三菱自動車は、本日、フィリピンの自動車産業育成政策「CARS Program(Comprehensive Automotive Resurgence Strategy Program)」へ参加する意向であることを表明しました。

今後、「CARS Program」への申請が承認された際には、MMPC(ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション:当社のフィリピンにおける生産・販売会社)が昨年1月より操業を開始した新工場(ラグーナ州サンタローザ市)において、2017年初めより『ミラージュ』および『ミラージュG4(アトラージュ)』の生産を開始し、現地生産を拡大していく予定です。
新たな車種の生産を開始する事に伴い、MMPCでは第一段階として、プレス工場新設を含む43億ペソ(約104億円)以上の投資を実行する計画であり、生産規模の増強に応じた更なる投資ならびに雇用拡大も進めてまいります。

同日マニラ市内で行われた記者会見の場で、益子修会長兼CEOは、「当社にとってフィリピンは、50年以上にわたり生産・販売事業を行っている最重要市場の一つです。新たな発展フェーズを前にしたフィリピン自動車産業に貢献できること、更にはフィリピン経済の成長にも寄与できることは、当社にとって大きな喜びです」と述べました。

【 MMPCの概要 】
設立:1963年2月
本社・工場所在地:フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローザ市(首都マニラから南東に約45km)
資本金:1,640百万ペソ
主な事業内容:三菱自動車の生産および販売
代表者:加藤 芳明(社長兼CEO)
株 主:三菱自動車工業株式会社 51%、双日株式会社 49%
新工場生産能力:5万台/年
新工場敷地面積:約21.4ヘクタール
販売車種:【フィリピン生産】   アドベンチャー、L300
【タイ生産】   ミラージュ、ミラージュG4(アトラージュ)、
モンテロスポーツ(パジェロスポーツ)、
L200/ストラーダ(トライトン)
【日本生産】:ランサーEX、ASX(RVR)、パジェロ