「オープンカーをファミリーカーにする」という贅沢、始めませんか?
カテゴリー: 特選車
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2013/11/18
輸入オープンを普段使いするというセレブ体制。でも、じつはご予算250万円以下!
4座オープンのミニコンバーチブル。後席は狭いので大きなお子さんがいる家庭には不向きですが、そうでないならばコレも立派なファミリーカーです!
こちらは今や少々クラシカルに見える感じが、逆にステキなプジョー 306カブリオレ。ミニコンバーチブルと比べれば後席が比較的広い点も魅力です
電動リトラクタブルルーフを備えるクーペ・カブリオレであれば、静粛性や快適性はクーペとほぼ同じと考えてOKです。写真はプジョー308CC
こちらは編集部スタッフが所有していた初代M・ベンツSLK。総額90万円で買った中古車ですが、ルーフの故障や雨漏りは1回もありませんでしたよ!
ファミリーカーに固定屋根がなくても良いじゃない!
大家族にはさすがに不向きですが、そうでない家族構成でオシャレに気を遣っている方なら「輸入オープンをファミリーカーとして使う」というのもアリだと思います! 現在、冬を目前にして輸入オープンカーの相場が全体的に下落。アウディ TTロードスターやミニコンバーチブルなどのカーセンサーアフター保証車が、予算250万円で狙えます(2013年11月15日現在)。
ファミリーな人もそうでない人も普段使いする車を探すとなると、多くの方は無意識的に「固定屋根がある車の中から探す」と思います。それが間違いとは言いませんが、普段使いする車に屋根がなくたって良いじゃありませんか? いや本当に屋根が無いと問題がありますが、オープンカーというのは必要なときには布製または鉄製の屋根を閉めることができるのですから、問題はないはず。
そもそもオープンカーといっても大半の時間は屋根を閉めた状態で運行されるのが一般的ですから、正確には「必要なときには屋根を開けることができる」というのが、オープンカーなんです。「オープンカー=遊びグルマ」というのは既成概念にすぎません。
荷室と後席は若干狭いが格家族なら問題なし
もちろん、いくつかの制約はあります。まず、オープンカーは屋根を収納するスペースが必要なため、そうでない車よりもトランクルームが狭いのが一般的。同様の理由で、4シーターであっても後部座席は若干狭いかもしれません。それゆえ大家族には向かないのですが、小さなお子さんとご夫婦の3人家族には十分以上。仮に2シーターオープンであっても、ご夫婦だけなら特に不便は感じないはずです。
「音がうるさい」とか「雨漏りがする」という噂に関しても、さほど心配いりません。最近のオープンカーは布製のソフトトップであっても車内は比較的静かですし、鉄製のルーフが開閉する「クーペ・カブリオレ」であれば、固定屋根のクーペと静粛性はほとんど変わりません。雨漏りも、購入時にしっかり点検し、必要があれば納車前に修理あるいは交換しておけば、まずないと思われます。
「ファミリーカーでもオシャレでありたい」と思う方はぜひ!
「それでも何かと不便な感じがする……」と思う方もいるでしょう。それはもうそのとおりで、オープンカーというのは固定屋根を持つ車とガチで比較すれば、不便な部分はあります。
しかし、考えてもみてください。オシャレに「ちょっとしたやせ我慢」は付き物でしょう。女性であれば、ちょっと足が痛くてもヒールが高めのキレイな靴を履く。男性であれば、正直ちょっと寒いけど薄手のコートで街を歩く。それがオシャレの基本であり、そうでなければ「あったかくて安いから、冬は2980円のフリースを重ね着するのがいちばん!」みたいなことになってしまいます。
フリースの重ね着もいいでしょう。でも、もし「それはイヤだ! 車に関しても“フリースの重ね着”みたいなのはイヤだ!」とお思いなら、輸入オープンカーはあなたにとって最高の“外出着”になります。
ちょっとめずらしい輸入オープンに乗れば誰もが西海岸のセレブ、というのは言い過ぎですが、「屋根を開けて走る(こともできる)」というのは、一度体験し
てみればわかりますが本当に高貴で、何物にも替えがたい経験です。ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょう。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額250万円を超える場合があります