▲ハイブリッド車が追加されたことで話題になっているヴィッツですが、あえて中古のガソリン車をお得に手に入れるのもいいんじゃないですか?▲ハイブリッド車が追加されたことで話題になっているヴィッツですが、あえて中古のガソリン車をお得に手に入れるのもいいんじゃないですか?

ハイブリッド車追加で話題の現行ヴィッツ

今年1月、コンパクトカーの代表車種の一つであるトヨタ ヴィッツにハイブリッドモデルが追加されたのをご存じでしょうか? 詳しくは知らなくても、そういえば最近やたらとヴィッツのCM見るな……と思い出した方もいるでしょう。ヴィッツは今年1月のマイナーチェンジ前から新車販売台数は好調でしたが、ハイブリッド車の登場により、今後さらに台数が伸びることが予想されます。

さて、そんな話題のヴィッツですが、今回注目したいのは現行型ヴィッツの中古車、つまりガソリン車の方です。「でもハイブリッドの方がコスパが良さそうだし、今さらガソリン車?」と思う方もいるかもしれません。

……しかし、ちょっと待ってください。新型ヴィッツのハイブリッド車も魅力的ですが、価格は約180万円~と、コンパクトカーにしてはちょっとお高め。一方、中古のガソリン車ならば、一概に価格だけで比較することはできませんが、100万円以下でも十分にいい物件が狙えるんです。……ガソリン車のヴィッツ、意外といい選択肢だと思いませんか?

コンパクトカーといえば、な王道カー

ヴィッツは1999年1月から販売されているコンパクトカーブームの先駆け的存在。ライバル車種であるフィットの登場は2001年6月なので、ヴィッツの方が1年半ほど早く登場しているんです。また、ヨーロッパでも「ヤリス」という名称で販売され、人気を誇っている車です。

今回ご紹介する現行型は2010年12月にデビューしたモデル。先代モデルまでは女性をターゲットにしていたため、なんとなく丸くて可愛らしいイメージでしたが、現行型では幅広いニーズに応えるとして、スタイリッシュなデザインになっています。ちなみに、女性のニーズにも応えるため、ピンクなどおしゃれなボディカラーの設定がある「ジュエラ」というグレードも用意されています。

エンジンは1L、1.3L、1.5Lの3種類。1.5Lはスポーツグレードの「RS」や、上級グレードの「U」に搭載されているもので流通量も少ないので、中古車で選ぶとなると1Lか1.3Lになるでしょう。正直、日常生活で使う分には1Lも1.3Lもどちらでも差し支えないと思いますが、ちょっと坂道でのパワーが気になるという方や、4人くらい乗ることも結構あるなんて方は1.3Lモデルを選んでもいいかもしれません。

▲ヴィッツのインテリアはチープ、なんて声もありましたが、現行型ではあまりそれを感じさせません。小物入れも充実しています ▲ヴィッツのインテリアはチープ、なんて声もありましたが、現行型ではあまりそれを感じさせません。小物入れも充実しています

オススメは100万円以下の後期型!

そんなコンパクトで使い勝手のいいヴィッツですが、いざ物件を探そうと検索すると、2000台近くがヒットします。選び放題という意味ではとてもいいですが、正直2000台もあるとどれを選べばいいかわからないもの。

そこで筆者がオススメするのが、2014年4月以降の後期型! それ以前のものとは「本当に同じ現行型?」と思うくらい、全然違うんです。フロントフェイスは大きなグリルやきりっとしたライトで精悍な印象に。さらに1.3Lエンジンは新開発のものを搭載しているので燃費も最高で25.0km/Lと向上しています。

▲ちなみに、前期型のヴィッツがこちら。トップ画像の後期型と比べるとエクステリアが大きく違うのがわかると思います ▲ちなみに、前期型のヴィッツがこちら。トップ画像の後期型と比べるとエクステリアが大きく違うのがわかると思います


H26年式以降×100万円以下の条件でも約270台がヒットと物件数は豊富。お住まいの地域で絞ってみても、何台か比較しながら選ぶことができるのではないでしょうか。ちなみに、ライバル車種であるホンダ フィット(現行型)は同じ条件で絞ると該当するのは約30台。もしお得に(ガソリン車の)コンパクトカーが欲しいと思うならば、断然ヴィッツがオススメです。

ご興味を持った方はぜひ一度、物件をチェックしてみてはいかがでしょうか。

▼検索条件

トヨタ ヴィッツ(現行型)×H26年式以降×本体価格100万円以下×修復歴なし×総額表示あり
text/編集部 溝上夕貴
photo/トヨタ、尾形和美、編集部