平成22年

度燃費基準|自動車なんでも用語集

平成22年度燃費基準(へいせい22ねんどねんぴきじゅん)/[スペック]

平成22年度燃費基準とは、1979年通産産業省(現在の経済産業省)によって制定された「エネルギー使用の合理化に関する法律」、通称、省エネ法の一環として、国土交通省が自動車の燃費の改善を推進するために作った燃費性能の基準である。

車両の重量ごとに定められた10・15モード燃費の数値がクリアできているかどうかで判断される。平成22年度燃費基準で見ていくと、例えば、最もボリュームゾーンと思われる車重1265~1515kgの車の場合、10・15モード燃費は13.0km/Lを超える車が低燃費車と認定されることになる。

そのような、優れた燃費性能をもつ車を一般消費者にわかりやすく識別できるよう作られたのが、車のリアガラスに貼られているおなじみのあのステッカーだ(写真)。また昨今、話題のエコカー減税とも密接に関係しており、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得し、なおかつ、「平成22年度燃費基準+25%、+20%、+15%」を達成することが減免の条件となっている。