アウディ R8クーペ ▲「レースは技術の実験室である」をモットーに先鋭的な車作りをするアウディをquattroシステムをキーに大解剖! スポーツするアウディの魅力を余すことなく紹介する。

quattroを宿す、今選ぶべきアウディ

12月号のカーセンサーエッジはアウディ特集! といってもタダのアウディ特集ではない。

アウディといえば高級なセダンというようなイメージが映画などでも強いが、カーセンサーエッジでは「スポーツ×アウディ」をキーワードに総特集。

1980年代から進化を続ける独自の四輪駆動システム「quattro」は、これまでロードカーにおいて不向きであるという常識を覆し、高性能モデル=4WDという発想に先鞭をつけた事例だ。

今ではquattroはアウディの代名詞となり、ブランドの最も重要なアイデンティティだ。また、その先見性も日産 スカイラインGT-Rやブガッティ ヴェイロンなどを見れば明らかだ。

12月号では、来年40周年を迎えるquattroを宿すモデルたちから、今選ぶべきアウディを紹介する。

スポーツ×アウディを体現
初代R8クーペ

アウディ R8クーペアウディのフラグシップとなるスーパースポーツ、R8。初代はリアのデザインが魅力的かつ価格もスポーツカーとしては破格の値段!


今号の表紙を飾るのは初代R8クーペ。

アウディ初の市販スーパースポーツで、他のライバルブランドに先んじてミッドシップをいち早く4WD化したモデルだ。

4.2LのV8エンジンを搭載し、6速の2ペダルMTまたはMTを組み合わせる。もちろんquattroシステムも搭載しており、パワートレインの駆動力を余すことなく路面に伝達する。

なお、のちにV10自然吸気エンジンモデルも追加され、まさにスポーツ×アウディを地で行く車だ。

中古車相場はライバルブランドのスーパースポーツと比べて落ち着いており、初代であれば500万円代後半から狙うことができる。

2016年に全面改良となった2代目R8クーペはまだ価格が落ちておらず、1500万円程度が底値という状況。

とはいえ、3代目R8の登場も噂されているので、これから狙い目になってくるかもしれない。


画期的なスーパーカーとして登場したR8クーペ。ラグジュアリーな乗り心地と高性能のうたい文句は今やスーパーカーの常套的なうたい文句だ。

なぜ、アウディはここまで先見の明があったのか? quattroシステムの解説はもちろん、「レースは技術の実験室である」というモットーや、アウディの成り立ちから、その先進性を解き明かす。

表紙
文/編集部 写真/デレック槇島、アウディ

カーセンサーEDGE 12月号
アウディの“スポーツ”を狙え!

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