日産自動車のテレビCM「自動ブレーキ標準化矢沢篇」が「第10回 日テレCM大賞」を受賞
2016/02/01
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は1日、日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、社長:大久保好男)による「第10回 日テレCM大賞」にて、同社のテレビCM「自動ブレーキ標準化矢沢篇(2015年8月よりオンエア)」が、大賞作品に選ばれたと発表しました。
本賞は、日本テレビがテレビCMをひとつの文化と捉え、その担い手としてテレビCMの価値向上を目指し2006年に創設した広告賞です。大賞は、CMデータバンクによる好感度調査、視聴者からの好感度調査、Web調査の結果をもとに絞り込んだ最終ノミネート作品を選考会にて審議し、決定します*1。去る1月20日(水)に選考会が行われ、CMに対する一般視聴者の注目度、および企業のコミュニケーション活動への貢献度などの観点から、本作品が大賞として選ばれました。
選考対象となった「自動ブレーキ標準化矢沢篇」CMは、「やっちゃえNISSAN」をキーワードに、「技術で挑戦する日産」を前面に打ち出しています。そして、安全技術や自動運転の実用化に向けた先進的な取り組みを視聴者へ強く印象付ける、斬新な描写が好感度を牽引したことで、満場一致での大賞受賞となりました。
日産は、本年度はマーケティング活動の一環として、「挑戦」をテーマとし、同社の強みである技術に焦点をあてた、大々的なブランドコミュニケーションを8月より実施しています。
当社は、走行中のCO2の排出をゼロにする「ゼロ・エミッション」と、日産車が関わる交通事故の死亡・重傷者数をゼロにする「ゼロ・フェイタリティ」という2つの「ゼロ」の実現に向け、包括的な取り組みを進めています。
本コミュニケーションは、これらによって具現化された日産車の高い技術力をお客さまに認知・理解していただくことを狙いとしています。具体的には、2つの「ゼロ」を体現する技術を通じて「他がやらぬこと、自らが信じることを恐れず、世界に先駆けて世の中の流れを変えていくチャレンジャーでありたい」という日産の想いを発信する内容です。
受賞の対象となった「自動ブレーキ標準化矢沢篇」では、「ゼロ・フェイタリティ」を実現するための自動運転技術に焦点をあて、「自動運転の第一歩として、2015年に主要車種に自動ブレーキを標準化する」ことを宣言しました。
歌手の矢沢永吉さんが実際に車両に乗り、両手を離して走行する様子を流すことで、自動運転技術が近い将来の技術であることを表現しました。ナレーションや音楽を加えずに映像に集中してもらう手法によって、視聴者に驚きと、技術の凄さを伝える広告となりました。
当社は今後も、「挑戦」をテーマに、さまざまなメディアを通じて継続的にコミュニケーション活動を行っていきます。