国産ミニバンとほぼ同予算で、あのボルボV70を手に入れる！
2013/10/14
「上質」「おしゃれ」「走って良し」の三拍子そろった輸入ワゴンを総額100万円台で！
ボルボV70のフロントビュー。最新世代の輸入車は顔つきがアグレッシブですが、07年登場の現行V70はシンプルというか落ち着いた感じが好印象
「シンプルモダン」という言葉がぴったりなV70のインパネ周辺。センターコンソールの微妙で絶妙な曲線が、いかにも北欧デザインと言えます
こちらも北欧のインテリアメーカーが作るソファを感じさせる、シンプルモダンな味わいの前後シート。サイズもたっぷりです（写真は2012年モデル）
このリアビューはもしかしたら好みの分かれるところかもしれませんが、少なくとも個性的ではあります。もちろんラゲージルームの容量も十分以上
金太郎飴のようなミニバンに飽きたら……
スーパーマーケットの巨大駐車場で、どれが自分の車か一瞬わからなくなる。……ファミリーカーとして国産ミニバンを使っているご夫婦であれば、誰でも一度は経験することでしょう。それが「ちょっと嫌だな」と思うなら、ボルボの現行V70に注目です。
ベースグレードでも車両価格500万円級だった人気のスウェーデン製ステーションワゴンが今、余裕で支払総額100万円台なのですから。
車名の頭に「V」が付く各種ボルボは、ご承知のとおりステーションワゴンのシリーズです。主なラインナップは「コンパクトなV50」と「やや小ぶりでスタイリッシュなV60」「アッパーミドルのV70」という3モデル。で、V70というのはその中核というか「ボルボワゴンの象徴」のような位置づけの車種です。
V70には、BMWのような「わかりやすいスポーティさ」みたいなものはありません。しかしその分、いかにも北欧らしい落ち着きと上質感が全体を覆っているのが特徴で、日照時間の短い（＝日差しへのあこがれが強い）北欧の人々が作っただけあって、キャビン内は明るさにあふれています。
IKEAの店内をご存じの方は、あの雰囲気を思い浮かべてみれば、おおむねV70の内装を理解したことになるでしょう。
ステーションワゴンこそ最強のファミリーカー
そして当然走りも、スピードレンジの高い欧州基準で作られていますから、日本の道で使うにはオーバークオリティ（過剰品質）といえるほどの安定感を常に感じ取ることができます。
このように「上質」「おしゃれ」「走って良し」という三拍子がそろっているわけですから、ボルボのステーションワゴンが日本でも大人気となったのはある意味必然です。要するにボルボのワゴンとは「豊かで好ましいライフスタイルの象徴」であり、その部分に関してだけは、中型サイズの国産ミニバンではなかなか太刀打ちできないのです。
「でも、ファミリーカーとしての使い勝手はミニバンが上じゃない？」という意見もあるでしょう。たしかにそうかもしれません。
でも、「常に7名乗車で荷室もギッチリ！」みたいな使い方をしている人でない限り、ステーションワゴンであっても十中八九、ファミリーカーとしての用は足せるものです。そして「ハンドリングの気持ち良さ」に関しては、一般的な国産ミニバンとボルボのどちらが上かは言うまでもないでしょう。
絶滅必至の（？）カーセンサーアフター保証付きはお早めに！
さて、そんなボルボV70は、前述のとおりベースグレードでも500万円級となる高級ステーションワゴンです。しかしデビュー当初の07年式、08年式あたりの物件は、じつは少々前から格安化していました。ステーションワゴンゆえに走行距離がかなり増えた個体と、アウトドアなどで荒っぽく使われていた個体が、結構な安値で売られていたのです。
しかし幸いなことに今、走行距離が少なめで、なおかつ「カーセンサーアフター保証」が付いているV70が何台か、カーセンサーnetに登場しています。例えばそのなかの1台は、07年式と最初期モデルではありますが、いまだ走行2万kmのワンオーナー禁煙車。それが、支払総額でわずか140万円です。
今後、ボルボV70のこういった物件は減少していくことが予想されますので、「所帯じみてないファミリーカー」をお探しのご夫婦は、冗談抜きで早めに検討されることをオススメします。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります
