最近では、ほとんど費用は発生しません

廃車する際に廃車代行業者に支払う料金の内訳としては、運輸支局への抹消登録手続き手数料や書類の作成代、交通費などの実費、解体の実作業代などです。

ただし、最近は解体した時に出る鉄やアルミニウムの価格が高騰し、廃車代行業者としてはそれらの経費を差し引いてもお金が残るほどになっています。そのため、廃車する車の“買取”に力を入れる業者も現れているほど。しかし、まだ大きな利益が見込まれるわけではなく、したがって通常の車の買取査定額のように値がつくことはありません。それでも廃車を依頼するユーザーに「買取額」を支払う業者が増えています。

さらに車検が1カ月以上残っている車を廃車する場合は、自動車重量税や自賠責保険料などの還付もあります。廃車をするために費用を払う時代はもう終わり。今は逆にお金を受け取れるようになりました。