ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は第88回ジュネーブモーターショーのハイライトとして電気駆動クロスオーバーユーティリティビークル(CUV)のコンセプトスタディモデル、「ミッションEクロスツーリスモ」のワールドプレミアを行います。ミッションEクロスツーリスモはポルシェによるオフロード仕様の華麗なスタディモデルで、イノベイティブなメーターディスプレイはタッチスクリーンと視線追跡システムによる操作を実現しています。全長4.95mで4輪駆動システムを搭載するミッションEクロスツーリスモは、800Vの急速充電ネットワークに対応し素早い充電を可能としています。
あわせて、ポルシェは383kW(520PS)を4リッターエンジンから発生する最もラジカルな高性能スポーツカー、ニュー911 GT3 RSを初公開いたします。


ミッションEクロスツーリスモ:ポルシェによる電気駆動のアスリート

ミッションEクロスツーリスモは、2つのパーマネントマネージメントシステムモーター(PSM)を備え、最高出力440kW(600PS)以上を発生します。0-100km/h加速は3.5秒以内、200km/hに到達するまでには要する時間は12秒以内です。さらにミッションEクロスツーリスモがその他の電気駆動自動車と大きく異なる点は、一切のパフォーマンスを失うことなく、このようなフル加速を幾度か連続して行うことができることです。

「スポーティーさとユニークなスタイルでの利便性を両立したミッションEクロスツーリスモは、我々がどのように電気駆動自動車を捉えているかを表しているモデルです。当然のことながら動力性能に優れ、充電に時間を要すこともありません。さらにその高いパフォーマンスは幾度も続けて発揮することが可能です」とポルシェAG社長のオリバー・ブルーメは語ります。ミッションEクロスツーリスモは2015年のフランクフルト モーターショーで披露されたミッションEをベースとしています。ミッションEの市販モデルは2019年にワールドプレミアとなる予定です。


モータースポーツへの明確な焦点:520PS自然給気エンジンを搭載したニュー911 GT3 RS

ポルシェは、自然吸気エンジンを搭載した最もパワフルな公道仕様のサーキットスポーツカー、911 GT3 RSをデビューさせます。総排気量4リッターの水平対向6気筒エンジンは最高出力383kW(520PS)を発生し、最高回転数は9,000rpmにおよびます。リアアクスルステアリングを備えたシャシーも妥協のない精度にチューニングされており、GTモデルの心臓部であるエンジン同様にモータースポーツに直接由来します。ニュー911 GT3 RSの0-100km/h加速は3.2秒で最高速度は312km/hに達します。


スイス市場:顧客は2017年にスポーツモデルへの好みを継続

ポルシェ スイスAGとそのロートクロイツ本社によるスイス国内の昨年の販売台数は3,621台でした。スイスでは、特にトップエンドのポルシェ モデルへの需要が高く、マカン GTSが最も人気を集めたポルシェ モデルでした。スポーツカーについても高性能なGTSモデルが人気を博しており、911カレラ4 GTSクーペとカブリオレ、ラジカルな911 GT3などが顧客を魅了しています。パナメーラについてはパフォーマンス志向のハイブリッドテクノロジーを搭載したモデルが好調です。