欧州車などが、主に9月から翌年モデルとなるためです

これは、輸入車によくある話です。例えば初度登録は2007年11月なのにモデル年式は2008年式、といったパターンが該当します。登録年式とは車を登録した年(月)であるのに対して、モデル年式はその車がいつのモデルなのかを表しています。

では、なぜズレが生じるのか。これは欧州などでは、主に9月から翌年モデルとなるからで、例えば2007年9月に生産された輸入車は、日本で10月に登録すると、登録年式は2007年なのに、モデル年式は2008年になるというわけです。

逆に同じ2007年9月に生産された車が、長期在庫などで登録が2009年にずれ込んだとしても、モデル年式は2008年になります。極端に言えば、登録せずに保管しておいたヒストリックカーなどは、登録年式が21世紀でモデル年式は20世紀なんてこともあり得るのです。

ですから、登録年式とモデル年式は必ずしも同一ではないため、物件情報などで違いがあっても心配することはありません。