マツダ CX-80(初代・現行型)▲多人数で乗車できる車を探しているなら、7人乗りや8人乗りと合わせて、6人乗りも検討したい。画像はマツダ CX-80(初代・現行型)

6人乗りの車の特徴を解説。ボディタイプ別にオススメ車種も紹介

多人数乗車ができる車といえば7人乗りや8人乗りの車種を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、選択肢は少ないながらも6人乗りの車種もあり、6人乗りならではの魅力が存在する。

そこで、当記事では6人乗りのメリット・デメリット、さらに7人乗りや8人乗りとの違いを解説。併せて、オススメの車種も紹介するので、ぜひ車選びの参考にしてほしい。
 

 
 

そもそも6人乗りの車とは? 特徴は?

6人乗りは3列シート車が基本で、シートレイアウトは2-2-2となる。一方で3-3という2列シート車も存在する点は、7人・8人乗りとの大きな違いだ。

設定されるのは、主にSUVとミニバン。しかし、商用バンやピックアップトラックにも用意されているのが6人乗りの特徴と言える。
 

キャデラック XT6(初代・現行型)▲6人乗りが設定されるのは個性な車種が多いのも魅力。画像は、キャデラック XT6(初代・現行型)
 

6人乗りの車を選ぶメリット

6人乗り最大のメリットは、やはり多人数乗車が可能なこと。そもそも6人以上が乗れる車種は少ないため、7人乗りや8人乗りを検討するなら、合わせて車選びの選択肢に加えたい。

他にもメリットはあるが、6人乗りは採用するボディタイプが多様なため、一概には言えない。そのため「SUV/ミニバン/バン/その他」の4つに分類して、それぞれのメリットを解説していく。なお、各ボディタイプがもつメリットは、6人乗りでなくても当てはまるので、説明を省く。

6人乗りSUVのメリット
6人乗りSUVはアッパーミドルサイズ以上に設定されるため、室内が広い。さらに2列目がキャプテンシートとなるため、ゆったりと座れ、ロングドライブでも疲れにくい。肘掛けや充電ポートなど装備も充実している傾向にある。

また、キャプテンシートの仕様によっては2列目がウォークスルーなことも。3列目の乗り降りがしやすく、荷物も取り出しやすくなるのが長所だ。
 

BMW X7(初代・現行型)▲6人乗りSUVは新しく、ラグジュアリーな車種が多いのも特徴だ。画像はBMW X7(初代・現行型)

6人乗りミニバンのメリット
6人乗りミニバンは、ボディがコンパクトとラージの両極端。ただ、どちらも室内の居住性を高めることを目的とした設定と言える。基本的に2列目をキャプテンシート、ラージなら3列目も3名掛けでなく2名掛けを採用することで、座り心地がよくなっている。

また、コンパクトサイズを選べること自体がそもそも利点のひとつ。広々とした室内と取り回しの良さを両立しているからだ。一方で、ラージサイズの6人乗りはウルトラ・ラグジュアリー。想定される乗車人数が6名で、一人ひとりの快適性を最優先とするなら最適解となり得るだろう。
 

レクサス LM(初代・現行型)▲ラージサイズミニバンの6人乗りはVIPの送迎を想定した車種となる。画像はレクサス LM(初代・現行型)

6人乗りバンのメリット
6人乗りバンは2列シート車で、レイアウトは3-3だ。バンの中でもプロユースを前提とした仕様なので、居住性よりも積載性を明確に優先している。荷物を大量に積めることが他にないメリットだ。

ボディは、乗用車の基準で言えばミドルサイズ以上。背は高いが、最もミニマムな仕様なら最近のミドルサイズSUV・ミニバンより全幅が狭い。一見すると運転しにくいそうに感じるが、慣れれば扱いやすいのもポイントだ。
 

日産 キャラバン(5代目・現行型)▲商用車は全長と全幅、全高が異なる複数の仕様が存在するが、6人乗りは大半の仕様に設定されている。画像は日産 キャラバン(5代目・現行型)

その他6人乗りのメリット
その他6人乗りにはピックアップトラックやトールワゴンなども該当する。ボディサイズは大小様々だが、共通するのはレイアウトが3-3の2列シート車が多いこと。

SUVやミニバンの6人乗りは「乗車人数を減らして居住性を高めた仕様」なのに対し、こちらは「乗車人数を増やして付加価値を付けた仕様」と言える。例えば、「3名家族でのキャンプで後席を倒してたっぷり荷物を積む」といった使い方ができるのが利点だ。
 

米国トヨタ タンドラ(2代目)▲6人乗りとしてもレアなので、「絶対に他の人と車はかぶりたくない!」という人には一案となる。画像は米国トヨタ タンドラ(2代目)
 

6人乗りの車を選ぶデメリット

6人乗り最大のデメリットは、設定する車種が少ないこと。5人乗りどころか、7人・8人乗りと比べても選択肢が限られている。自分の条件に合う車種を探すのが6人乗りだけだと難しいことが多いため、7人・8人乗りと合わせて検討するのがベターだ。

なお、6人乗りというより3列シート車全般のネックとして、2列シート車より荷室の使い勝手で不利となる点が挙げられる。3列目を格納すれば荷室を広く使えるものの、床面が凸凹したり、左右の張り出しが増えたりと、積載性ではマイナスとなる。
 

ホンダ フリード(3代目・現行型)▲3列目の格納方式によって荷室の使い勝手は大きく異なる。ミニバンなら床下格納式と跳ね上げ式、SUVなら前倒し式が主流だ。画像はホンダ フリード(3代目・現行型)
 

6人乗りと7人・8人乗りの比較

7人・8人乗りと合わせての検討が推奨する6人乗りだが、どういった違いがあるのか? 各仕様の特徴を比較しながら、それぞれ向いている人を紹介する。

6人乗りと7人・8人乗りとの違い
7人乗りはSUVとミニバンに設定。SUVの場合はシートレイアウトが2-3-2、ミニバンの場合はコンパクトなら2-3-2、ミドルサイズ以上なら2-2-3を採用。8人乗りはミドルサイズ以上のミニバンにしか設定されず、シートレイアウトは2-3-3となる。

6人乗りSUV・ミニバンは2-2-2を採用するため、7人・8人乗りのSUVとミニバンと比べて1人当たりの乗車スペースが広くなる。6人乗りは上級グレードに相当することが多いため、装備も充実する傾向にある。反面、キャプテンシートを採用するため、シートアレンジ数が少なくなり、車両価格も高くなりやすい。

なお、6人乗りと7人乗り、あるいは6人乗りと8人乗りを設定する車種はあるが、すべてを採用する車種は現時点では存在しない。
 

トヨタ グランエース(初代)▲6人乗りと8人乗りが設定されるのは希で、トヨタ グランエース(初代)のみとなる

各仕様が向いている人
どの仕様が向いているか車種によっては異なるが、仕様全体の傾向としては以下のとおり。こちらを参考にしてほしい。
 

6人乗り ・SUVでも居住性を求める人
・3列目の居住性を重視する人
・送迎用の豪華な車が欲しい人
・SUVとミニバン以外の多人数車を探している人
7人乗り ・居住性と使い勝手を両立したい人
・2列目が快適なミニバンを探している人
・多人数乗車できるSUVが欲しい人
8人乗り ・8人乗車する可能性がある人
・荷物をたくさん積みたい人
・ミドルサイズ以上のミニバンを安価に手に入れたい人
6人乗り ・SUVでも居住性を求める人
・3列目の居住性を重視する人
・送迎用の豪華な車が欲しい人
・SUVとミニバン以外の多人数車を探している人
7人乗り ・居住性と使い勝手を両立したい人
・2列目が快適なミニバンを探している人
・多人数乗車できるSUVが欲しい人
8人乗り ・8人乗車する可能性がある人
・荷物をたくさん積みたい人
・ミドルサイズ以上のミニバンを安価に手に入れたい人
 

オススメの6人乗りSUV6選

ここからは6人乗りのオススメ車種を紹介。まずは人気のSUVから6車種をチョイスした。
 

 

1.マツダ CX-80(初代・現行型)

マツダ CX-80(初代・現行型)▲2024年10月にデビューしたばかりの初代CX-80。匠塗装の第4弾となる「アーティザンレッドプレミアムメタリック」が採用されている

マツダのフラッグシップモデル。CX-8の後継モデルという位置づけの3列シートSUVだが、CX-8がFFベースだったのに対し、CX-80はFRベースとなる。

室内は2列目席に余裕をもたせた配置になっているのが特徴。座席の間にコンソールを設けたセパレートタイプのキャプテンシート、コンソールを廃して3列目へのウォークスルーを可能にしたキャプテンシート、3人掛けのベンチシートの3タイプが用意されている。ゆったり移動したい人にオススメなのは、コンソール付きのキャプテンシートだ。

3列目席も十分な広さを確保。身長170cm相当の人がゆとりをもって座れるように設計されている。荷室は3列目席使用時でもゴルフバッグやベビーカーが積載可能。2列目と3列目を格納すれば、サーフボードなどの長尺物も載せることができる。レジャーでガンガン使いたい人にもピッタリ!
 

マツダ CX-80(初代・現行型)▲3列目席にも前方、側方に開放感を感じることができるデザインを採用し、すべての席で居心よく移動できるようにした

パワーユニットは2.5Lガソリンエンジン+モーターのPHEV、3.3Lディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド、3.3Lディーゼルターボがラインナップされる。

デビューして間もないだけに、カーセンサー掲載台数は10台ちょっとと少なめ。ほとんどが6名乗りのディーゼル車の「XD Lパッケージ」だ。モデル全体の平均走行距離は約1000km。車両平均価格は約484万円で、総額470万円前後から狙うことができる。
 

▼検索条件

マツダ CX-80(初代・現行型) × 乗車定員6名×全国

【初代CX-80の注目データ】
ボディサイズ:全長4990mm×全幅1890mm×全高1705~1710mm
室内寸法:室内長2650mm×室内幅1550mm×室内高1211~1233mm
燃費(WLTCモード):12.9~19.2km/L
乗車定員:6~7名
パワーユニット:ディーゼルターボ/マイルドハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:2488~3283cc
エンジン最高出力:188~254ps
エンジン最大トルク:250~550N・m
モーター最高出力:16.3~175ps
モーター最大トルク:153~270N・m
駆動方式:FR/4WD
新車の車両価格帯:394.4万~712.3万円
中古車の車両価格帯:458万~635万円
 

 

2.BMW X7(初代・現行型)

BMW X7(初代・現行型)▲2019年6月に最上級SUVとして登場した初代X7。BMWを象徴するキドニーグリルは縦型に近い形状で押し出し感を強くしている

BMWの最上級ラグジュアリーSUV。全長が5mを超えて、全幅も2mという堂々としたボディで、室内も広大でゆとりをもって過ごせる。

乗車人数は2列目が3人掛けになる7人乗りと、独立した2つのコンフォートシートが設置される6人乗り(オプション設定)を用意。ラグジュアリーSUVらしい優雅さを味わいたいなら、オススメは6人乗りだ。

コンフォートシートは快適に座れるだけでなく、一方の背もたれを倒すだけで簡単に3列目席にアクセスできる。
 

BMW X7(初代・現行型)▲シートには厳選した牛革を使用したBMWインディビデュアルメリノ・レザーが標準装備になる

パワーユニットは当初3Lディーゼルターボと4.4Lガソリンターボを用意。2021年2月にディーゼルターボ、2022年11月にはガソリンターボがそれぞれマイルドハイブリッド化されている。

カーセンサー掲載台数は約120台で、そのうち約70台が6人乗りとなる。グレード別ではディーゼルターボのマイルドハイブリッド車である「xドライブ40d」系が半数近くを占める。モデル全体の平均走行距離は2万2000kmで、車両平均価格は約923万円。走行距離5万km以内の6人乗りは、マイルドハイブリッド化前のディーゼル車である「xドライブ35d」なら総額710万円前後から狙える。
 

▼検索条件

BMW X7(初代・現行型) ×乗車定員6名× 全国

【初代X7の注目データ】
ボディサイズ:全長5165~5170mm×全幅2000mm×全高1835mm
室内寸法:メーカー非公表
燃費(WLTCモード):7.5~12.4km/L
乗車定員:6~7名
パワーユニット:ガソリンターボ/ディーゼルターボ/マイルドハイブリッド(ガソリンターボ/ディーゼルターボ)
排気量:2992~4394cc
エンジン最高出力:265~530ps
エンジン最大トルク:620~750N・m
モーター最高出力:12ps
モーター最大トルク:200N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:1079万~1860万円
中古車の車両価格帯:598万~1490万円
 

 

3.キャデラック XT6(初代・現行型)

キャデラック XT6(初代・現行型)▲2019年12月に日本導入。キャデラックを象徴する縦に長い牙のようなデイタイムライニングライトが印象的

アメリカを代表するラグジュアリーブランドの3列シートSUV。ボディは全長5mを超えるサイズで、ルックスも威風堂々としている。内装ではセミアニリン仕上げのレザーなど素材にこだわり、質感も上々だ。

シート構成は2-2-2の6人乗りのみの設定となる。それぞれのシートが広々としているので、ゆとりをもって移動することが可能。2列目と3列目は電動スイッチで格納できる。荷室容量は6名乗車時で357Lを確保し、2列目3列目を格納すれば最大2228Lまで拡大できる。

パワーユニットは3Lガソリンエンジンで、最高出力314ps、最大トルク368N・mを発揮。駆動方式はFFベースのフルタイム4WDを採用し、状況に応じて制御を切り替えるドライブモードセレクターも装備している。
 

キャデラック XT6(初代・現行型)▲シートは本革なだけでなく、2列目にもシートヒーターが備わる

ラインナップはプラチナムのみのモノグレード。特別仕様車も「ナイトクルーズエディション」など3モデルしか設定されていない。なお、ハンドル位置はすべて左となっている。

カーセンサー掲載台数は約20台と少なめ。平均走行距離は1万4000km。車両平均価格は約724万円で、総額640万円前後から狙うことができる。
 

▼検索条件

キャデラック XT6(初代・現行型) × 全国

【初代XT6の注目データ】
ボディサイズ:全長5060mm×全幅1960mm×全高1775mm
室内寸法:メーカー非公表
燃費(WLTCモード):メーカー非公表
乗車定員:6名
パワーユニット:ガソリンエンジン
排気量:3649cc
エンジン最高出力:314ps
エンジン最大トルク:368N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:870万~1080万円
中古車の車両価格帯:618万~829.9万円
 

 

4.テスラ モデルX(初代・現行型)

テスラ モデルX(初代・現行型)▲特徴的なファルコンウイングドアには3つのセンサーを内蔵。障害物を検知すると開閉動作がストップする

2016年9月に日本導入された、テスラのプレミアムクロスオーバーEV。最大の特徴はリアのドア。一般的なヒンジ式ではなく、「ファルコンウイングドア」と名付けられた真上に開くタイプになる。

天井は広大なガラスルーフなので、開放感は抜群。荷室容量は最大2614Lが確保されている。フォーミュラカーのステアリングのような形状をしたヨークステアリングも特徴的だ。

現在新車販売されるグレードは、2列目が3名掛けで7人乗りの「モデル X」と、2列目が2人掛けで6人乗りの「モデルXプレイド」の2種類。3列目シートのスペースはそこまで広くないが、街中の移動なら大人でも苦にはならないはず。
 

テスラ モデルX(初代・現行型)▲3人掛けの2列目シートもセパレート式なので、中央席でもホールド感がある

2025年2月現在、カーセンサーで中古車の掲載は約40台。ただ、現行モデルは掲載されておらず、「ロングレンジ」や「パフォーマンス」など過去モデルのみとなっている。6名乗りは約20台で、いずれも走行距離5万km以内。価格は幅広く、総額450万円から総額1380万円までまばらだ。

なお、2019年までは「100D」などと記載されているが、「P」は高性能版、「100」はバッテリー容量、「D」はデュアルモーターを示す。年式の古い中古車をターゲットとするなら、覚えておこう。
 

▼検索条件

テスラ モデルX(初代・現行型) ×乗車定員6名×全国

【初代モデルXの注目データ】
ボディサイズ:全長5057mm×全幅1999mm×全高1680~1740mm(設定で変更可能 ※最新モデル)
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:6~7名(最新モデル。過去モデルは5名乗りも設定)
パワーユニット:モーター
モーター最高出力:670~1020ps(最新モデル)
駆動方式:2WD/4WD(過去モデル含む)
新車の車両価格帯:1266.9万~1566.9万円(最新モデル)
中古車の車両価格帯:375万~1365万円(過去モデル含む)
 

 

5.マツダ CX-8(初代)

マツダ CX-8(初代)▲2017年9月から2024年3月まで生産。画像は2022年11月に登場した特別仕様車の「グランドジャーニー」

コスパを追求するなら絶版車に目を向けるのもアリだろう。初代CX-8はかつてのフラッグシップSUV。かつて数種類のミニバンを生産していたマツダが、SUV中心のラインナップに転換し、ミニバンに変わる3列シート車として登場した。

ミニバンに乗っていた人を取り込むことを想定しているだけに、ヒンジ式ドアでも3列目へのアクセス性は良好。3列目の広さも窮屈さを感じずに移動できるスペースが確保された。

乗車人数は2-2-2の6人乗りと、2-3-2の7人乗りラインナップ。オススメは2列目にゆったり座ることができる6人乗り。7人で移動する機会がないのであればこちらを選んで間違いなしだ。
 

マツダ CX-8(初代)▲3列目席は身長170cmの人がゆったり乗れるスペースを確保。2列目は大柄な人でもゆったりできる

パワーユニットは2.2Lディーゼルターボと、2.5Lガソリンエンジン、2.5Lガソリンターボをラインナップ。高速走行時や滑りやすい路面でも安定した車両挙動を実現するG-ベクタリングプラスは全グレードに標準装備されている。

カーセンサー掲載台数は約1900台で、8割強がディーゼル車。6名乗りは約1045台で半数以上だ。モデル全体の平均走行距離は約4万3000km で、車両平均価格は約290万円。走行距離にこだわらなければ総額150万円前後、5万km以内の物件なら総額200万円前後から探すことができる。
 

▼検索条件

マツダ CX-8(初代) × 乗車定員6名×全国

【初代CX-8の注目データ】
ボディサイズ:全長4900~4925mm×全幅1840~1845mm×全高1730mm
室内寸法:室内長2690mm×室内幅1540mm×室内高1250mm
燃費(WLTCモード):11.6~15.8km/L
乗車定員:6~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ガソリンターボ/ディーゼルターボ
排気量:2188~2488cc
エンジン最高出力:190~230ps
エンジン最大トルク:252~450N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:289.4万~511万円
中古車の車両価格帯:133.9万~480.6万円
 

 

6.レクサス RX(4代目)

レクサス RX(4代目)▲2015年10月から2022年10月まで生産されていた4代目RX(国内では2代目) 。3列シート車はリアのドアから後ろが2列シート車よりも長くなっている

レクサスのミドルサイズSUV である4代目RXにも、6人乗りが設定されている。デビュー当初は2列シート5人乗りのみの設定だったが、2017年12月に3列シート車が追加。ホイールベースは2列シート車と共通だが、全長を110mm延長し、3列目を搭載した。

6人乗りはハイブリッドのRX450hがベースで、グレード名はRX450hL。元々が上級グレードであるため、シートは本革を採用している。3列目席へのアクセスを良くするために、2列目席にワンタッチで前に倒れる仕組みが取り入れられている。

そして2019年8月のマイナーチェンジで、2列目キャプテンシートがオプション設定。この仕様が6人乗りとなる。3列目は広いわけではないので、常時6人で乗るのではなく、例えば「車2台でキャンプなどに遊びに行って、現地では1台で動く」みたいな使い方が適しているだろう。
 

レクサス RX(4代目)▲写真は7人乗り。2列目中央席が短いのがわかる。6人乗りは2列目がキャプテンシートになる

RX450hLのパワーユニットは3.5Lガソリンエンジンのハイブリッド。パワー的にはフル乗車でも余裕ある走りを味わえる。

カーセンサー掲載台数は約850台だが、3列シート車は約50台と少なめ。中でも6人乗りは十数台と希少となっている。モデル全体の平均走行距離は5万3000km、車両平均価格は432万円。総額400万円以下で狙える物件もあるが数は少なく、6名乗りの場合は総額500万円台が予算の目安となる
 

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レクサス RX(4代目) × 乗車定員6名×全国

【4代目RXの注目データ】
ボディサイズ:全長4890~5000mm×全幅1895mm×全高1710~1725mm
室内寸法:室内長2095~2630mm×室内幅1590mm×室内高1200mm
燃費(WLTCモード):10.4~15.6km/L
乗車定員:5~7名
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1998~3456cc
エンジン最高出力:238~262ps
エンジン最大トルク:335~350N・m
モーター最高出力:前167ps/後68ps
モーター最大トルク:前335N・m /後139N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:495万~877万円
中古車の車両価格帯:229.8万~708.8万円
 

 

オススメの6人乗りミニバン・MPV6選

次にファミリーユースに向いたミニバンをピックアップした。ここではミニバンおよびトールワゴンに近いカテゴリーである欧州車のMPV(マルチ・パーパス・ビークル)も含めて紹介。王道コンパクトミニバンから超個性派MPVまで6車種を選出した。
 

 

1.ホンダ フリード(3代目・現行型)

ホンダ フリード(3代目・現行型)▲シンプルで透明感のあるエアーのエクステリア。クロスターはブラックのフロントバンパーやサイドシルガーニッシュなどでアウトドアテイストが盛り込まれている

2024年6月にフルモデルチェンジした3代目フリードは、「2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー」にも輝いた実力派だ。2代目までは2列シート車には「スパイク」「プラス」というサブネームが使われていたが、3代目はフリードに統合。そのため、3代目では2列シート車の5人乗りと、3列シート車の6人乗りと7人乗りが用意されている。

7人乗りは2列目が3人掛けのベンチシートだが、6人乗りは2列目がキャプテンシート。2列目にゆったり座って移動したいのであれば、6人乗りが向いている。また、6人乗りは1列目から3列目までのウォークスルーが可能なのも利点だ。

スタイルは透明感のある「エアー」と、クロスオーバースタイルの「クロスター」をラインナップ。エアーは全幅が1695mmで5ナンバーだが、クロスターは前後にフェンダーアーチが付く関係で全幅が1720mmで3ナンバーとなる。
 

ホンダ フリード(3代目・現行型)▲コンパクトでありながら3列目に大人がしっかり座れるだけのスペースを確保。3列目はシートが少し高く設定されているので視界も良好だ

パワーユニットは、1.5Lガソリンエンジンと出力の異なる1.5Lガソリンエンジンと組み合わせたハイブリッドの「e:HEV」の2種類。いずれにもFFと4WDが設定される。

カーセンサー掲載台数は約580台で、450台近くが6人乗り。モデル全体の平均走行距離は約220kmで、車両平均価格は約271万円。6人乗りエアーの登録済未使用車が総額240万円、6人乗りクロスターの登録済未使用車が総額280万円から探すことができる。
 

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ホンダ フリード(3代目・現行型) × 乗車定員6名×全国

【3代目フリードの注目データ】
ボディサイズ:全長4310mm×全幅1695~1720mm×全高1755~1780mm
室内寸法:室内長1935~2645mm×室内幅1470mm×室内高1190~1280mm
燃費(WLTCモード):14.4~26.0km/L
乗車定員:4~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:106~118ps
エンジン最大トルク:127~142N・m
モーター最高出力:123ps
モーター最大トルク:253N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:250.8万~360.3万円
中古車の車両価格帯:219.8万~399万円
 

 

2.レクサス LM(初代・現行型)

レクサス LM(2代目・現行型)▲キャビンの広さを感じさせるサイドシルエットが印象的。フロントはグリルがだんだんとボディに溶け込むスピンドルボディを採用

アルファード/ヴェルファイアとプラットフォームを共用するレクサスのラグジュアリーミニバン。2023年10月に発表された時は、広い室内を4人乗りで使うショーファードリブンとして登場したが、2024年5月に2-2-2の6人乗りである「バージョンL」が追加設定された。

6人乗りの2列目はオットマンとランバーサポートが付いた4ウェイパワーシートを装備。大きなシートに包まれるように移動できるので、快適性は抜群。3列目も本革シートで、リクライニング機能が備わる。座面背もたれともに厚みがあるので、リラックスして移動することが可能だ。

乗員に快適な車内環境を提供する「リアクライメイトコンシェルジュ」は、エアコン/シートポジション/サンシェード/照明などを統合制御する機能。「ドリーム」「リラックス」「フォーカス」「エナジャイズ」という4種類のプリセットモードを用意し、快適な空間を提供してくれる。
 

レクサス LM(2代目・現行型)▲インテリアカラーは写真のソリスホワイトと、ブラックを用意

搭載するパワーユニットは、2.4Lガソリンターボのハイブリッド。駆動方式は4WDのみとなる。

カーセンサー掲載台数は約80台で、そのうち6人乗りは30台ほどだ。モデル全体の平均走行距離は約1800kmで、車両平均価格は約1793万円。6人乗りは総額1500万円以上がほとんどとなっており、プレミア価格になっている。条件に合う物件があって、一刻も早く手に入れたいなら、中古車での購入を検討するのもアリだ。
 

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レクサス LM(初代・現行型) × 乗車定員6名×全国

【初代レクサス LMの注目データ】
ボディサイズ:全長5125mm×全幅1890mm×全長1955mm
室内寸法:室内長2735~2965mm×室内幅1590~1655mm×室内高1365mm
燃費(WLTCモード):13.5~13.8km/L
乗車定員:5~6名
パワーユニット:ハイブリッド
排気量:2393cc
エンジン最高出力:275ps
エンジン最大トルク:460N・m
モーター最高出力:前87ps/後103ps
モーター最大トルク:前292N・m/後169N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:1500万~2000万円
中古車の車両価格帯:1529万~2450万円
 

 

3.トヨタ シエンタ(2代目)

トヨタ シエンタ(2代目)▲フリードと並ぶコンパクトミニバンの代表格であるシエンタ。2代目は2015年7月から2022年7月まで生産された

2代目シエンタには現行型の3代目には設定されていない6人乗りが用意されていた。基本は2列目が3人掛けベンチシートだが、中央を物置にして利便性を高めた2人掛けシートも設定。後者が6人乗りとなる。

3列目は決して広くはないが、大人が座れるサイズのシートを採用。後ろのシートになるにつれて座席のヒップポイントを高くすることで移動中の見晴らしを良くし、どの席でも快適に移動できるように工夫している。

スライドドアの乗り込み高さが低く設定されたことで、小さな子供でも楽に乗り降りできるよう配慮されている。また、個性的なデザインも魅力。トレッキングシューズをイメージしたアバンギャルドなデザインにまとめられている。
 

トヨタ シエンタ(2代目)▲2列目を広めに設計して、足元のゆとりを確保。スライドドアも大きく、乗り降りがしやすい

パワーユニットは2種類。1.5Lガソリンエンジンと、出力の異なる1.5Lガソリンエンジンと組み合わせたハイブリッドが用意されている。ただ、3代目とは異なり、ハイブリッドの4WD車は用意されていないので注意が必要だ。

カーセンサー掲載台数は約3550台。6人乗りは約440台と7人乗りと比べると少ないが、十分な数が掲載されている。モデル全体の平均走行距離は約4万9000kmで、車両平均価格は約155万円。走行距離5万km以内の物件が総額100万円以下でも見つかるが、6人乗りなら総額120万円前後から検討できる。
 

▼検索条件

トヨタ シエンタ(2代目) × 乗車定員6名×全国

【2代目シエンタの注目データ】
ボディサイズ:全長4335~4260mm×全幅1695mm×全高1675~1695mm
室内寸法:室内長1850~2535mm×室内幅1470~1490mm×室内高1280~1290mm
燃費(WLTCモード):13.1~22.8km/L
乗車定員:4~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:74~109ps
エンジン最大トルク:111~136N・m
モーター最高出力:61ps
モーター最大トルク:169N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:169万~264.6万円
中古車の車両価格帯:46.8万~280万円
 

 

4.ホンダ ジェイド(初代)

ホンダ ジェイド(初代)▲2015年2月から2020年7月まで生産された初代ジェイド。足元や床下の部品を徹底的に小型化し、3列シートを装備できる広さを確保している

コンパクトなボディに3列シートを搭載したジェイド。リアドアは一般的なヒンジ式で、ミニバンというよりも3列シート搭載グレードが設定されるステーションワゴンに近い。全高は1550mm以下なので、立体駐車場に入庫可能なのもポイントだ。

2列目はキャプテンシートを2脚備えた6人乗りで、後ろにスライドさせるとリアのホイールハウスを避けるように斜めに下がっていく。3列目席は左右独立して格納できるので、荷物や乗車人数に合わせてシートアレンジできる。

ただ、3列目席はミニマルなので、短距離移動の際のエマージェンシーシートと割り切りたい。2018年5月のマイナーチェンジでは2列シート5人乗りもラインナップに加わった。
 

ホンダ ジェイド(初代)▲運転席はセダンと同等のドライビングポジションを確保し、スポーティな走りを楽しめるようにした。後期型にはスポーティグレードのRSも設定される

パワーユニットは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類。ハイブリッドシステムは現在のe:HEVではなく、1世代前の「スポーツハイブリッドi-DCD」になる。

カーセンサー掲載台数は約130台で、そのうち約90台が6人乗りだ。モデル全体の平均走行距離は7万kmで、車両平均価格は約128万円。走行距離にこだわらなければ総額100万円以下の物件も見つかり、5万km以内に限定すれば総額130万円前後から探すことができる。
 

▼検索条件

ホンダ ジェイド(初代) × 乗車定員6名×全国

【初代ジェイドの注目データ】
ボディサイズ:全長4660mm×全幅1775mm×全高1530~1540mm
室内寸法:室内長2200~2850mm×室内幅1505mm×室内高1230mm
燃費(JC08モード):17.6~25.0km/L
乗車定員:5~6名
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:131~150ps
エンジン最大トルク:155~203N・m
モーター最高出力:29.5ps
モーター最大トルク:160N・m
駆動方式:FF
新車の車両価格帯:239.9万~314.6万円
中古車の車両価格帯:50.9万~229万円
 

 

5.トヨタ グランエース(初代)

トヨタ グランエース(初代)▲2019年12月から2024年11月まで生産された初代グランエース。優雅さと快適さを追求しているなら、悪くない選択肢だ

初代グランエースは全長が5mを大きく超える圧巻のボディサイズ。大きなボディで剛性を保つため、頑丈なラダーフレーム構造を採用しているのも特徴だ。

シートは3列6人乗りと4列8人乗りが用意されおり、6人乗りは上級グレードの「プレミアム」。同じトヨタのラージサイズミニバンであるアルファード/ヴェルファイアとの違いとして、グランエースは2列目だけでなく3列目にも「エグゼクティブパワーシート」が採用されている点が挙げられる。

同シートにはロングスライド機構や電動リクライニング、電動オットマンなどの快適装備が備わるので、3列目に座る人でも快適に移動できる。
 

トヨタ グランエース(初代)▲表皮巻きと本ステッチが施されたメーターフードが奢れられるなど、1列目もゴージャスな仕様になっている

パワーユニットは2.8Lディーゼルターボで、トランスミッションは6AT。駆動方式はFRになる。

特殊なモデルだけにカーセンサー掲載台数は少なめ。20台を少し超える程度で、6人乗りが8割を占める。モデル全体の平均走行距離は約3万4000kmで、車両平均価格は約634万円。走行距離5万km以内なら総額600万円前後、10万km以内なら総額500万円台でも探すことができる。
 

▼検索条件

トヨタ グランエース(初代) × 乗車定員6名×全国

【初代グランエースの注目データ】
ボディサイズ:全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mm
室内寸法:室内長3290~3365mm×室内幅1735mm×室内高1290mm
燃費(WLTCモード):10km/L
乗車定員:6~8名
パワーユニット:ディーゼルターボ
排気量:2754cc
エンジン最高出力:177ps
エンジン最大トルク:450N・m
駆動方式:FR
新車の車両価格帯:620万~672.1万円
中古車の車両価格帯:519.9万~1140万円
 

 

6.フィアット ムルティプラ(初代)

フィアット ムルティプラ(初代)▲2003年4月から2007年10月まで生産された初代ムルティプラ。全長は4mちょっとしかないのに、全幅は1.9m近い。不思議なスタイルは街中で目立つこと間違いなし

個性的な1台をお求めなら、ムルティプラに注目したい。2列シートのMPVで、1列目が3人、2列目が3人というシートレイアウトが採用されている。

面白いのはシートレイアウトだけでない。シートは単座独立式を採用しており、中央席でもゆったり座ることができる。各シートは背もたれを前に倒すとテーブルになる。そのため、乗車人数に合わせて快適な空間を作り上げることができるのだ。

1列目の中央席は少し後ろに下げられているので、ここに人が座っても運転の邪魔にならない。この席は子供にとって特等席になるはずだ。
 

フィアット ムルティプラ(初代)▲シート配列はよく考えられていて、乗る人みんなが快適に移動できる。日本には右ハンドルの5MTが導入された

デザインは2004年10月までの前期型と、2004年11月以降の後期型で、別の車ではないかと思うほど変えられている。後期型は当時の一般的なデザインが採用されているが、前期型は上中下と小さな丸型ライトが配置された奇抜なデザインだ。

個性的なデザインが刺さったなら乗る価値のあるモデルと言えるが、日本導入から20年も経っているため、カーセンサー掲載台数は10台ちょっと。平均走行距離も11万3000kmも延びている。総額100万円以下でも狙えるが、購入を検討する際はメンテナンス歴とパーツ供給などについて事前に調べることが鉄則だ。
 

▼検索条件

フィアット ムルティプラ(初代) × 全国

【初代ムルティプラの注目データ】
ボディサイズ:全長4005mm×全幅1875mm×全高1670~1680mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:6名
パワーユニット:ガソリンエンジン
排気量:1596cc
エンジン最高出力:103ps
エンジン最大トルク:145N・m
駆動方式:FF
新車の車両価格帯:262.4万~288万円
中古車の車両価格帯:25万~137.5万円
 

 

オススメの6人乗りバン・ピックアップトラック3選

バン・ピックアップトラックから3車種をオススメ。荷物を積むことがメインなら、コチラも視野に入れてみてほしい。
 

 

1.トヨタ ハイエースバン(5代目・現行型)

トヨタ ハイエースバン(5代目・現行型)▲2004年8月に登場した5代目ハイエースバン。人気は快適性を高めたスーパーGLで、6人乗りのDXは貨物車としての色合いが強い

趣味の道具をたくさん積んで出かけるためのトランスポーターや、キャンピングカー&車中泊車のベース車両として絶大な人気を誇るハイエースバン。もちろん車を仕事で使うプロからも支持されている。

個人ユースだと人気は快適性を高めたスーパーGLだが、スーパーGLは1列目席が運転席と助手席の2名になる。6人乗りは1列目に3人座れる「DX」系の2列シート仕様だ(他に1列3人乗りと3列9人乗りがある)。

ただ、6人乗れると言ってもDXは貨物用途なのでリアシートは簡易的。座面・背もたれともに小さくて薄い。ファミリーユースとしては向いておらず、荷物を積むための車と考えるのが基本。6人を乗せられる場合もごく短距離の移動に限るのが妥当だろう。
 

トヨタ ハイエースバン(5代目・現行型)▲商用車だけあって内装のデザインもシンプル。画像はスーパーGLの5人乗り

ボディは全幅が1695mmのナローボディと、全幅が1880mmのワイドボディを用意。ルーフも標準ルーフとハイルーフの2種類だ。ワイドボディは全長が5380mmのスーパーロングになる。

カーセンサー掲載台数は約3000台で、そのうち約510台が6人乗りだ。モデル全体の平均走行距離は約8万kmで、車両平均価格は約350万円。走行距離5万km以内の6人乗りなら総額180万円前後から狙えるが、10万kmを超えてもよいなら総額150万円以下でも購入圏内だ。
 

▼検索条件

トヨタ ハイエースバン(5代目・現行型) × 乗車定員6名×全国

【5代目ハイエースバンの注目データ】
ボディサイズ:全長4695~5380mm×全幅1695~1880mm×全高1970~2285mm
室内寸法:メーカー非公表
燃費(WLTCモード):6.2~12.6km/L
乗車定員:3~10名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:1998~2982cc
エンジン最高出力:109~160ps
エンジン最大トルク:182~300N・m
駆動式:FR/4WD
新車の車両価格帯:170.6万~548.4万円
中古車の車両価格帯:70万~1214万円
 

 

2.日産 キャラバン(5代目・現行型)/NV350キャラバン(初代)

日産 キャラバン(5代目・現行型)/NV350キャラバン(初代)▲ロングボディ・標準幅・標準ルーフは全長4695mm×全幅1695mm×全高1990mm。ワイド幅は全幅が1880mmになる

ハイエースバンと双璧をなす、もうひとつのワンボックスカーがキャラバンだ。現行型は2012年6月にNV350キャラバンとしてデビューし、2021年10月のマイナーチェンジでガソリン車が、2022年2月にディーゼル車がキャラバンに名称変更された。

キャラバンもハイエース同様に上級グレードは5人乗りで、6人乗りはEXとDXになる。これも貨物用途で1列目の中央席と2列目席は簡易的だ。

常時6人乗りを考えるとのではなく、基本は2人乗りで「いざというときには6人乗ることもできる」と割り切るのがベターだ。
 

日産 キャラバン(5代目・現行型)/NV350キャラバン(初代)▲6人乗りの1列目席には中央に簡易的な座席が付く。後席も簡易的なシートなので、基本は2人乗りと割り切ろう

ラインナップは標準仕様の他、オーテックが手がけたモデルや、アクティブな使い方を想定した「プロスタイル」、アウトドアでの仕様を想定した「マルチベッド」などを展開。乗車人数は5人になるが、キャラバンを便利に使いたいならこれらも要注目だ。

カーセンサー掲載台数は約1000台で、そのうち約280台が6人乗りだ。モデル全体の平均高距離はNV350キャラバンが約10万5000kmで、キャラバンが約8000km。車両平均価格は前者が約178万円で、後者が約413万円。NV350キャラバンで走行距離5万km以内の6人乗りが総額160万円前後から探すことができる。
 

▼検索条件

日産 キャラバン(5代目・現行型) ×乗車定員6名×全国

▼検索条件

日産 NV350キャラバン(初代) × 乗車定員6名×全国

【5代目キャラバン/初代NV350キャラバンの注目データ】
ボディサイズ:全長4695~5230mm×全幅1695~1880mm×全高1990~2285mm
室内寸法:メーカー非公表
燃費(WLTCモード):7.6~11.3km/L
乗車定員:3~10名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:1998~2488cc
エンジン最高出力:130~147ps
エンジン最大トルク:178~370N・m
駆動方式:FR/4WD
新車の車両価格帯:189.4万~714万円
中古車の車両価格帯:60万~1314万円
 

 

3.米国トヨタ タンドラ(2代目)

米国トヨタ タンドラ(2代目)▲2007年1月から2021年8月までアメリカで販売されていた2代目タンドラ。初代の控えめなデザインから一転して、ラグジュアリーなデザインが採用されている

トヨタの北米法人である米国トヨタが生産・販売するフルサイズのピックアップトラックがタンドラだ。アメリカは新車販売台数上位にピックアップトラックが並ぶトラック大国で、ラグジュアリー性を高めたモデルが多数販売されている。

タンドラは日本に正規輸入はされておらず、流通しているのは並行輸入車。旧型に当たる2代目までは6人乗りが設定されていた。人気のクルーマックスは約5810mmという全長を生かし、広いキャビンと大きな荷台が与えられている。

乗車人数は5人乗りと、1列目が3人掛けのベンチシートになる6人乗りを用意。ベンチシート仕様はシフトがコラムシフトになる。中央席は背もたれを倒してアームレストとして使うことも可能だ。
 

米国トヨタ タンドラ(2代目)▲クルーマックスの他、ダブルキャブ、ロングベッドがあるが、キャビンが一番広いのはクルーマックスになる

搭載エンジンは当初4.7Lと4.8L、5.7Lだったが、2010年に4.7Lが4.6Lに変更。その4.6Lも2020年に廃止された。日本に入っているのは5.7Lが中心だ。

カーセンサー掲載台数は約120台で、6人乗りは30台ほど。走行距離5万kmを超える物件が全体の半数以上で、5万km以内の物件だと価格幅は総額250万~1380万円と広め。2014年のビッグマイナーチェンジ以降の物件は、ほとんどが総額500万円以上となる。購入時は整備などのサポート体制をしっかりと確認しておくことが大切だ。
 

▼検索条件

米国トヨタ タンドラ(2代目) × 乗車定員6名×全国

【2代目タンドラの注目データ】
ボディサイズ:全長5329~6266mm×全幅2029mm×全高1920~1941mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:5~6名
パワーユニット:ガソリンエンジン
排気量:3955~5663cc
エンジン最高出力:249~386ps
エンジン最大トルク:380~544N・m
駆動方式:FR/4WD
中古車の車両価格帯:119万~1280万円
 

 

【最新】6人乗りの車人気ランキングTOP10

6人乗り設定がある人気車種TOP10を紹介する。直近1年のカーセンサー独自のデータを基にした最新中古車ランキングなので、ぜひ活用してほしい。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ハイエースバン 5代目・現行型
2位 ホンダ フリード 2代目
3位 トヨタ シエンタ 2代目
4位 日産 NV350キャラバン 初代
5位 レクサス RX 2代目
6位 マツダ CX-8 初代
7位 ホンダ フリード 初代
8位 ホンダ フリードハイブリッド 初代
9位 ホンダ フリード 3代目・現行型
10位 ホンダ ジェイド 初代
順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ハイエースバン 5代目・現行型
2位 ホンダ フリード 2代目
3位 トヨタ シエンタ 2代目
4位 日産 NV350キャラバン 初代
5位 レクサス RX 2代目
6位 マツダ CX-8 初代
7位 ホンダ フリード 初代
8位 ホンダ フリードハイブリッド 初代
9位 ホンダ フリード 3代目・現行型
10位 ホンダ ジェイド 初代
 

【Q&A】6人乗りの車に関するよくある質問

Q.中古の6人乗りを買って大丈夫?
A.中古車でも、きちんとメンテナンスされていれば問題ない。ただ、ボディタイプによって注意すべき箇所は異なる。SUVならアウトドアユースを想定し、ボディの下まわりをチェック。ミニバンなら、使用頻度が高いスライドドアに問題がないか確かめたい。また、バンはハードユーズが想定されるので、メンテナンス歴をきちんと確認すること。

また、年式の古い絶版車を検討する場合は、交換用のパーツが現在でも手に入るかは事前にリサーチしておこう。

Q.6人乗りはファミリーカーに向いている?
A.結論から言うと車種やライフスタイルによる。前述したとおり、6人乗りは選択肢が少ないため、7人・8人乗りと見比べながら車選びを進めるのが基本筋となる。

ただ、6人乗りには7人・8人乗りとは異なる絶妙なサイズや、室内が豪華絢爛な車種も存在する。ニーズに合えば素晴らしい選択肢となることは間違いないので、前向きに検討すると良いだろう。
 

※記事内の情報は2025年2月20日時点のものです。
 

文/綱島剛(DOCUMENT) 写真/篠原晃一、マツダ、トヨタ、ホンダ、日産、レクサス、BMW、テスラ、キャデラック、フィアット
綱島 剛

自動車ライター・編集

綱島 剛

編集プロダクションを経てカーセンサー編集部に所属。「日刊カーセンサー」のデスクを経て、2016年に独立した。現在は某住宅情報誌の副編集を務めながら、ライター・編集として車や住宅、防災など生活に関わる記事を制作。最近ではキャンピングカーに注目し、情報収集にいそしんでいる。

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