JAF(一般社団法人日本自動車連盟)奈良支部(支部長 菊池 攻)と奈良県は、10月8日「観光振興に関する協定」を締結しました。この協定により、奈良県内の観光振興とJAFの会員向けサービスについて相互に連携を強化し、双方の資源を有効活用して、県内へのドライブ観光客誘致、観光振興およびJAF会員へのサービス向上に資することを目的としています。



JAFでは、公共交通機関が乏しい地域への観光客誘致には、「クルマ」は欠かすことができない交通機関であり、会員であるドライバーを観光という側面で地域に誘導することが、地域の活性化につながると考えています。すでに現在、全国で344市町村と連携協定を結び、地域の皆様よりさまざまなコンテンツを提供いただいて、JAFの広報媒体であるJAFMate誌(約1200万部発行)やホームページで、魅力のある情報を発信し、ドライブ旅行を促進する取組みを続けています。

今回のような都道府県単位での協定は、関西では初めてであり、JAFでは宮城県、山形県に次いで全国3番目となる締結です。奈良県下では奈良市など8自治体と協定していますが、このたびの奈良県との協定により、県全体のPRが可能となります。同時に、県下でのJAF会員向け優待サービスの創出など、双方のスケールメリットを活かした活動を企画していきます。具体的には、市町村をまたがる広域のドライブプランのJAF会員向けへの紹介や、奈良県観光イベントとのタイアップ、奈良県文化施設の誘客企画などを予定しています。

今後、奈良県南部・東部エリアについて、ドライブ旅行を通じて、「地域振興」が加速するものと考えます。
荒井知事からは「車でしか行けない県の中南部にJAFが取組んでいる安全なドライブコースを情報発信し、車で楽しくドライブ、観光してもらいたい」と期待を寄せていただいています。
JAFはこれからも、自治体との連携を深め、地域の活性化につながるドライブ観光振興に取り組んでまいります。