リアスポイラー|自動車なんでも用語集'

リアスポイラー(りあ・すぽいらー)/[エクステリア]

ボディ後部に装着し、走行中の空気の流れを整流する空力パーツ(エアロパーツ)の一つ。

形状によりリアウイングとも呼ぶ。ミニバンやハッチバックなど独立したトランクをもたないボディ形状の車の場合、ルーフ後端にリアルーフスポイラーを装着する例もある。いずれにしても基本的にはダウンフォース(下向きの力)によって後輪の接地荷重を増し、安定させるものであり、空気抵抗自体を低減させるものではない。

もともと法定速度以内での効果は大きいものではなく、現在は車のボディ本体の空力性能が向上していることもあり、実際にはドレスアップ的な要素が大きい。車種によってはハイマウントストップランプを内蔵させている。