ダウンヒルアシストコントロール|自動車なんでも用語集'

ダウンヒルアシスト(だうんひる・あしすと)/[ドライビング]

DAC(Downhill Assist Control)と略されることが多いブレーキ自動制御装置のこと。専用スイッチを押すことで、急な坂道を下りるときに自動的にブレーキ制御をしながら約5km/hといった一定の低速度を保つことができる。雪道や悪路など、滑りやすい路面の下り坂でもタイヤをロックさせることなく、安定した速度で下ることができるので、ドライバーはステアリング操作に集中するだけでOKだ。

2007年9月にモデルチェンジしたトヨタランドクルーザーではDACをさらに進化させ、急勾配の坂道はもちろん、砂地、ダート、岩石路、泥濘路など微妙なアクセルワークが必要とされるシーンでも、アクセルとブレーキを自動制御する「クロールコントロール」を初めて搭載した。