梅雨開け前に手に入れたい「シートの良い」輸入車
カテゴリー: 特選車
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2014/06/13
ロングドライブの最高のお供はフランス車かも!?
こちらはプジョー3008グリフのフロントシート。昔のフランス車と比べるとやや硬めですが、それでもソフトで絶妙な座り心地は健在です
カーセンサーアフター保証を付けられる200万円以下のフランス車で、最も豊富なのがプジョー207。小気味よい乗り味も長距離移動を飽きさせません
最新世代のプジョー208。新型3気筒エンジンを搭載したモデルはまだ高めですが、4気筒モデルなら200万円以下で十分狙えます
プジョー3008の場合、3気筒エンジンに変わる前のモデルがずいぶんと手頃になりました。たっぷりとしたシートと直進安定性の高さが魅力です
シートがイマイチだとロングドライブも辛い……
すでに梅雨入りしている沖縄や九州、そして、そもそも梅雨がない北海道を除けば、これから6月半ばにかけて順次、梅雨入りしていきます(2014年6月4日現在)。梅雨となれば外出が億劫になるのが人情ですが、長らく外出を控えていれば再び外出熱が高まるのもまた人情。となると、7月になって梅雨が開けたら、いきなり遠くまで車で出かけたくなることもあるでしょう。
では、そんな梅雨明けと同時のロングドライブを楽しむには、どんな車を選ぶべきでしょうか? 様々なポイントが考えられますが、「シートの出来」は見逃せないポイントです。
どんなにエンジンや足回りの出来が良くとも、身体と車との接点であるシートの出来がイマイチだとロングドライブは苦行と化してしまいます。逆にシートが良ければ、かなりの長距離であってもさほど辛さを感じないものなんです。
フランス車のソフトなシートなら楽に500kmは走れる?
様々な自動車メーカーがありますが、シートの出来が伝統的に素晴らしいのがフランス車です。基本的には非常にソフトなシートなのですが、ただソフトでユルユルなだけでなく、あるポイントでお尻がしっかりと固定されるため、「ラクなのに腰が痛くなりにくい」という絶妙な仕上がりになっています。
最近のフランス車のシートはややドイツ車的に硬くなってしまいましたが、それでも他国の車と比べると「このシートだけでも数十万円分の価値はあるね!」と思わされます。一度座ってみればわかっていただけると思いますし、それで長距離ドライブに出てみれば「なるほど、こういうことか!」と心から納得していただけるはずです。
シートの出来だけで考えると、本当は1980年代や1990年代あたりの古いフランス車がオススメなのですが、そのあたりのモデルだと「故障が心配だ」という声もあるでしょう。実際その年代のフランス車は、日本の環境下で使用すると結構トラブることもありました。
しかしここ最近のフランス車、具体的にはプジョー207が登場した2000年代後半ぐらいからのフランス車は、ごく普通に定期点検を受けてさえいれば、ドイツ車や日本車などとほとんど変わらない感覚で維持することができます。しかしそれでいてソフトなシートの出来は相変わらず絶品。ロングドライブ時の疲れにくさは格別です。
梅雨明けと同時にフランス車で旅に出よう!
シートの良さだけでなく「エンジンのパワーや足回りのメカニズムなどは特段優れていないのに、高速安定性が妙に素晴らしい」というのもフランス車の伝統です。その点でもロングドライブ向きと言えます。
購入を検討するフランス車は人それぞれですが、オススメは総額200万円以下で、カーセンサーアフター保証が付けられるもの。この条件であれば、購入後の維持費もほぼ国産車並みで済むでしょう。具体的にはプジョー207や、307および308の各ハッチバックとステーションワゴン、異色のクロスオーバーである3008などが候補となります。
用途や好み、そして予算に合わせてお好きなフランス車を選んでみてください。そして梅雨が開けると同時に、秀逸なシートにお尻を預けることができる、ひと味違う“快適ドライブ”に出かけましょう!
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります
※2【プジョー】207/207CC/208/307/307SW/308/308SW/3008