謎の「オートパーラー」へ行ってきた! トースト自販機のコンビーフサンドがデリシャスだった
カテゴリー: ドライブ
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2014/09/19
そもそも「オートパーラー」って??
みなさんは「オートパーラー」をご存じだろうか? オートパーラーは、その名のとおり、車社会の発達が著しかった昭和期に「オート=自動車」で立ち寄る「パーラー=人々が集って、くつろぐ場所」として、幹線道路沿いに作られたレジャースポット。ゲームセンターや自販機コーナー、休憩所など様々な施設が併設され、地方ごとに独自の発達、変化を遂げている。いわゆるドライブインの一種で、似たような施設に「オートレストラン」があるがオートパーラーとの明確な線引きは難しく、「That’s オートパーラー」という定義は定かではないようだ。
現在はお目にかかることが少なくなった施設だが、一部地域ではパーラーはまだまだ元気だ。特に、多くの施設がいまだ営業している群馬県はもはや“聖地”と化しているという。そのことを筆者が編集担当たけだに伝えたところ、「え、オートパーラーって、普通にありますよね?」というポンコツ返答。聞けば、埼玉県の大動脈である国道17号線沿いにオートパーラーがあり、埼玉県出身のたけだにとっては、昔からなじみのある施設だとか。そして、なんとそこには“トーストの自販機”があるという。
無類のトースト好きの筆者はいてもたってもいられず編集たけだを誘って、現存するオートパーラーの中では都心から最も近いという「オートパーラー上尾」に向かった。