超高性能なのに実はお手頃相場。中高年に最適な1台はプジョー 308 BlueHDiなのか?
2018/08/29
▲筆者が提唱している「中高年の車選び4ヵ条」に合致するだけでなく、高年式低走行車であっても比較的お手頃相場なので、おサイフにもやさしい。……もしかしてディーゼルの現行プジョー 308って最強なのか?ボルボ V40 D4もいいが、こちらはさらにジャストフィットかも?
若い頃のそれとはまた違う「中高年ならではの正しい車種選択」について、このところ考え続けている。
20歳の青年だった頃に愛用していた衣服を、50歳になった筆者がそのまま着ると「変なおじさん」になってしまうのと同様の意味で、50代には50代なりの(あるいは40代なりの、60代なりの)選ぶべき車というのがあるはずなのだ。
で、筆者が提唱している「中高年ならではの車選び指針」とは、さしあたり以下の4項目である。
1. つまらん車は買わない
(人生の残り時間もぶっちゃけ少ないですから)
2. 無駄に大きな車は買わない
(同乗者の数も減少傾向でしょうし)
3. ある程度「上質」な車を選ぶ
(チープシックが似合うのは若者だけですから)
4. 先進安全装備の有無にこだわる
(加齢とともにヒヤリ・ハットは必ず増えるし)
以上を踏まえ、過日は現行ボルボ V40 D4なるクリーンディーゼル車を推奨させていただいた。
だがその後、よくよく考えてみたところ、「……もしかしたら同じディーゼルでも現行プジョー 308のBlueHDi系の方が、我々中高年にはハマるのかも?」と思うに至った。
次章以降、筆者を含む中高年各位に、現行プジョー 308 BlueHDi各グレードを推奨したい詳細な理由を述べる。
▲こちらが現行プジョー 308。写真は初期年式の本国仕様
▲現行プジョー 308のリアビュー。後席の広さはクラス標準といったところだが、4名乗車時の荷室容量は420Lと、クラストップレベルの水準を誇っている素晴らしいディーゼルエンジン、そして素晴らしい(?)中古車相場
詳しい説明は不要かもしれないが、プジョー 308というのはフランスのプジョー社(正確にはGroup PSA)が製造しているCセグメント(フォルクスワーゲン ゴルフぐらいのクラス)の5ドアハッチバック。ゴルフと比べれば、走りの感触もデザインもフランス流に「柔らかい」のが308の魅力だと言えるだろう。
で、現行308が登場したのは2014年11月で、旧型後期の308もかなり悪くなかったが、現行世代のそれはより一層「いい感じ」の車に仕上がっている。具体的には、フランス流の柔らかさはある程度残したまま、ドイツっぽいガッチリ感が増した感じ……と言えばいいだろうか。
そして2016年7月に追加されたのが、DPF(微粒子フィルター)とアドブルー(尿素水溶液)式SCR(選択還元触媒)を持つ最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載した「308アリュールBlueHDi」と「308 GT BlueHDi」だ。
前者アリュールBlueHDiと後者GT BlueHDiの違いはエンジンの排気量で、アリュールのディーゼルターボエンジンが1.6Lであるのに対し、GTの方は2L。そしてもちろん装備内容も少々異なっている。
で、このディーゼルターボエンジンがとにかく素晴らしいのだ。
1.6LとなるアリュールBlueHDiは1750rpmから300N・m、2LのGT BlueHDiは2000rpmから400N・mという極太トルクを発生するため、とにかく出足がやたらと鋭い。そしてさらに踏み込んでいけば、まるで大排気量V8エンジンのような心地よいサウンドを発し、それと同時にまったり系の高速巡航も得意とするという、割と非の打ちどころがないユニットなのだ。
そして(特に1.6Lの方は)足回りの感触もかなりしなやか。後述する先進安全装備の面で少々悩む部分はあるのだが、とにかく誰にでもオススメできる車である。
そして前回推奨した現行ボルボ V40 D4よりも優れていると思われるのは、ぶっちゃけその中古車相場が「けっこうお手頃である」という点だ。
▲アリュールBlueHDiのシートは「テップレザー/ファブリックスポーツシート」が標準。写真は本国仕様
▲GT BlueHDiはレッドステッチ入りの「テップレザー/アルカンターラスポーツシート」が標準。こちらも写真は本国仕様グレード選びの悩みどころは「アクティブクルーズコントロール」
現行ボルボ V40 D4も中高年にとってかなり素晴らしい選択だとは思う。だがイチ推しグレードであるD4インスクリプションの低走行物件を買おうとすると、支払総額は320万~380万円ぐらいになるはず。中間グレードのD4モメンタムでも低走行車の総額は260万~340万円ぐらいということで、決して安くはない車なのだ。
しかし現行プジョー 308のBlueHDi系であれば、走行1万km未満の個体であっても支払総額は約220万円~というイメージ。……これは、そのクオリティというか性能から考えると「破格」とすら言えそうな、衝撃のプライスである。
もちろんより具体的な相場はグレードと年式、装備内容によって差があり、そして2017年10月末以降のマイナーチェンジ版はまだ高めだ。しかし中古車としてのお値打ち感が強い前期型ディーゼルの支払総額目安を記すなら、それはおおむね以下のとおりとなるだろう。
●アリュールBlueHDi:総額210万~280万円
●GT BlueHDi:総額250万~300万円
動力性能的には1.6Lディーゼルターボでもぜんぜん十分であり、軽く前述したとおり足回りの軽やかさに関しても、2LのGT BlueHDiより1.6LのアリュールBlueHDiの方がむしろ好印象。そして中古車相場も、もしも条件が同じであれば明らかにアリュールBlueHDiの方がお安い。
……ということで親愛なる中高年各位には、1.6Lのディーゼルターボを搭載する「308アリュールBlueHDi」を推奨したいと思う次第だが、ひとつだけ問題がある。
いわゆる先進安全装備の類だ。
▲中高年的にはあるとかなり助かるアクティブクルーズコントロールなのだが、プジョー 308のBlueHDi系の場合、それが装備されるのはGT BlueHDiのみというのが話を少々ややこしくする
GT BlueHDiではアクティブクルーズコントロールとアクティブブラインドスポットモニターシステム、そしてパークアシストが標準装備となるのに対し、アリュールBlueHDiはアクティブではない単純なクルーズコントロールシステムとなり、後者2つはそもそも設定がない。
……ここはなかなか難しい悩みどころであり、責任を放棄するようで恐縮ではあるのだが、最終的には各自でご決断いただくほかないポイントだ。ちなみに筆者ならば多少値は張ってもアクティブクルーズコントロール付きのGT BlueHDiを選ぶと思うが、このあたりの考え方は人それぞれであろう。
いずれにせよ、どちらもとてつもなくいい車だ。貴殿の後半生をともにする相棒として、ぜひ前向きにご検討いただけたならば幸いだ。
▼検索条件
総額300万円以下×修復歴なし▼検索条件
総額280万円以下×修復歴なしこの記事で紹介している物件
プジョー
308 アリュール ブルーHDi ディーゼルターボ ディーラー整備車両 整備記録簿 ディーゼルターボエンジン LEDヘッドライト 純正16インチ オプションナビ 地デジフルセグテレビ バックカメラ ブルートゥース USB ドラレコ ETC クルコン
本体価格59.0万円
支払総額75万円
あわせて読みたい
【片道通勤30km以上のあなたへ贈る】高速道路も快適! オススメの通勤車5選
新型トヨタ ハイランダーの日本導入が待てない方に贈る「導入まで、代わりにこの3列シートSUVどうですか?」5選
こんなに素敵なアウディ Q3スポーツバックが総額300万円から買える! 洗練された輸入コンパクトSUVが欲しいならコレどうですか?
新型ハイラックスが発表されたけど、7代目の中古車状況はどうなってる? トヨタの人気ピックアップトラックのモデル概要、オススメの狙い方解説
新型レクサス ISが“また”マイナーチェンジでガッカリした人に贈る「フルモデルチェンジまで、代わりにコレどうですか?」5選
ポルシェ 911(992型)の価格に絶望した人、価格を抑えた718ケイマンで、「ポルシェを手に入れる」をかなえませんか?
新型RAV4が安くても450万円台からで絶望したあなたに贈る「200万円台で買えるコレ、代わりにどうですか」5選
スバル フォレスターが2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝く! ところで5代目の中古車状況はどうなってる? モデル概要、オススメの狙い方を解説!
憧れのディフェンダーが総額500万台で狙える!? ランドローバー 高級SUVの代名詞、中古車状況やオススメの狙い方を解説
“一度は乗りたい憧れの911(992型)”、買うとしたらどう選べばいいの?中古車相場と買い方を解説!









