▲若人よ、スポーツカーはどうか?

運転が「行為」ではなく「楽しみ」になる!

1月12日は、ご存じ「成人の日」。この記事を読んでくださっている方の中にも、今年成人を迎える方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、成人の日にちなみ、20歳前後の若者の皆様に乗っていただきたい車をご紹介いたします。

車は移動の手段ではありますが、車を運転するということは本来とても楽しいこと。その「運転」がより楽しめる車の代表格といえば、やはりスポーツカーでしょう。

もちろんスポーツカーは運転が楽しい反面、人数が乗れない、荷物が積めないといったデメリットもあります。それゆえ、配偶者や子供のいる方にとっては、なかなかハードルが高い存在です。

しかし、「だからこそ」若者の皆様に乗ってほしいのです。年齢を重ね家族が増えると、前述のとおり、スポーツカーをファミリーカーとするのはなかなか難しいかもしれません。しかし、結婚していない、ないし家族を乗せる機会が少ない既婚の方なら、多少不便であったとしても十分に実用的に使うことができるはず。

つまり、絶対ではありませんが、スポーツカーは今だからこそ無理なく楽しめる車なんです!

異なった種類のパワートレインを持つ、3モデルをピックアップ

そんなスポーツカーの中でも、オススメしたいのはホンダ インテグラタイプR(最終型) 、マツダ RX-8、ホンダ CR-Zの3台。それぞれ異なった種類のパワートレインを採用しており、いずれのモデルもユニークです。

インテグラタイプR(最終型)は直4エンジンの“白眉”2L i-VTECを搭載。2LのNA(自然吸気)エンジンながら、最高出力220psを発揮する高回転型で、アクセルを踏む度にその気持ちよさを味わえます。

また、スポーツカー=FR(後輪駆動)という考えは昔からありましたが、「FFでも十分楽しい」と多くの人に言わしめたのが初代のインテグラタイプR。その進化版である最終型では、FRと遜色ない走りを実現しています。

RX-8はかつて「マツダのアイデンティティ」だったロータリーエンジンを搭載。ロータリーならではの、フラットな吹け上がりが堪能できます。観音開きのリアドアを備え、一応4ドアなのもポイント。人の乗り降りや荷物の出し入れがしやすいのも魅力です。

CR-Zは1.5Lのi-VTECエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド・スポーツカー。走行モードが「SPORT」「NORMAL」「ECON」3種類から選ぶことができ、優れた走りと低燃費を両立しています。

▲インテグラタイプRには、ブレンボのブレーキキャリパーやレカロシートなど、スポーツカー好きにはたまらない装備が採用されています ▲インテグラタイプRには、ブレンボのブレーキキャリパーやレカロシートなど、スポーツカー好きにはたまらない装備が採用されています
▲ロータリエンジン「RENESIS(レネシス)」を搭載するRX-8。リアドアは観音開きが採用され、4ドアながらスポーツカーらしい美しいフォルムを実現しています
▲ロータリエンジン「RENESIS(レネシス)」を搭載するRX-8。リアドアは観音開きが採用され、4ドアながらスポーツカーらしい美しいフォルムを実現しています
▲1.5Lのi-VTECエンジンにモーターを組み合わせたCR-Z。10・15モード燃費で25.0km/L(CVT車)と、スポーツカーとは思えない低燃費です ▲1.5Lのi-VTECエンジンにモーターを組み合わせたCR-Z。10・15モード燃費で25.0km/L(CVT車)と、スポーツカーとは思えない低燃費です

インテグラタイプRはすでにプレミアム化の気配アリ?

中古車相場の動きは三車三様で、インテグラタイプRは上昇傾向ですが、RX-8は安定しており、CR-Zは下落傾向(2015年1月4日現在)。平均車両価格はインテグラタイプRが約117万円、RX-8が約81万円、CR-Zが約144万円です。

いずれも総額150万円以下でカーセンサーアフター保証対象車が購入圏内。RX-8なら総額50万円以下の物件も見つかりますし、2010年デビューと比較的高年式なCR-Zも110万円台から狙えます。インテグラタイプRは10年以上前に登場した車ながら高値で安定していますが、すでにカーセンサーnetには74台しか掲載されていないので、気に入った物件があったなら早めの行動をオススメします。

▼検索条件

ホンダ インテグラタイプR(最終型)&マツダ RX-8&ホンダ CR-Z×総額150万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります