【メルセデス・ベンツ SLKクラスの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
カテゴリー: 特選車
タグ: メルセデス・ベンツ / オープンカー / ロードスター / クーペカブリオレ / オープン / 高級 / エモい / SLKクラス / 人気中古モデル徹底ガイド / 高橋満
2021/08/03
▲軽快な走りを楽しめる2シーターライトウェイトオープンにプレミアム性を盛り込んだSLKクラス。19年間、3世代にわたり生産された(写真は欧州仕様)メルセデス・ベンツ SLKクラスの中古車は今
マツダ ロードスターが復活させた、ライトウェイトオープンスポーツ市場に投入されたメルセデス・ベンツ SLKクラス。スポーティな走りに、メルセデス・ベンツらしい上質な雰囲気が盛り込まれた。
代を重ねるごとにラグジュアリーな雰囲気が高められ、3代目では電動ハードトップのバリオルーフを閉めている状態でもオープン感覚を味わえるガラスルーフが設定された。
2016年にその3代目の生産が終了し、現在では中古車でしか手に入れられないモデルとなっている。
現在、世代ごとの中古車平均価格と流通量は下記のとおりとなっている。
・初代:54万円 約30台
・2代目:96万円 約50台
・3代目:238万円 約60台
初代は、デビューから20年以上が経過しているが、流通している中古車は走行距離10万km以内のものが中心と狙いやすい状況だ。
2代目は、トップグレードの「SLK350」の中古車を探しやすくなっている。
3代目は、「SLK200」の1.8Lターボ車が探しやすく、人気のAMGスポーツパッケージが装着される中古車も多い。
ここからはSLKクラスの特徴や中古車相場について紹介する。
▼検索条件
メルセデス・ベンツ SLKクラス × 全国SLKクラス(初代)の特徴と中古車相場
■SLKクラス(初代) DATA
生産期間:1997年2月~2004年8月
中古車流通量:約30台
中古車価格帯:30万~130万円
▲1997年に日本導入された初代SLK。この時期にはBMW Z3、ポルシェ ボクスター、フィアット バルケッタ、MG Fなど、2シーターライトウェイトオープンスポーツが相次いでデビューした(写真は欧州仕様)■SLKクラス(初代)の特徴
長く不振が続き、もはや“終わったカテゴリー”扱いされていた2シーターオープンのライトウェイトスポーツ。そんな空気に風穴を開けたのが、1989年に登場した初代マツダ ロードスター(NA型)だった。
ロードスターの世界的なヒットにより、他のメーカーもライトウェイトオープンスポーツの開発に着手。そして、メルセデス・ベンツが世に送り出したのが、初代のSLKクラスだ。
▲1台でオープンとクーペ、両方のスタイルを味わえる電動ハードトップをいち早く採用(写真は欧州仕様)デビュー時に登場したのは、最高出力193psを発生する2.3L 直列4気筒エンジンに、スーパーチャージャーを搭載した「SLK230コンプレッサー」だ。
このモデルは右ハンドルと左ハンドルを選ぶことができて、トランスミッションは5速ATを採用していた。
SLKクラス最大の特徴は、ルーフが幌ではなく電動ハードトップのバリオルーフをいち早く採用したこと。約28秒で開閉でき、1台でオープンとクーペ、両方の良さを味わうことができる。
▲後期型は「SLK230コンプレッサー」が右ハンドル、「SLK320」が左ハンドルの設定になった(写真は欧州仕様)2000年11月のマイナーチェンジでは「SLK230コンプレッサー」に加え、最高出力218psを発揮する3.2L V6エンジンを搭載した「SLK320」を追加設定。「SLK320」にはAMGのエアロパーツなどを装着したスポーツラインも用意された。
■SLKクラス(初代)の中古車相場
趣味性の高いモデルのため流通量は30台程度と多くはないが、走行距離10万km以内のものが多くなっているのは◎。
流通している中古車のうち、9割近くがベースモデルとなる「SLK230コンプレッサー」だ。2020年10月までの前期型は20台ほど、2020年11月以降の後期型は10台ほど流通している。
デビューから20年以上経過していることもあり、前期型と後期型で価格差はなくなっている。選択肢は少ないが、比較的年式の新しくなる後期型から探してみるのもいいだろう。
後期型で追加された「SLK320」の流通量は5台以下。予算の目安は100万~150万円となる。
▼検索条件
メルセデス・ベンツ SLKクラス(初代)× 全国SLKクラス(2代目)の特徴と中古車相場
■SLKクラス(2代目) DATA
生産期間:2004年9月~2011年4月
中古車流通量:約50台
中古車価格帯:60万~190万円
▲SLRマクラーレンのような雰囲気になった2代目SLK(写真は欧州仕様)■SLKクラス(2代目)の特徴
2004年9月に導入された2代目SLKクラスは、先代よりボディサイズを一回り拡大。
また、ボディやシャシー、エンジンなど車としての基本性能が大幅に高められた。ボディには一部にアルミやマグネシウム合金も使用されている。
外観はメルセデス・ベンツのスーパーモデルであるSLRマクラーレンをほうふつさせる、ダイナミックでアグレッシブなデザインになっている。
インテリアは上品な本革を多用した、エレガントな雰囲気にまとめられた。
▲初代に続き、ルーフはバリオルーフを採用(写真は欧州仕様)まず日本に導入されたのは最高出力200kW(272ps)を発生する3.5L V6エンジンを搭載した「SLK350」だ。トランスミッションは7速ATを採用している。
2005年8月には新グレードとして3L V6エンジン搭載の「SLK280」が、そして2006年2月には1.8L 直列4気筒にスーパーチャージャーを搭載した「SLK200コンプレッサー」が導入された。「SLK200コンプレッサー」のミッションは5速ATとなっている。
▲本革巻きステアリング、DVDナビなどが装備されたインテリア(写真は欧州仕様)2008年5月にはマイナーチェンジを実施。エクステリアではエアインテークが大型化され、ドアミラーも拡大。インテリアでは新デザインのステアリングが採用された。
マイナーチェンジでエンジンもチューニング。「SLK200コンプレッサー」は184ps、「SLK350」は304psに最高出力が高められている。
■SLKクラス(2代目)の中古車相場
2代目SLKもデビューから15年経過しており、中古車の流通量は少ない。その中で比較的探しやすいのはトップグレードの「SLK350」だ。
価格帯は総額80万~190万円で、予算160万円付近だと走行距離5万km前後のものが探しやすい。
低価格帯でも走行距離10万kmに満たないものが多くなっており、予算重視派も積極的に狙っていきやすい状況だ。
「SLK200コンプレッサー」の価格帯は総額110万~150万円。こちらは、低価格帯でも走行5万~8万kmのものが中心。高価格帯は走行距離が5万km未満のものになる。
2代目も前期型と後期型の相場差はほとんどないため、後期型を軸に希望のグレード、条件を絞って探してみよう。
▼検索条件
メルセデス・ベンツ SLKクラス(2代目)× 全国SLKクラス(3代目)の特徴と中古車相場
■SLKクラス(3代目) DATA
生産期間:2011年5月~2016年6月
中古車流通量:約60台
中古車価格帯:160万~370万円
▲1.8Lターボと3.5L V6が用意された3代目SLKクラス。写真は「SLK200ブルーエフィシェンシーAMGスポーツパッケージ」■SLKクラス(3代目)の特徴
3代目SLKは初代から続く、ロングノーズショートデッキというFRライトウェイトならではの美しいシルエットを継承しながら、プラットフォームを刷新して走りや乗り心地などが高められた。
▲「SLK200ブルーエフィシェンシー1stアニバーサリーエディション」でレザーパッケージが付いたものは、ヘッドレスト下部からの温風で首まわりを暖めるエアスカーフが装備される2012年4月にはデビュー1周年を記念した「SLK200ブルーエフィシェンシー1stアニバーサリーエディション」を設定。このモデルには「SLK350ブルーエフィシェンシー」に標準装備される17インチアルミホイールが装着され、トランクスポイラーも取り付けられている。
▲メルセデス・ベンツが日本市場にMT車を導入するのは実に21年ぶりのことだった2013年2月には6速MTでライトウェイトスポーツを操れる、「SLK200ブルーエフィシェンシーMT」を導入。
このMTはショートストロークタイプのレバーにより、小気味いいシフトチェンジが可能になっている。坂道発進で車が後退するのを防ぐ、ヒルスタートアシストも装備された。
停車時はギアをニュートラルに入れてクラッチペダルから足を離すとアイドリングがストップ。再びクラッチを踏むと瞬時にエンジンが再始動する。
▲「SLK200レーダーセーフティエディション」には、ベンガルレッドのナッパレザーシートが装備された2013年8月には、AMGスポーツパッケージが全モデル標準装備に。同年10月には5つのミリ波レーダーと単眼カメラで前方や左右後方を監視して衝突の危険を回避する「SLK200レーダーセーフティエディション」が100台限定で販売された。
そして、2015年8月には「SLK200」のエンジンが1.8Lターボから2Lターボに変更された。これにより、最大トルクが従来より30N・m高められている。
また、ATモデルは9速ATが搭載され、上級グレードの「SLK200エクスクルーシブ」にはマジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフが標準装備となった。
■SLKクラス(3代目)の中古車相場
流通している中古車の9割以上は「SLK200」になり、「SLK350」は5台に満たない。
SLK200もほとんどがデビュー時に搭載された1.8Lターボ搭載車で、2Lターボ搭載車はほとんど流通していなかった。
初期モデルで人気のAMGスポーツパッケージを装着した中古車は15台流通していて価格帯は総額190万~260万円。
AMGスポーツパッケージが標準装備された2013年8月以降の中古車は20台ほどあり、総額230万円から探すことができる。
6速MT車の流通台数は5台以下と少ない。価格帯は総額280万~370万円と希少性が高いため相場も高めで推移しているが、代わりがないモデルだけに欲しい人はじっくり探してみてほしい。
▼検索条件
メルセデス・ベンツ SLKクラス(3代目)× 全国※記事内の情報は2021年7月28日時点のものです。

自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
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本体価格23.0万円
支払総額33万円