Hondaの中国における二輪車生産・販売・開発の合弁会社である新大洲本田摩托有限公司 (本社:上海 総経理:小林 太郎)は、上海にて2014年9月30日10時00分(日本時間9月30日11時00分)に以下を発表しましたので、その内容をご案内致します。

Hondaの中国における二輪車生産・販売・開発の合弁会社である新大洲本田摩托有限公司(総経理:小林 太郎 以下:新大洲本田)は、生産効率向上および開発機能強化のために工場を移転することを決定し、江蘇省太倉市に土地を購入しました。
今回取得する土地は、現工場(上海市青浦区)から北西約40kmに位置し、敷地面積は26.6万m2です。

新工場は、2017年の1月に生産を開始する予定です。投資総額は114.2億円(1元=15.9円換算で7.2億元)を予定しています。
新工場はこれまで分散していた完成車工場・エンジン工場の生産部門を集約するレイアウトを採用します。生産の同期化、流動在庫の削減、先進の生産技術の採用により、生産体質のさらなる向上につなげます。

中国の二輪市場は2014年で約1,000万台を見込んでおり、世界最大市場のひとつとなっています。新大洲本田は国内市場に加え、全世界60ヵ国を超える国や地域に完成車および部品を供給しており、グローバル輸出拠点としての役割も担っています。
また今年8月には累計生産台数が1,000万台を突破、10月には「1,000万台突破記念イベント」も予定しています。

<新大洲本田摩托有限公司 概要>
設立 : 2001年10月
本社所在地 : 中国 上海市
資本金 : 1.3億ドル(1ドル=95円換算で約123.5億円)
出資比率 : 本田技研工業(株) 50%、新大洲ホールディングス(株) 50%
代表者 : 趙 序宏(董事長)、倉石誠司(副董事長)
事業内容 : 二輪車の開発・製造・販売
従業員数 : 約4,000人