タイ. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第3戦(チャーン・インターナショナル・サーキット、タイ)の予選において、1’36”108で16番手となりました。

タイとカンボジアの国境付近に位置するチャーン・インターナショナル・サーキットにおけるGT300のコースレコードは1’33”507。Porsche Team KTRのドライバーであるアレックス・インペラトーリが昨年、地元タイのチームから911 GT3Rでエントリーした際に記録したタイムだ。

10時にスタートしたフリー走行ではコースレコードを保持するアレックスからコースイン。1コーナーの縁石など昨年からコースの一部に変更された箇所があるため、その確認をしながら数ラップをこなした後、山下健太に交代。その後も短いタイミングでピットインとドライバー交代を繰り返し、チームは予定されたプログラムを消化していった。

予選開始はタイ現地時間の15時。雨季のタイらしい湿気を多く含む暑さの中、ピット出口がオープンになると同時にコースインしたのは山下健太。自身にとって初めてスーパーGTにおける予選アタックは、未知のサーキットで担当することとなった。予選開始から10分弱となる頃、山下は1’36”117で4番手に入る。その後はライバルがタイムアップしていく中、なかなかベストを更新できないまま時計は進む。山下は最後のアタックでベストラップとなる1’36”108を記録するが16番手にとどまりQ2進出はならなかった。

山下健太のコメント:
「早いタイミングでコースインしたため、タイヤの一番美味しいところを使ってのアタック中、トラフィックに遭遇してしまいました。朝とはスプリングのセッティングを変えてトラクションが良くなったのでクルマ全体のバランスは問題無いところまで来ています。決勝レースでは上位を目指します」。

アレックス・インペラトーリのコメント:
「明日はもっと暑くなるという予報が出ているので、かなりタフなレースになるのは間違いありません。決勝では少しでも上位に行けるようチーム全体で努力します」。

スーパーGT GT300クラス第3戦(チャーン・インターナショナル・サーキット、タイ)の決勝は、6月21日(日)のタイ現地時間15時にスタートします。