コンパクトカーが欲しい人必見! 中古車平均価格が約2年で約40万円下落したマツダ MAZDA2を今すぐチェック!
2022/01/28
プレミアムコンパクトとして進化したMAZDA2
マツダのモデルラインナップの中で、普通車としては最も小さなボディをもつMAZDA2。ご存じの方も多いかもしれませんが、従来「デミオ」という名前で販売されていたモデル。
それをマイナーチェンジのタイミングで世界共通の「MAZDA2」という名前に改めたものとなります。
しかし、MAZDA2に名前を改めたタイミングで、よりプレミアム化がなされています。
見た目こそ4代目デミオのマイナーチェンジ版となっていますが、乗り比べればハッキリわかるレベルで運転フィールや静粛性が向上しているのです。
例えば、マツダの車両統合制御技術である「G-ベクタリングコントロール(GVC)」は、より改良がなされた「GVCプラス」に。アダプティブクルーズコントロールは全車速追従機能付に進化しました。また、マツダコネクトはApple CarPlayとAndroid Autoに対応するなど、時代に即した改良がなされている点もポイントと言えるでしょう。
グレードもベーシックなものから、このクラスの車種としては珍しい本革シートを備えた「Lパッケージ」まで幅広く、搭載されるパワートレインは1.5Lのガソリンエンジンとディーゼルエンジン。そして、トランスミッションは6速ATの他、こちらも希少となりつつある6速MTも設定されています。
つまりMAZDA2は、ただ単に安価なコンパクトカーではなく、ボディサイズは小さい方がいいけれど上質なものが欲しいと考えるユーザーにピッタリの1台というワケなのです。
とはいえ、やはり上質なモデルだけあって車両価格も他メーカーの同クラスのものよりは高めとなっており、中古車の平均価格も、2020年前半までは200万円を超えるなど、相応の価格となっていました。
しかし、2021年12月には平均価格が164.7万円と40万円近く下がってきており、一気に買いやすくなってきています。では、今からMAZDA2を狙うとしたらどんな仕様がオススメなのでしょうか?
▼検索条件
マツダ MAZDA2(現行型) × 全国ライバルにはないトルク感!
ディーゼルエンジン × 走行距離3万km以下
MAZDA2の特徴のひとつとして挙げられるのが、1.5Lのディーゼルターボエンジン。同クラスのライバル車には搭載されていないもので、250N・m(AT車)という、ガソリン車並みの大トルクで軽量コンパクトなボディを軽々と加速させてくれます。
また、コストの低い軽油が使用燃料であることや、WLTCモード燃費21.6km/L(2WD AT車)と低燃費であることも魅力のひとつです。トルクフルなディーゼルエンジンと合わせて、長距離ドライブをすることが多い人には、うってつけの1台と言えるでしょう。
新車価格では最もベーシックな「XD」でも本体価格190万円超と高価であることがネックなディーゼルモデルですが、中古車となると走行距離3万km未満に絞っても、安い物件では総額150万円以下で狙うことができるため、かなり買い得感が強くなりますので、ロングドライブが好きな人には、ぜひオススメしたい選び方です。
▼検索条件
マツダ MAZDA2(現行型) ×ディーゼルエンジン ×走行距離3万km以下 ×全国より一層の高級感を味わうなら
本革シート装着車
プレミアムコンパクトカーということで、他の国産コンパクトカーには設定されることが少ない本革シートを採用したグレードをラインナップしているMAZDA2。
本革シートは多くの高級車に装備されるだけあって、本革シート採用グレードの内装は一クラス上の雰囲気を醸し出しており、乗車するたびに所有欲を満たしてくれるものとなっています。
そんな本革シートを備えるグレードは「Lパッケージ」と、Lパッケージをベースとした特別仕様車である「100周年特別記念車」と「ホワイトコンフォート」の3グレードが該当します。
さすがに最上級グレードと、それをベースとした特別仕様車ということもあって高めの物件が中心。とはいえ、総額200万円以下で狙えるものもそれなりに存在しているので、シートの状態をチェックしたうえで狙ってみるのもアリかもしれません。
▼検索条件
マツダ MAZDA2(現行型)×Lパッケージ ×ホワイトコンフォート ×100周年特別記念車 ×全国このように、デミオから進化したことで、名前や見た目だけでなく中身についても大きくブラッシュアップがなされているMAZDA2。
登場から今年で3年を迎えるということもあって、ますます狙い目となりつつあります。上質なコンパクトカーをお探しなら、一度候補に入れてみるのはいかがでしょうか?
▼検索条件
マツダ MAZDA2(現行型)×全国※記事内の情報は2022年1月21日時点のものです。
自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。