据えたグローバルモデルとなったこともあり、内外装ともにぐっと質感高くスタイリッシュになった。
室内の前後長は先代比145mm拡大し、大型セダン「ティアナ」に匹敵する室内空間を実現している。
1.2L自然吸気エンジンと新開発の1.2Lスーパーチャージャー付きエンジンが用意される。
2016年11月のマイナーチェンジでは内外装にお色直しが施されるとともに、1.2Lガソリンエンジンが発電し、その電気で駆動したモーターのみで走行するシリーズハイブリッドシステム「e-POWER(イーパワー)」搭載モデルが追加された。
中古車掲載台数は約6000台、中古車平均価格は約100万円で、そのうち半数弱を占める約2700台がe-POWER車だ。
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日産 ノート(2代目)×全国第6位|トヨタ アクア(初代)
(2011年12月~2021年6月)
トヨタの量産型ハイブリッドカー開発17年の知恵と技術を結集し、2011年12月にデビューしたハイブリッド専用コンパクトカーの初代モデル。2021年7月に2代目にバトンタッチするまで新車販売された。
取り回しのいいコンパクトな5ドアハッチバックボディに、2代目プリウス用のハイブリッドシステムをベースとした1.5Lガソリンエンジン+モーターを搭載。
マイナーチェンジを重ねるごとに燃費も向上し、デビュー時はJC08モードで35.4km/L、2013年12月にはハイブリッドシステムの改良により37.0km/L、2017年6月にはパワートレインの変更により38.0km/Lを達成し、随時クラス世界トップを更新している。
発売から1年と待たずにプリウスを抜いて登録車ベストセラーとなっただけあって中古車の流通量も豊富で、掲載台数は約5400台。平均価格は約97万円となっている。
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トヨタ アクア(初代)×全国第7位|トヨタ プリウス(現行型)
(2015年12月~生産中)
トヨタの新たな自動車づくりの取り組み「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の第1号車として、2015年12月に登場した4代目プリウス。
優れた環境性能はさらに磨かれ、最も燃費性能に優れたエントリーグレード「E」は、世界トップレベルのJC08モード燃費40.8km/Lを実現している。
2018年12月のマイナーチェンジでは、デビュー時かなりアグレッシブだったフロントフェイスが落ち着いたデザインになり、コネクテッドサービス用車載専用通信機器「DCM」と先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備化された。
中古車掲載台数は約2800台、平均価格は約200万円。新たに4WDが設定されたのもこの4代目のトピックだが、中古車市場での4WD車は流通量の1割程度となっている。
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トヨタ プリウス(現行型)×全国第8位|三菱 デリカD:5(現行型)
(2007年1月~生産中)
大径タイヤを履き、SUV並みの悪路走破性を誇る個性派ミニバン。
D:5のサブネームが表すとおり、デリカシリーズの5代目にあたる。
2019年2月にはディーゼルエンジン搭載車のフロントマスクを一新し、力強さと環境性能を高めたディーゼルターボエンジンや新開発の8ATを搭載、インテリアの上質感も高めるビッグマイナーチェンジが行われた。
また、2019年11月には予防安全技術「e-Assist」に誤発進抑制機能(前進時)が追加され、全グレードがサポカーSワイド該当となっている。
大型エアロでドレスアップしたグレード「ローデスト」、シートヒーターなどウインタースポーツにうれしい装備が充実した特別仕様車「シャモニー」、キャンプなど夏のアウトドアレジャーをイメージした特別仕様車「ジャスパー」が人気だ。
中古車掲載台数は約1600台、平均価格は約215万円。半数以上がディーゼルの4WD車なのもデリカらしい傾向だ。
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三菱 デリカD:5(現行型)×全国第9位|トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)
(2009年9月~生産中)
ランドクルーザーシリーズの末弟「プラド」の4代目は、2009年9月デビュー。
プラットフォームとパワートレインは従来型を踏襲しながら、「キネティックダイナミックサスペンションシステム」を搭載するなど発展させて“オン&オフ万能”を目指した。2列5人乗りと3列7人乗り仕様が用意される。
デビュー時は2.7L直4と4L V6のガソリンエンジンの搭載だったが、2015年6月には新開発の2.8Lディーゼルエンジン搭載モデルが追加され、4L V6ガソリンモデルは廃止された。2.7Lガソリン車については、トランスミッションを6段ATに多段化するとともに、エンジンを改良して燃費を向上させている。
2017年9月のマイナーチェンジでは内外装の意匠変更とともに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」や「ドライブスタートコントロール」が全車に標準装備された。
中古車掲載台数は約1200台。平均価格は500万円強と高値安定傾向で、プレミア価格の付いた高価格帯には、人気のランクル生誕70周年特別仕様車や未使用車が含まれる。
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トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)×全国第10位|日産 エクストレイル(3代目)
(2013年12月~2022年6月)
2013年12月、アウトドアレジャーで気兼ねなく使えるSUVというコンセプトを引き継ぎながら、丸みを帯びたシティ派デザインへとスタイリングを一新した3代目エクストレイル。
パワーユニットには新開発の2リッター直4直噴エンジンを採用し、2015年5月にはハイブリッドモデルも追加された。
FFと4WDが用意され、4WDには電子制御式四輪駆動システム「ALL MODE 4×4-i」を先代モデルから踏襲。加えて、「アクティブライドコントロール」「アクティブエンジンブレーキ」「コーナリングスタビリティアシスト」などの新機能が投入された。
3代目デビュー時に一部グレードに設定された、プリクラッシュブレーキや車線逸脱警報、踏み間違い衝突防止アシスト機能などを含む「エマージェンシーブレーキ パッケージ」は、2015年12月以降全車に標準装備となっている。
2017年6月のマイナーチェンジでは内外装ともにお色直しが施され、運転支援システム「プロパイロット」が新採用された。ハンズフリー機能付きの「リモコンオートバックドア」や「インテリジェントパーキングアシスト」が装備されるのもこれ以降となる。
中古車掲載台数は約3300台、平均価格は約190万円。4WD車が3分の2を占める。この3代目で新設定された3列7人乗り仕様は、約360台と少ない。
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日産 エクストレイル(3代目)×全国ライター
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。