【2023年】ファミリーカーおすすめ30選|人気のミニバンや軽自動車、SUVを紹介!
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / 日産 / ホンダ / マツダ / スバル / スズキ / ダイハツ / メルセデス・ベンツ / BMW / フォルクスワーゲン / シトロエン / ハッチバック / ミニバン / ワンボックスカー / SUV / クロスオーバーSUV / 軽自動車 / 主婦向け / 大家族向け / 家族向け / オデッセイ / ステップワゴン / フィット / CX-8 / シャラン / シエンタ / XV / アルトラパン / ソリオ / ワゴンR / Vクラス / フリード / セレナ / エルグランド / エクストレイル / ノア / アルファード / エスティマ / アクア / スペーシア / N-WGN / ルーミー / 2シリーズグランツアラー / ヴェゼル / ハスラー / N-BOX / タント / ライズ / ベルランゴ / ヤリスクロス
2023/04/01
この記事では、ファミリーカー選びの選び方・ポイントを解説しつつ、軽自動車やミニバンなどに分けてオススメの車種を紹介する。
家族構成やライフスタイルに合った、自分にぴったりのファミリーカーを手に入れよう!
目次
- ファミリーカーとは?
- ファミリーカーの選び方・ポイント
- ボディタイプ別 ファミリーカーの特徴
- 【ファミリーカー「軽自動車」オススメ7選】
- 1.ホンダ N-BOX(2代目・現行型)
- 2.スズキ ハスラー(2代目・現行型)
- 3.ダイハツ タント(4代目・現行型)
- 4.スズキ アルトラパン(3代目・現行型)
- 5.スズキ スペーシア(2代目・現行型)
- 6.スズキ ワゴンR(6代目・現行型)
- 7.ホンダ N-WGN(2代目・現行型)
- 【ファミリーカー「コンパクトカー」オススメ4選】
- 1.トヨタ ルーミー(初代・現行型)
- 2.スズキ ソリオ(4代目・現行型)
- 3.トヨタ アクア(2代目・現行型)
- 4.ホンダ フィット(4代目・現行型)
- 【ファミリーカー「国産ミニバン」オススメ9選】
- 1.トヨタ シエンタ(3代目・現行型)
- 2.ホンダ フリード(2代目・現行型)
- 3.トヨタ ノア(4代目・現行型)
- 4.ホンダ ステップワゴン(6代目・現行型)
- 5.日産 セレナ(6代目・現行型)
- 6.トヨタ アルファード(3代目・現行型)
- 7.日産 エルグランド(3代目・現行型)
- 8.ホンダ オデッセイ(5代目・最終型)
- 9.トヨタ エスティマ(3代目・最終型)
- 【ファミリーカー「輸入ミニバン」オススメ4選】
- 1.BMW 2シリーズグランツアラー(初代・現行型)
- 2.フォルクスワーゲン シャラン(2代目・現行型)
- 3.シトロエン ベルランゴ(3代目・現行型)
- 4.メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目・現行型)
- 【ファミリーカー「SUV」オススメ6選】
- 1.トヨタ ライズ(初代・現行型)
- 2.トヨタ ヤリスクロス(初代・現行型)
- 3.ホンダ ヴェゼル(2代目・現行型)
- 4.日産 エクストレイル(4代目・現行型)
- 5.スバル XV(初代)
- 6.マツダ CX-8(初代・現行型)
- 【Q&A】ファミリーカー購入でよくある質問
ファミリーカーとは?
一般的にファミリーカーとは、家族が快適に移動できる車のことを指す。そのため、ミニバンなど家族で使うことを想定して作られた車だけでなく、家族全員が乗って快適に使えるような車もファミリーカーに当てはまる。
このように明確な定義があるわけではないが、人気なのは軽自動車やミニバン、コンパクトカー、近年だと家族でのアウトドアユースも念頭に置いたSUVもファミリーカーとして選ばれている。
ファミリーカーの選び方・ポイント
まずはファミリーカー選びの基準となる5つのポイントを解説しよう!
乗車人数はファミリーカー選びにおいて重要だ。家族全員が乗り込めるのはもちろん、近くに住む親族や子供の友達などを乗せるケースもあるだろう。その頻度を踏まえ、最適な乗車人数を確保すること。ただ、基本的には家族の人数+1くらいで検討すると良い。
サイズは大きい方が趣味や子供の習い事などで荷物をたくさん積む場合に便利。ただ、大きければ良いというわけではない。大きい車は維持費が高くなるし、小回りが利きづらくなる。特に、自宅周辺や普段よく使う道が狭い場合、必要以上に大きくしない方が無難だ。
荷室の使い勝手は、ファミリーの利便性に大きく直結する。日常の買い物程度なら軽自動車やコンパクトカーでも問題ないが、ベビーカーを収納したり、頻繁にアウトドアを楽しんだりする場合は要注意! 広いことはもちろん、荷物が出し入れしやすいか、荷物が積み込みやすい形状かなど、総合的な使い勝手を確かめよう。
シートアレンジも見逃せないポイント。フルフラットになるかどうかを気にする人が多いが、アウトドア好きな家族を除けばその機会はさほど多くはないはず。大事なのはシートのスライド量や可倒方式、格納法だ。
安全性能が高いことは、ファミリーカーにとって大前提。昨今の新型車であればほとんどの車に先進安全装備が付いているが、一部のグレードや少し前の中古車となると備わっていないことも。衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能などに加えて、衝突被害軽減ブレーキやバックカメラなどが備わっているとより安心だ。
ボディタイプ別 ファミリーカーの特徴
次に、ファミリーカーとして人気の4つのボディタイプについて、それぞれの特徴や選ぶときの注意点などを解説していこう。
軽自動車はボディサイズが全長3.4m×全幅1.48m×全高2.0m以下と規格が決まっているが、タイプによって大きく室内サイズが異なる。室内の広さを優先したいなら軽スーパートールワゴン、乗り心地やスタイルを優先するなら軽トールワゴンか軽SUVを選ぶと良いだろう。
また、最近では多くの軽自動車に安全装備が標準化されているが、車種によって採用される装備に差があることも少なくない。自分が望む機能が備わっているか事前に確認しよう。
コンパクトカーはボディが小さいからこそ、室内のサイズが十分か確認したい。特に、チャイルドシートを取り付ける後席のシート形状や広さは要チェックだ。
荷室は家族3人での2泊3日の旅行程度なら十分対応できる。ただ、荷物を多く積みたい場合は、フルフラットにできるなどシートレイアウトが多彩な車種を優先したい。また、荷物が積み込みにくくないか、荷室開口部の広さや形を確認するのも忘れずに!
ミニバンで肝心なのはサイズ選び。5ナンバーのコンパクトサイズから3ナンバーのラージサイズまで幅広い。加えて、同じ車種でも仕様によって乗車定員が異なり、それによってシートアレンジのパターンも変わってくる。ミニバンを候補とするなら、自分のライフスタイルに合った使い方をできるか確かめるのが先決だ。
ミニバンは乗降性も十分に考慮されているが、車種によって開口部の広さやステップ高の高さが異なる。数cmの微妙な差でも乗り降りや物の積み降ろしのしやすさに影響するので、事前にしっかり確かめておこう!
SUVもミニバンと同様にコンパクトサイズからラージサイズまで広くラインナップ。3列目シートを備えた車種もあるので、「王道のミニバンは避けたい」という人には有力な選択肢となる。ただ、室内はミニバンより広くはないので、必要十分なサイズか確認することが重要だ。
また、SUVはアウトドアユースを想定しているため、荷室が広いだけでなく、ユニークな装備が揃っている。例えば、防水加工の荷室などは、小さな子供がいるファミリーにうれしいので注目してみると良いだろう。
それではこれから、ファミリーカーにオススメの車種をボディタイプ別に紹介していく。まずは軽自動車から始まるが、気になるボディタイプがあればそこから確認するのもアリだ!
- 「オススメのファミリーカー:コンパクトカー編」はこちら
- 「オススメのファミリーカー:国産ミニバン編」はこちら
- 「オススメのファミリーカー:輸入ミニバン編」はこちら
- 「オススメのファミリーカー:SUV編」はこちら
ファミリーカー「軽自動車」オススメ7選
ここでは、ファミリーカーとしてオススメな軽自動車を7モデル紹介しよう!
【オススメ軽自動車1】ホンダ N-BOX(2代目・現行型)
現行型N-BOXは、軽乗用車最大級の室内で人気を誇るスーパーハイトワゴン。スーパースライドシートを採用した助手席は、ファミリーにとってありがたい。チップアップ&ダイブダウン機構付きスライドリアシートも秀逸だ。2列目シートを跳ね上げることで背の高い荷物も積め、前に倒して収納することで荷室を拡張できる。
ホンダの軽としては初めて先進安全運転システム「ホンダ センシング」を標準装備しており、衝突軽減ブレーキやACCといった機能も付いているのもポイントだ。
カーセンサーでの掲載台数は約1万3000台(2023年3月21日時点)。平均価格は約145万円。平均走行距離は約2万1000km。走行距離1万km以下でも支払総額100万円程度から探すことができる。
【現行型N-BOXの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1790~1815mm
■室内サイズ:室内長2240mm x 室内幅1350mm x 室内高1400mm
■燃費性能:19.0~21.2km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:4人
■新車時価格帯:131.5万~227.4万円
■中古車価格帯:49.8万~328万円
【オススメ軽自動車2】スズキ ハスラー(2代目・現行型)
軽クロスオーバーワゴンである現行型ハスラーは走破性も高く、レジャーなどが好きなアクティブ派にピッタリ。ギア感あふれる室内は隋所に収納が用意されるなど、使い勝手にも優れている。後席が前席より一段高くなっているため、視界も良好。後ろに座る家族も快適に過ごせる。
安全装備も充実している。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」や「後退時ブレーキサポート」など、様々な機能を搭載する「スズキ セーフティサポート」が採用されている。
掲載台数は約2000台で、平均価格は約156.8万円。平均走行距離は約6000kmとなっている。約3割が届出済未使用車となっているが、1~3万km走行の車も多く、両極端な状況だ。
【現行型ハスラーの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1680mm
■室内サイズ:室内長2215mm x 室内幅1330mm x 室内高1270mm
■燃費性能:20.8~25.0km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:4人
■新車時価格:128万~183.4万円
■中古車価格帯:77.6万~298.8万円
【オススメ軽自動車3】ダイハツ タント(4代目・現行型)
現行型タントは新世代の設計思想「DNGA」を採用したスーパーハイトワゴン。最大の魅力は、ピラーを前後のドアに内蔵した「ミラクルオープンドア」だ。大開口で、乗り降りも荷物の出し入れもスムーズ。540mmも稼働する運転席ロングスライドシートも便利で、助手席のロングスライドとの組み合わせで後席もアクセスしやすい。
先進安全装備「スマートアシスト」を標準装備しているのも見逃せない。全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)など一部機能はオプションだが、17種類の予防安全機能が用意されている。
掲載台数は約3950台。平均価格は約153万円となっている。届出済未使用車が2割以上を占めていることもあり、平均走行距離は約9900km。走行距離1万km以下でも支払総額が約100万円台の物件もある。
【現行型タントの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1755~1775mm
■室内サイズ:室内長2200mm x 室内幅1350mm x 室内高1365mm
■乗車人数:4人
■燃費性能:18.8~21.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:122万~202.4万円
■中古車価格帯:29万~273万円
【オススメ軽自動車4】スズキ アルトラパン(3代目・現行型)
スズキの女性社員によって企画・開発された現行型アルトラパンは、ママにオススメな1台。インテリアも明るいベージュの内装トリムが採用されるなど、くつろげる空間になっている。シートアレンジも比較的自由が効く。助手席を後ろに倒せば、長尺ものを載せることができる。
当然、安全装備も搭載。2019年6月のマイナーチェンジでスズキ セーフティ サポートの機能が向上され、前方&後方衝突軽減ブレーキを全車に搭載している。
掲載台数は約2110台。平均価格は約113.2万円で、平均走行距離は約2万1000km。登場から8年経ち、走行距離5万kmを超える物件も多い。ただ、届出済未使用車でも約100万円から狙えるので、走行距離が気になるなら優先して探してみるのも良いだろう。
【現行型アルトラパンの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1525mm
■室内サイズ:室内長2020mm x 室内幅1295mm x 室内高1240mm
■乗車人数:4人
■燃費性能:23.4~25.2km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:107.8万~164.7万円
■中古車価格帯:24.4万~208.8万円
【オススメ軽自動車5】スズキ スペーシア(2代目・現行型)
現行型スペーシアは「ザ・かぞくの乗りもの」のキャッチフレーズが表すように、まさにファミリー向けの軽ハイトワゴン。ボックス型の室内は広くて、開放感もたっぷり。リアシートをスライドすれば、荷室を簡単に広げられるのもうれしい。
先進安全装備は当然スズキセーフティサポートを採用。デュアルカメラブレーキサポートはもちろん、全車速追従機能付きACCや全方位モニターなども用意されている。
掲載台数は約4930台で、平均価格は約126.5万円。平均走行距離は約1万7060kmだが、アクティブな層が多いためか、走行距離5万km以上の物件も少なくない。そうは言っても1万km以内の物件を約110万円から狙える。
【現行型スペーシアの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1785mm
■室内サイズ:室内長2155mm x 室内幅1345mm x 室内高1410mm
■燃費性能:20.2~22.2km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:4人
■新車時価格:127.4万~200.6万円
■中古車価格帯:33.8万~296万円
【オススメ軽自動車6】スズキ ワゴンR(6代目・現行型)
新プラットフォームとマイルドハイブリッドが採用された現行型ワゴンR。背の高いスーパートールワゴンより走りに安定感があり、室内も十分に広い。前席がベンチシートになっており、どちら側からでも乗り降りできる。トータルバランスの良さが魅力だ。
スズキを代表する1台だけに、きちんとスズキセーフティサポートが導入されている。走りの安定感と相まって、安心して運転できるだろう。
掲載台数は約3790台で、平均価格は約99.9万円。平均走行距離は約2万250kmとなっているが、走行距離1万km以下の物件が支払総額95万円から狙うこともできる。
【現行型ワゴンRの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1650mm
■室内サイズ:室内長2450mm x 室内幅1355mm x 室内高1265mm
■燃費性能:23.0~25.2km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:4人
■新車時価格:107.9万~181.3万円
■中古車価格帯:26.9万~189.8万円
【オススメ軽自動車7】 ホンダ N-WGN(2代目・現行型)
N-WGNは暮らしになじむことを大切にデザインされており、家族の一員として迎えたい1台。どの席に座ってもリラックスしてくつろげるよう設計されている。荷室は低床で広いため、重い荷物の積み降ろしも楽。オートブレーキホールド機能など、運転中の負担を軽減する機能が取り入れられているのも長所だ。
先進安全装備はN-BOXと同様に「ホンダ センシング」を搭載。衝突軽減ブレーキはもちろん、踏み間違い防止など様々なサポートで安心して運転できる。
掲載台数は約2170台。平均価格は約134万円で、支払総額120万円ほどから狙える。平均走行距離は約1万430kmで、走行距離2万km以下の物件がほとんどとなっている。
【現行型N-WGNの注目データ】
■ボディサイズ:全長3395mm x 全幅1475mm x 全高1655~1675mm
■室内サイズ:室内長2055mm x 室内幅1355mm x 室内高1300mm
■乗車人数:4人
■燃費性能:20.0~23.2km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:120.4万~188.2万円
■中古車価格帯:61.9万~209.8 万円
ファミリーカー「コンパクトカー」オススメ4選
ここでは、ファミリーカーとしてオススメなコンパクトカー厳選4モデルを紹介しよう!
【オススメ コンパクト1】トヨタ ルーミー(初代・現行型)
「使える! 動ける広い部屋!」というキャッチフレーズのとおり、くつろげる移動空間を目指して開発された現行型ルーミー。コンパクトだが、5人が乗っても余裕のある居住性の高さが特徴だ。便利な両側パワースライドドアやゆったりとしたシートは、ファミリーにうってつけ。荷室フロア高が低く設定され、重い荷物の積み降ろしもしやすい。
安全面も充実。衝突回避支援ブレーキ機能やブレーキ制御誤発進抑制機能、全車速追従機能付きACCなどを備えている。
掲載台数は約3000台で、平均価格は約148万円。平均走行距離は約2万8730kmとなっているが、走行距離1万km以下で支払総額120万円程度の物件も見つけることができる。
【現行型ルーミーの注目データ】
■ボディサイズ:全長3700~3725mm x 全幅1670mm x 全高1735mm
■室内サイズ:室内長2180mm x 室内幅1480mm x 室内高1355mm
■燃費性能:16.8~18.4km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:146.3万~209万円
■中古車価格帯:43.8万~273.8万円
【オススメ コンパクト2】スズキ ソリオ(4代目・現行型)
現行型ソリオは先代より少しだけボディサイズを拡大し、車内の居住性もアップ。一方、街中での取り回しの良さは健在だ。アイポイントが高く設定され、背の低い人でも運転しやすい。荷室は家族で出かけることを想定し、十分なスペースを確保。ドライブやショッピング、レジャーといった様々なシーンで活用できる。
安全面も、スズキ独自の予防安全技術「スズキセーフティサポート」を搭載。カラーヘッドアップディスプレイをスズキ小型車で初採用したモデルであり、全車速追従機能付きACCや6エアバッグなどを標準装備している。
掲載台数は約770台。平均価格は約148万円だ。平均走行距離は約8600kmだが、約半数が500km未満。走行距離であまり値段差が出ないため、なるべく走行距離の少ない物件を探すと良いだろう。
【現行型ソリオの注目データ】
■ボディサイズ:全長3790mm x 全幅1645mm x 全高1745mm
■室内サイズ:室内長2500mm x 室内幅1420mm x 室内高1365mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:17.8~22.3km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:151.6万~224.6万円
■中古車価格帯:98.5万~350万円
【オススメ コンパクト3】トヨタ アクア(2代目・現行型)
コンパクトカーの中で低燃費代表といえばアクアだ。WLTC燃費で29.3~35.8km/Lと家計にも優しい。AC100V・1500Wのコンセントを使って電気ポットやドライヤーなどの家電を使うこともできるなど、レジャーにも活用できる。ラゲージスペースも十分に確保されており、開口部が広く荷物の出し入れもノーストレスだろう。
安全面では、最新の「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。駐車操作を自動支援する「アドバンスト パーク」が備わっているので、普段あまり運転しないパパママでも安心だろう。
掲載台数は約520台。平均価格は約230万円となっている。平均走行距離は約6270km。まだ登場から間もないため、登録済未使用車の割合も多い。走行距離1万km前後の物件を支払総額190万円ほどから狙える。
【現行型アクアの注目データ】
■ボディサイズ:全長4050~4095mm x 全幅1695mm x 全高1485~1505mm
■室内サイズ:室内長1830mm x 室内幅1425mm x 室内高1190mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:29.3~35.8km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:198万~259.8万円
■中古車価格帯:123万~285万円
【オススメ コンパクト4】ホンダ フィット(4代目・現行型)
現行型フィットは「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」という4つの心地よさを実現。ユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせた5タイプが用意されている。中でも「HOME」はファミリー向けで、シートアレンジが多彩。長い荷物も高さのある荷物も積み込める。
安全面においては、機能充実のホンダセンシングを搭載。高速道路などでの渋滞時に走行車線をキープするようにステアリング操作を支援する「トラフィックジャムアシスト」など、ドライブを楽にする機能がついているのもポイントだ。
掲載台数は約2160台。平均価格は約188万円となっている。平均走行距離は約1万3520kmだが、走行距離1万km以下で支払総額150万円の物件もある。
【現行型フィットの注目データ】
■ボディサイズ:全長3995~4095mm x 全幅1695~1725mm x 全高1515~1570mm
■室内サイズ:室内長2180mm x 室内幅1480mm x 室内高1355mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:15.9~30.2km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:155.8万~286.7万円
■中古車価格帯:95.8万~291.8万円
ファミリーカー「国産ミニバン」オススメ9選
ここでは、ファミリーカーとしてオススメできるミニバンの中でも、国産車に絞って9モデルを紹介しよう!
【オススメ国産ミニバン1】 トヨタ シエンタ(3代目・現行型)
コンパクトカーとミニバンの良いところが詰まった現行型シエンタ。5ナンバーサイズで扱いやすく、車内も子供から高齢者まで気軽にくつろぐことができる。2列目シートを一段高くすることで視野を確保し、後席でも快適だ。4人家族なら普段は3列目を格納することが多いだろうが、3列目が床下格納式なので、荷室スペースを広く活用できる。
当然、安全面においてもぬかりなし。最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」も全車に標準装備されている。
掲載台数は約520台で、平均価格は約231万円。物件の半数以上が登録済未使用車であり、平均走行距離は約210km。新車で購入すると納車にかなり時間がかかる今、登録済未使用車を狙うのもアリ。
【現行型シエンタの注目データ】
■ボディサイズ:全長4260mm x 全幅1695mm x 全高1695~1715mm
■室内サイズ:室内長2030~2545mm x 室内幅1530mm x 室内高1300mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:18.3~28.8km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:195万~310.8万円
■中古車価格帯:189.9万~399万円
【オススメ国産ミニバン2】ホンダ フリード(2代目・現行型)
現行型フリードは、ちょうどいいサイズのコンパクトミニバン。2列目がキャプテンシートの6人乗りと、ベンチシートの7人乗りが用意されている。シートアレンジも多彩で、シーンに応じて活用可能。3列目シートの格納が跳ね上げ式のため、上部空間が少し狭くなるが、それでも十分に荷室は広い。当然、ベビーカーを立てて積むこともできる。
2016年デビューとモデルイヤーは長いが、衝突軽減ブレーキなどを備えた「ホンダ センシング」を採用。安全性能もバッチリだ。
掲載台数は約3110台で、平均価格は約210万円。平均走行距離は約2万2730kmとなっている。しかし、最も物件数が多いゾーンは走行500km以下なのは、うれしいニュースだ。
【現行型フリードの注目データ】
■ボディサイズ:全長4265mm x 全幅1695mm x 全高1710~1735mm
■室内サイズ:室内長3045mm x 室内幅1275mm x 室内高1285mm
■乗車人数:6~7人
■燃費性能:15.6~20.9km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:188万~327.8万円
■中古車価格帯:75.8万~339.1万円
【オススメ国産ミニバン3】トヨタ ノア(4代目・現行型)
現行型ノアはミドルサイズミニバンの代表格。キャプテンシートの7人乗りやベンチシートの8人乗りなど家族構成によって選べる。目玉となるのは、2列目シートの超ロングスライド。これによって、リビングのようにくつろげる「スーパーリラックスモード」や、3列目シートを跳ね上げて2列目シートを前にスライドした「ビッグラゲージモード」など多彩なアレンジが可能だ。
当然、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」は搭載。駐車支援機能「アドバンスト パーク」やスマホで遠隔操作できるリモート機能なども採用され、安心して運転できる。
掲載台数は約340台で、平均価格は約375万円。約150台が登録済未使用車となっており、平均走行距離は約1490km。新車を待ちきれないなら登録済未使用車を視野に入れるのも良いだろう。
【現行型フリードの注目データ】
■ボディサイズ:全長4695mm x 全幅1730mm x 全高1895~1925mm
■室内サイズ:室内長2805mm x 室内幅1470mm x 室内高1405mm
■燃費性能:14.3~23.4km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:7~8人
■新車時価格:309万~396万円
■中古車価格帯:243.9万~550.5万円
【オススメ国産ミニバン4】ホンダ ステップワゴン(6代目・現行型)
現行型ステップワゴンは、3列目が特等席になるように乗り心地を追求。どの席に座っても快適にドライブを楽しめる。3列目は床下にスッキリと格納可能。荷室は低床で、開口部が広く、荷物の積み降ろしがしやすい。開く角度を決められるパワーテールゲートによって狭い場所でも開閉しやすく、荷室の使い勝手は抜群だ。
ホンダの安全運転支援システム「ホンダ センシング」を標準装備。衝突軽減ブレーキから歩行者事故低減ステアリング、渋滞運転支援機能の「トラフィックジャムアシスト」まで揃い、安全面もバッチリだ。
掲載台数は約160台、平均価格は約370万円。物件の半数以上が登録済未使用車であり、平均走行距離は約740km。新車を待ちきれないユーザーは、登録済未使用車を狙うのも一案だ。
【現行型ステップワゴンの注目データ】
■ボディサイズ:全長4690~4735mm x 全幅1695mm x 全高1840~1855mm
■室内サイズ:室内長3220mm x 室内幅1500mm x 室内高1425mm
■乗車人数:7~8人
■燃費性能:13.1~20.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:299.9万~384.7万円
■中古車価格帯:287.8万~580.8万円
【オススメ国産ミニバン5】日産 セレナ(6代目・現行型)
現行型セレナはクラスNo.1の室内空間をもつミドルサイズミニバンとして登場(2022年11月時点)。8人乗り仕様には、1列目にも2列目にもセットできる「スマートマルチセンターシート」を標準装備し、シートアレンジも多彩だ。荷室もクラストップレベルの広さ。ドア上部だけを開けられるデュアルバックドアによって、狭いスペースでも楽に積み降ろしができる。
先進安全装備は「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」を採用。全方位の危険を回避するサポートで、事故の予防・軽減に寄与してくれる。
掲載台数は約125台で、平均価格は約355万円。ほとんどが登録済未使用車なので、平均走行距離は約24kmとなっている。新車を待ちきれないなら登録済未使用車を狙いたいが、台数が多いわけではない。条件に合った1台を見つけたら、早めに行動するのが吉。
【現行型セレナの注目データ】
■ボディサイズ:全長4685~4770mm x 全幅1695~1735mm x 全高1865~1875mm
■室内サイズ:室内長3060mm x 室内幅1480mm x 室内高1340~1380mm
■乗車人数:8人
■燃費性能:11.6~20.6km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:276.9万~393.4万円
■中古車価格帯:312.6万~421.7万円
【オススメ国産ミニバン6】トヨタ アルファード(3代目・現行型)
現行型アルファードは高級ラージサイズミニバンの代名詞。内外装のラグジュアリーなデザインが特徴で、乗り心地も最上級だ。5対5分割スペースアップサードシートが採用され、乗車人数や荷物によってフレキシブルに対応できるのも強み。3列目を両サイドに跳ね上げれば大容量の荷室が現れる。床下収納の容量が148Lあるのも素晴らしい。
2017年以降からトヨタセーフティセンスが標準装備。2018年からはインテリジェントクリアランスソナーも標準装備され、安全面も高められている。
掲載台数は約3950台。平均価格は約495万円で、平均走行距離は約2万7440kmとなっている。走行距離2万km未満であれば支払総額390万円程度から狙える。
【現行型アルファードの注目データ】
■ボディサイズ:全長4945~4950mm x 全幅1850mm x 全高1935~1950mm
■室内サイズ:室内長3210mm x 室内幅1590mm x 室内高1400mm
■乗車人数:7~8人
■燃費性能:9.6~11.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:319.8万~1607.2万円
■中古車価格帯:159.8万~1720万円
【オススメ国産ミニバン7】日産 エルグランド(3代目・現行型)
現行型エルグランドは「キング・オブ・ミニバン」をコンセプトに開発。内外装ともに高級感が漂い、居心地は抜群だ。快適装備も充実。プラズマクラスター技術搭載オートエアコンなど、室内を快適に保ってくれる。荷室は3列目を使用していてもゆとりがあるスペースを確保でき、30Lのクーラーボックス2個が積載できる。
2010年デビューのモデルだが、マイナーチェンジによって安全装備が拡大。現行モデルでは「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」が採用され、各種運転支援機能が備わっている。
掲載台数は約1190台。平均価格は約180万円で、平均走行距離は約7万1220km。モデルの寿命が長いだけあって、走行距離が長めな物件も散見される。比較的新しい年式で狙おうとすると物件数が少なくなるため、予算や条件に合う物件を見つけたら早めにチェックしよう。
【現行型エルグランドの注目データ】
■ボディサイズ:全長4915~4945mm x 全幅1850mm x 全高1805~1815mm
■室内サイズ:室内長3020mm x 室内幅1580mm x 室内高1270~1275mm
■乗車人数:7~8人
■燃費性能:8.4~10.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:307.7万~831.6万円
■中古車価格帯:36.8万~499万円
【オススメ国産ミニバン8】ホンダ オデッセイ(5代目・最終型)
両側スライドドアを採用し、ミニバンらしさが増した5代目オデッセイ。2022年9月で惜しまれつつも生産が終了し、中古車でしか購入できなくなった。ただ、その実力は折り紙付き。クラス上位の背の低さによって走りが安定し、乗り心地がよい。荷室はスクエアかつ低床。開口部も広く、使い勝手にも優れている。
絶版車というと不安に感じるかもしないが、安全性能も優秀。2014年12月までは低速域衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などを備える「あんしんパッケージ」を標準装備。2017年11月以降は安全運転支援システム「Honda SENSING」が全車に標準化された。
掲載台数は約1150台。平均価格は約222万円で、平均走行距離は約5万8760kmとなっている。走行距離3 万km以下の物件は200台ほど。今が狙い目だ。
【最終型オデッセイの注目データ】
■ボディサイズ:全長4830mm x 全幅1800~1820mm x 全高1685~1715mm
■室内サイズ:室内長2935mm x 室内幅1625mm x 室内高1305~1325mm
■乗車人数:7~8人
■燃費性能:11.6~20.2km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:249万~458万円
■中古車価格帯:49.8万~539.9万円
【オススメ国産ミニバン9】トヨタ エスティマ(3代目・最終型)
2006年から2019年と実に13年という長寿モデルとなった3代目エスティマ。7人乗り仕様と8人乗り仕様があるが、オススメは7人乗り仕様。3列目を床下に収納すれば荷室を拡大できるだけでなく、2列目を後ろにスライドして広く使うことができる。2列目にオットマンが採用されているのも利点だ。
2006年に登場したが、安全装備はマイナーチェンジによって強化されてきた。特に、2016年6月以降の後期モデルでは衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスC」が標準装備となっているので、安心だろう。
掲載台数は約1290台で、平均価格は約90万円だ。平均走行距離は約8万1540kmで、5万~9万kmがボリュームゾーン。走行距離7000km未満の物件が存在しないので、低走行車を狙いたいなら早めに決断したい。
【最終型エスティマの注目データ】
■ボディサイズ:全長4820mm x 全幅1810mm x 全高1760mm
■室内サイズ:室内長3010mm x 室内幅1580mm x 室内高1255mm
■乗車人数:7~8人
■燃費性能:11.4~11.6km/L(JC08モード燃費)
■新車時価格:266.7万~429万円
■中古車価格帯:15万~418万円
ファミリーカー「輸入ミニバン」オススメ4選
ここでは、ファミリーカーとしてオススメできるミニバンの中から、輸入車(海外車)モデルを厳選4車種紹介しよう!
【オススメ輸入ミニバン1】BMW 2シリーズグランツアラー(初代・現行型)
BMWが初めて開発した7人乗りミニバンが2シリーズグランツアラー。ファミリーカーにも走りを求める人にはオススメだ。現行型のボディサイズはスモールサイズミニバンクラスだが、7人乗れる点や多彩なシートアレンジがポイント。6対4分割式の2列目は、前後に130mmスライドできる。3列目はフラットに収納でき、荷室を広く使える。
安全装備では「ドライビング・アシスト(衝突回避・被害軽減ブレーキ、前車接近警告機能など)」と「リア・ビュー・カメラ(予想進路表示機能付き)」を用意。走りと使い勝手、安全性能いずれも高水準だ。
掲載台数は約190台。平均価格は約197万円だ。平均走行距離は約3万7760kmで、走行距離1万km未満の個体は総じて支払総額300万円オーバー。それ以下の物件を見つけたら要注目だ。
【現行型2シリーズグランツアラーの注目データ】
■ボディサイズ:全長4585mm x 全幅1800mm x 全高1640mm
■室内サイズ:メーカー非公表
■乗車人数:7人
■燃費性能:13.5km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:358万~541万円
■中古車価格帯:88.8万~399.8万円
【オススメ輸入ミニバン2】フォルクスワーゲン シャラン(2代目・現行型)
現行型シャランは、全席に独立型シートを採用したラージサイズミニバン。シートはしっかりとした作りで、長距離ドライブでの疲労を軽減してくれる。両側パワースライドドアは大開口で、乗り降りも荷物の載せ降ろしも楽。 TSI/TDI Highlineにはパワーテールゲートが採用され、開く高さを記憶する機能を搭載。狭い場所でも荷室を開きやすい。
2010年デビューだが、現行モデルではプリクラッシュブレーキシステムやパークディスタンスコントロール、ドライバー疲労検知システムなどの安全装備を採用。9エアバッグやエマージェンシーストップシグナルなども備わり、安心性能も優秀だ。
掲載台数は約180台。平均価格は約230万円で、平均走行距離は約4万6370kmとなっている。装備が充実した高年式の物件は総額で300万円以上となるが、低年式の車両なら総額200万円以下でも十分に狙える。
【現行型シャランの注目データ】
■ボディサイズ:全長4855mm x 全幅1910mm x 全高1750~1765mm
■室内サイズ:メーカー非公表
■乗車人数:7人
■燃費性能:12.2~14.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:360万~549万円
■中古車価格帯:28万~498.8万円
【オススメ輸入ミニバン3】シトロエン ベルランゴ(3代目・現行型)
現行型ベルランゴは商用車ベースのミニバン。シトロエンらしい個性的なデザインと、安定感のある走りが魅力だ。5人乗りと、7人乗りのベルランゴロングがある。リアシートは3座独立式で、大人3人がゆったり座れる。商用車ベースなので当然、室内は広々している。ルーフの大半がガラスのパノラミックルーフ装着車なら、開放感も抜群。子供が喜ぶこと間違いなしだ。
安全面では「ADAS(先進運転支援システム)」を搭載。ACCやディスタンスアラート、被害軽減ブレーキやレーンキープアシストなどが装備されている。力強い走りと相まって、安心して運転できるだろう。
掲載台数は約130台。平均価格は約385万円だ。平均走行距離は約1万kmだが、走行距離1万~2万kmの物件と500km以下の物件の両極端な状況となっている。なお、7人乗りの中古車はいまだ希少。中古車を検討するなら、必然的に5人乗り仕様が中心となる。
【現行型ベルランゴの注目データ】
■ボディサイズ:全長4405mm x 全幅1850mm x 全高1850mm
■室内サイズ:メーカー非公表
■乗車人数:5人
■燃費性能:18.1km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:312万~423.1万円
■中古車価格帯:289.8万~489.9万円
【オススメ輸入ミニバン4】メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目・現行型)
現行型Vクラスは、クリーンディーゼル「BlueTEC」が採用されたプレミアムミニバン。ボディは標準、ロング、エクストラロングの3タイプがあり、それぞれ全長が異なる。車内は広いだけでなく、質感にも優れている。2列目と3列目は取り外し可能。席を対面にしたり、ラゲージスペースにしたりできる。
2020年7月以前のモデルは安全装備がオプション設定だったが、2021年7月以降は先進安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準化。後ろを横切る車を検知して注意を促す「リアクロストラフィックアラート」も採用されている。
掲載台数は約160台で、平均価格は約636万円。平均走行距離は約3万2970km。安全装備が充実する後期型は総額700万円オーバーとなるので、安全装備にこだわらないなら総額400万円台で狙える前期型を検討するのも良いだろう。
【現行型Vクラスの注目データ】
■ボディサイズ:全長4905~5385mm x 全幅1930mm x 全高1930mm
■室内サイズ:メーカー非公表
■乗車人数:7人
■燃費性能:12.9~13.2km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:535万~1330万円
■中古車価格帯:218万~1295万円
ファミリーカー「SUV」オススメ6選
ここでは、ファミリーカーとしてオススメのSUVを6車種紹介しよう!
【オススメSUV1】トヨタ ライズ(初代・現行型)
現行型ライズは普段使いからレジャーまで、幅広く活躍する5ナンバーSUV。コンパクトながら、前席にも後席にもゆとりがある。荷室容量は369Lとクラストップレベル。シートアレンジも実用的で、スノーボードやスキーなどの長尺ものも積載できる。
安全装備も衝突回避支援ブレーキはもちろん、ブレーキ制御付き誤発進抑制機能などを標準装備。家族でのロングドライブでも安心だろう。
掲載台数は約2040台。平均価格は約200万円だ。登録済未使用車が2割以上を占めていることもあり、平均走行距離は約1万7460km。走行距離1万km以下の物件を総額160万円から見つけることもできる。
【現行型ライズの注目データ】
■ボディサイズ:全長3995mm x 全幅1475mm x 全高1470mm
■室内サイズ:室内長1955mm x 室内幅1420mm x 室内高1250mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:17.4~28.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:167.9万~232.8万円
■中古車価格帯:118.8万~315.2万円
【オススメSUV2】トヨタ ヤリスクロス(初代・現行型)
その名のとおり、コンパクトカーのヤリスをベースにした都市型SUVがヤリスクロス。現行型のインテリアでは機能性と快適さが追求されている。落ち着いた配色で上質な空間を演出、シートアレンジもフレキシブルだ。荷室容量はデッキアンダートレイを含めると390Lもあり、ちょっとした遠出なら問題なくこなすことができる。開口部が広く、荷物の出し入れがしやすいのもメリットだ。
トヨタの先進安全装備がきちんと導入されており、プリクラッシュセーフティや全車速追従機能付きACCを含む「トヨタセーフティセンス」を標準装備。趣味のアウトドアを楽しむ際に力を発揮してくれるだろう。
掲載台数は約1650台で、平均価格は約259万円となっている。平均走行距離は約9030kmで、登録済未使用車や走行距離500km以下の物件も多い。新車を待つか悩んでいるユーザーは、中古車で検討するのもひとつの手だ。
【現行型ヤリスクロスの注目データ】
■ボディサイズ:全長4180mm x 全幅1765mm x 全高1580~1590mm
■室内サイズ:室内長1845mm x 室内幅1430mm x 室内高1205mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:17.6~30.8km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:179.8万~293.6万円
■中古車価格帯:158万~404.8万円
【オススメSUV3】ホンダ ヴェゼル(2代目・現行型)
現行型ヴェゼルは老若男女から支持されているだけあって、ファミリーカーとしても間違いない選択肢! 車内は先代より後席の足元が35mm広くなり、居住性が向上。フロント左右に配置された「そよ風アウトレット」によって、室温環境を快適に維持してくれる。両手がふさがってもバックドアを開閉できる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能」)が用意されているのも好印象だ。
安全面では当然「ホンダ センシング」を全車に標準装備。さらに、ハイブリッド車の一部グレードには、隣の車線後方を走る車を検知する「ブラインドスポットインフォメーション」なども装備している。
掲載台数は約840台。平均価格は約327万円だが、総額250万円から狙える。平均走行距離は約6060kmで、登録済未使用車が2割以上を占めている。ハイブリッド車が7割以上となっているのもうれしいところだ。
【現行型ヴェゼルの注目データ】
■ボディサイズ:全長4330mm x 全幅1790mm x 全高1580~1590mm
■室内サイズ:室内長2010mm x 室内幅1445mm x 室内高1225~1240mm
■燃費性能:15.6~25.0km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:227.9万~329.9万円
■中古車価格帯:327.2万円
【オススメSUV4】日産 エクストレイル(4代目・現行型)
「タフギアと洗練の融合」をテーマにデザインされた現行型エクストレイル。都会的なルックスとなり、併せて室内の質感も高められている。上級セダンの高級感と静粛性が追求されている。もちろん、SUVとしての実力も健在。荷室容量はクラストップレベルの575Lを確保している。街乗りもアウトドアも満喫したいファミリーにはうってつけだ。
現行型は「2022-2023 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しただけあって、安全性能も高レベル。「360°セーフティーアシスト(全方位運転支援システム)で、NissanConnectナビゲーションシステムと連動した運転支援システム「プロパイロット」で、長距離運転でも安心だろう。
登場からあまり日がたっていないため、掲載台数は70台未満と少ない。平均価格は約470万円で、平均走行距離は約5270km。条件に合う物件があれば、早めのアクションが望ましい。
【現行型エクストレイルの注目データ】
■ボディサイズ:全長4640mm x 全幅1820mm x 全高1715mm
■室内サイズ:室内長2005mm x 室内幅1535mm x 室内高1270mm
■乗車人数:5~7人
■燃費性能:18.3~19.7km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:319.9万~504.7万円
■中古車価格帯:359.9万~589.8万円
【オススメSUV5】スバル XV(初代)
スバル XVはワイド&ローのスポーティなスタイリングが特徴。スポーティな走りを楽しめるが、ファミリーカーとして十分な居住空間も確保している。運転席は前席の足元が広くドライビングポジションをセットしやすく、後席の足元にも余裕がある。2列目は6対4分割可倒式を採用。シートアレンジによって荷室を拡張しやすい。開口部が広く、大きな荷物も積み降ろししやすいのも見逃せない。
スバル謹製の先進安全装備「アイサイト」もオススメの理由。アイサイト搭載車は非搭載車より追突事故発生率が84%減少している(スバル調べ)。プリクラッシュブレーキや後退時ブレーキアシストなど、高い安全性能を誇っているのも魅力だ。
掲載台数は約610台。平均価格は約207万円で、平均走行距離は約3万4190km。走行距離3万km以下を条件とするなら、総額180万円から狙うことができる。
【初代XVの注目データ】
■ボディサイズ:全長4485mm ×全幅1800mm x全高1550mm
■室内サイズ:室内長2085mm x 室内幅1520mm x 室内高1200mm
■乗車人数:5人
■燃費性能:13.3~15.0km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:213.8万~295.9万円
■中古車価格帯:109.7万~296万円
【オススメSUV6】マツダ CX-8(初代・現行型)
3列シートを採用する現行型CX-8は、乗る人すべてが安心して楽しめることを目指して開発。2列目シートの仕様が異なる6人乗りと7人乗りが用意されている。荷室は、フル乗車時でも9インチのゴルフバッグ2個を載せられる広さ。床下にサブトランクを装備しており、アウトドア用品など汚れものを収納するのに便利だ。
安全面では衝突被害軽減ブレーキ機能やAT誤発進抑制機能が全車に標準装備。全車速追従機能付きACCや360度ビューモニターなどもオプションとして用意されている。
掲載台数は約1340台。平均価格は約299万円で、平均走行距離は約3万2920km。走行距離2万km以下なら総額250万円から狙える。
【現行型CX-8の注目データ】
■ボディサイズ:全長4900mm x 全幅1840mm x 全高1730mm
■室内サイズ:室内長2690mm x 室内幅1540mm x 室内高1250mm
■乗車人数:6~7人
■燃費性能:11.6~15.8km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:289.4万~511万円
■中古車価格帯:134.9万~463万円
【Q&A】ファミリーカー購入でよくある質問
Q.各ボディタイプの維持費はどれくらい?
A.維持費は使い方や駐車場代、車両の状態に異なるので一概には言えない。ただ、目安として各ボディタイプの年間費用の一例を表にまとめた。自動車税は初度登録2019年10月1日以降を適用。エコカー減税や自動車保険(任意保険)などは考慮していない。
■軽自動車の年間維持費例
1万800円 | |
3300円(2年分の半額) | |
9865円(24ヵ月分の半額) | |
6万円(月5000円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
20万3965円 |
1万800円 | |
3300円(2年分の半額) | |
9865円(24ヵ月分の半額) | |
9万6000円(月8000円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
20万3965円 |
■コンパクトカー(1000cc~1500cc)の年間維持費例
3万500円 | |
1万2300円(2年分の半額) | |
1万500円(24ヵ月分の半額) | |
9万6000円(月8000円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
26万9300円 |
3万500円 | |
1万2300円(2年分の半額) | |
1万500円(24ヵ月分の半額) | |
6万円(月5000円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
26万9300円 |
■ミニバン・SUV(1500cc~2000cc)の年間維持費例
3万6000円 | |
1万6400円(2年分の半額) | |
1万500円(24ヵ月分の半額) | |
12万円(月1万円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
30万2900円 |
3万6000円 | |
1万6400円(2年分の半額) | |
1万500円(24ヵ月分の半額) | |
12万円(月1万円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
30万2900円 |
■ミニバン・SUV(2000cc~2500cc)の年間維持費例
4万3500円 | |
2万500円 | |
1万500円(24ヵ月分の半額) | |
18万円(月1万5000円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
37万4500円 |
4万3500円 | |
2万500円(2年分の半額) | |
1万500円(24ヵ月分の半額) | |
18万円(月1万5000円として計算) | |
12万円(月1万円として計算) | |
37万4500円 |
Q.車の買い替えタイミングは?
A.車の買い替えは使い方やライフスタイルに大きく左右される。しかし、走行距離で考えるなら10万kmがひとつの目安。エンジンのタイミングベルトが寿命を迎えるからだ。ただ、メンテナンスをしっかり行っていれば、10万kmでも20万kmでも走り続けられる。次に年数で考えると13年が目安。自動車税と自動車重量税が値上がりするタイミングなので、乗り替えを検討する人が多い。
Q.ファミリーカーを中古で買う場合の注意点は?
A.車は頻繁に買い替えるのは難しい。数年後の家族を想像し、「何年乗るつもりで購入するのか?」を考えて決めたい。子供の成長は早く、短いスパンで節目がやってくる。小さい頃は十分なサイズでもすぐに窮屈になり、想定外の買い替えが発生するケースもある。逆に子供の成長に合わせて大きめな車を買ったが、部活などで忙しくほとんど別行動ということも。何を優先して車を選ぶかは、家族とよく相談して決めると良いだろう。
※記事内の情報は2023年3月21日時点のものです。