VTD-AWD/Variable Torque Distribution AWD|自動車なんでも用語集

VTD-AWD/Variable Torque Distribution AWD(ぶい・てぃー・でぃー・えー・だぶりゅー・でぃー/ばりあぶる・とるく・でぃすとりびゅーしょん・えー・だぶりゅー・でぃー)/[基本性能]

VTD-AWDは、Variable Torque Distribution AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)の略で、スバルが複数用意するAWDシステムのうちの一つ。

前後駆動力配分を前45:後55の後輪重視の不等配分としている点が特徴。さらにフルタイム4WDでありながら、路面状況やドライバーの運転操作など、走行状況の変化に応じて油圧多板クラッチを電子制御することにより、最適な駆動力配分を実現。配分の幅は44:55から55:45とそれほど大きくはないものの、走行安定性の確保だけでなく、スムーズな加速や回頭性の向上も図られている。

前述の通り、スバルは複数のAWDシステムを採用しているが、VTD-AWDはハイパワーモデルのAT車に搭載されるケースが多い。