諸費用が安かったり、新車保証を継続できるなど、たくさんの利点があります

俗にいう新古車とは、5km~100km程度といった極端に走行距離の少ない中古車のことを指します。ちなみに「新古車」という言葉は、新車か中古車か紛らわしいため、自動車公正競争規約により表記が禁止されています。そのためカーセンサーnetでは「おろしたて中古車」などと呼んでいます。以下「おろしたて中古車」と表記して説明します。

このおろしたて中古車は、一度登録されているので定義上は中古車です。ただし、まだ誰の手にも渡っていないゼロオーナーカーであることがほとんど。また走行距離からわかるように、使用感もほぼありません。

欠点は、グレードやカラー、メーカーオプションなどが選べないところ。しかし、4月や10月の決算後でかつ人気の軽自動車などであれば、おろしたて中古車の流通量が豊富なので、かなり好みに応じた物件を探すことができます。

しかも、自動車重量税などの税金がかからないこともあり、諸費用も新車購入時に比べれば安くすみます。車検も登録直後なら約3年付いています。当然、新車保証も継続できるので、好みの条件にピッタリ合致した物件が見つかれば、かなりオトクな買い物といえるでしょう。