100万円台後半から狙える旧型Cクラスは新型よりオトク?
2014/07/28
総額300万円以下で走行1万km台の保証付き物件が十分狙えるタイミングです!
7月11日に日本で発売された新型Cクラス。もちろん素晴らしい車ですが、普通の道で普通に乗る分には旧型で十分という説も?
こちらが旧型Cクラス。フロントグリルの中にスリーポインテッドスターが入っているのが「アバンギャルド」というスポーティグレードです
ボンネット上にスリーポインテッドスターのマスコットがあるのが通常グレードです。落ち着いた乗り味を求めるならこちら
写真は2008年式M・ベンツCクラスのインパネまわり。この時期のメルセデスに共通する比較的スポーティなデザインが特徴です
日本の公道で普通に乗るなら旧型で十分以上?
ご承知のとおり、去る7月11日、M・ベンツの新型Cクラスが発売されました。「革新的な軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディ」をはじめとする新技術満載の新型は大層素晴らしい車で、大層売れるでしょう。となれば逆説的に、今こそ旧型Cクラスに注目してみるのが中古車の賢い買い方というもの。その際の予算の目安は、ズバリ「総額300万円以下」です。
もちろん車としてのデキは新型のほうが上ですから、新車を買おうと思っている方を止めるつもりはありません。しかし「日本の公道で、ごく普通のスピードでごく普通の使い方をする」という前提であれば、極論を言えば新型も旧型も、どちらもイイ車という意味で、「似たようなもの」です。
ならば、新型の登場により中古車相場が下がるであろう旧型を新車より100万~250万円安い予算で狙う、というのも十分以上にアリな選択でしょう。
今、旧型Cクラスが食らっているトリプルパンチ
ということで、相場を見てみると……さっそく下がっています! まず、初期モデルといえる2008年から2011年途中までの年式は、新型Cクラスが正式発表される数日前からガクンと下がり始め、その傾向は今も継続中。2011年~2012年式は若干平均価格を上げていますが、これは比較的高額な物件数が急増したことで平均値が上がったものと思われます。直近のモデルである2013年~2014年式は特にわかりやすく、新型登場前の数日で流通量がいきなり激しく増加し、平均価格も10万円以上ダウンしました。
こういった「新型登場の影響」に加え、これからしばらくの旧型Cクラスは「ボーナス商戦後の在庫だぶつき」と「夏枯れ(8月は一般的にモノが売れない時期であるということ)」が相まってのトリプルパンチ状態になります。販売店や、高く売却したい旧型ユーザーにとっては大変でしょうが、いち購入検討ユーザーとしては、申し訳ないですが大変おいしいシチュエーションです。
このレアな好機を見逃すな!
具体的には、走行2万km以下ぐらいの物件を支払総額270万円前後で狙うのも良いですし、走行5万km台でも抵抗がないのであれば総額170万円前後で状態が良さそうな個体を探してみるのも良い選択です。「型遅れである」という難点はもちろんありますが、ほとんどの人にとって「ベンツはベンツ」であり、旧型Cクラスは十分以上にナイスな車です。
ということで、このトリプルパンチなタイミングは、野球でいえば打ち頃の緩い直球がド真ん中にきたような、サッカーでいえば敵のゴール前で足元に「シュートしてくれ」といわんばかりのボールが転がってきたようなもの。あとはあなたがホームランなりナイスシュートなりを決めるだけです!
※プランでCSA保証を付けた場合、総額300万円を超える場合があります
この記事で紹介している物件
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