初めて車を買うでのですが、車の維持費、特に税金が気になっています。どんな税金が、どのくらいかかるのでしょうか?
 

購入時には4つの税金がかかります

車には様々な税金がかかります。大きく分類すると「消費税」「自動車取得税」「自動車重量税」「自動車税」の4つです。それぞれ車の条件によってかかる税額が異なります。

以下、各税金について説明します。下記を参考に、それぞれ計算してみてください。

【消費税】
ご存じのとおり、モノやサービスを購入(消費)したときにかかる税金。車の購入にも同様に消費税がかかります。

【自動車取得税】
新車・中古車に関わらず、車の取得にかかる都道府県税です。税率は「取得価額」の3%。ただ、営業車と軽自動車は2%となります。取得価額とは、新車なら「車両本体価格+主要オプション装備」の9割が相当。中古車なら新車時の取得価額を基準に、減価償却率に沿って算出されます。6年落ちなら高級車でもたいていはゼロとなりますが、ビンテージカーなどは都道府県によっては課税されます。また、取得金額が50万円以下の場合は免税となります。消費税が10%になる2017年4月1日に併せて、自動車取得税は廃止されることが決定しています。

【自動車重量税】
車両重量に応じて課税される国税です。軽自動車は一律となります。車検を取るときにその車検期間分を納付します。車検残のある中古車の場合、購入時には支払う必要がありません。

【自動車税】
毎年4月1日時点で車の保有者に課せられる税金。5月末までに納める必要があります。自動車の排気量で異なり、車の排気量が大きくなると同時に税率もアップします。購入時には、登録月の翌月から年度末までの額を納めます。前ユーザーがすでに納税済みの中古車を購入した場合、新ユーザーが年度末までの未経過分を支払うのが一般的です。なお、未経過分には消費税がかかります。

なお、消費税以外の3つの税金はエコカー減税の対象であれば軽減されます。