普通車とは? 人気ランキング15選(コンパクトカーなど)一覧、軽自動車との違いも解説!
カテゴリー: 特選車
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2023/11/15
「普通車」は普段使いに優れた車
知っているようで正確な意味を知らない、「普通車」というカテゴリー。特に意識することなく普通車と呼んでいる人もいるはず。
この記事では普通車の定義やメリット&デメリットについて解説するとともに、普通車の人気ランキングをミニバン、SUV、ハッチバック(コンパクト)の各ジャンルごとに紹介する。
目次
- 普通車とは?
- 普通車のメリット&デメリット
- 普通車の中古車人気ランキング【ミニバン】
- 1位|トヨタ ヴォクシー(4代目)
- 2位|ホンダ ステップワゴン(6代目)
- 3位|トヨタ ノア(4代目)
- 4位|トヨタ シエンタ(3代目)
- 5位|三菱 デリカD:5(初代)
- 普通車の中古車人気ランキング【SUV】
- 1位|トヨタ ハリアー(4代目)
- 2位|マツダ CX-5(2代目)
- 3位|日産 エクストレイル(3代目)
- 4位|トヨタ ランドクルーザープラド(4代目)
- 5位|トヨタ ライズ(初代)
- 普通車の中古車人気ランキング【ハッチバック(コンパクトカー)】
- 1位|日産 ノートオーラ(初代)
- 2位|ミニ ミニ(2代目)
- 3位|トヨタ アクア(初代)
- 4位|日産 ノート(2代目)
- 5位|ミニ ミニ(3代目)
- 2023年最新の人気普通車ランキングTOP15
普通車とは?
まずは「普通車」について、正確な定義から説明しよう。普通車は「普通自動車」の略で、運転免許制度に当たる道路交通法上での定義と、道路運送車両法上での定義がある。
「車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満、車両定員10人以下の条件を満たす自動車」と定義されている。
この定義だと、セダンやSUVのような乗用車はもちろん、小型~中型の商用車や軽自動車まですべて「普通自動車」ということになる。
「小型自動車と軽自動車と大型特殊自動車と小型特殊自動車以外の自動車」となっている。
小型自動車には「排気量2000cc以下/全長4700mm以下/全幅1700mm以下/全高2000mm以下」という規格があり、その要件をひとつでも超えると「普通自動車」となる。いわゆる3ナンバー車(普通乗用車)と1ナンバー車(普通&大型貨物車)のことだ。
ただ、一般的に使われる単語としての「普通車」はこれらの法的定義とは別に、「軽自動車」や「商用車」、「大型車」ではない“普通の車”という意味で使われることが多い。この記事の中でも社会一般の認識どおり、「普通乗用車」の略として使っていこう。
普通車のメリット&デメリット
軽自動車や商用車と比べたときの、普通車のメリットとデメリットをそれぞれ解説する。
普通車における一番のメリットは、とにかく車種が豊富なこと。ハッチバックからセダン、ミニバン、SUVまで、ありとあらゆるジャンルの車がある。
また、ボディサイズに制限がないのもメリットのひとつだろう。コンパクトカーなら取り回しが良く、3列シートのミニバンなら大家族もゆったり乗れる。ステーションワゴン、SUVなどは荷物を満載してキャンプなどに出かけるのにもピッタリだ。
普通車では排気量にも制限がないため、小排気量にして燃費を高める、排気量を大きめにしてトルクや出力に余裕をもたせるなど設計も自由自在で、購入する際にもかなえたいカーライフに合ったモデルが選べる。
さらに安全性については、最近の普通車は先進安全装備を積極的に導入するなどレベルが高い。
軽自動車や商用車と比べると、普通車の自動車税は高めの設定になっている。排気量別の金額になっているが、最低の「1リットル以下」でも年間2万9500円(自家用)の税金がかかる(軽自動車は一律1万800円、商用バンは1万3200円~)。
ただし、最近の普通車はエンジンのダウンサイジング化、ハイブリッド化などによって排気量が小さくなる傾向にあるため、以前ほどの差を感じないかもしれない。また重量税、高速道路料金については普通車の方が低めに設定されているので、トータルの維持費は商用車とあまり変わらないかも。
もうひとつ、3ナンバーの普通車はボディサイズが大きく、運転が難しいこともデメリットのひとつとして挙げられる。その場合はミニバンやSUVでも5ナンバー車があるので、そうした車種を選んでおくと安心だ。
普通車の中古車人気ランキング【ミニバン】
アウトドア遊びや家族の送迎に大活躍してくれるミニバン。数ある車種の中から人気の5モデルを紹介する。
1位|トヨタ ヴォクシー(4代目)
今や3列シートミニバンの代名詞的存在となったトヨタ ノア&ヴォクシー(両モデルは兄弟車)。
先代まで5ナンバー標準ボディも設定されていたが、2021年12月に発表された現行型となる4代目では全車3ナンバーボディ、エアロ仕様のみとなった。基本的な設計は相変わらずノアと共通だが、ヴォクシーはヘッドライト部分を薄く、バンパー開口部を大きくデザインすることで力強い外観としている。
パワーユニットは2.0L ガソリンエンジンとハイブリッド(1.8L ガソリンエンジン+モーター)の2タイプ。この代からハイブリッド車にも4WDが設定された。
任意の角度で停止するフリーストップバックドア、ドライバーの異常を検知すると走行車線内に自動停止する「アドバンストドライブ」を採用するなど、利便性、安全性も向上している。
デビューから2年弱たった現在の中古車市場流通台数は840台前後。昨年よりも今年に入ってから初度登録された物件が多い。ガソリン車とハイブリッド車の比率はおよそ6:4だ。
多くの物件は走行距離500km未満。走行距離10km未満のガソリン車ながら、新車価格より10万円程度安い物件も見つかる。諸費用を考えるとかなりお得だろう。
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2位|ホンダ ステップワゴン(6代目)
ホンダのミドルサイズミニバン。6代目では重心&フロア高の低さ、シートアレンジの多彩さなど先代の長所を引き継ぎつつ、ボクシーなフォルムへと回帰。
シンプルな造形に細いクロームメッキを加えて上質感を表現した「エアー」と、重厚なイメージの「スパーダ」という2タイプのボディが設定され、後者には機能装備や内装を一層豪華にした「プレミアムライン」も用意されている。
1.5L ガソリンターボエンジンは小排気量で経済性に優れたタイプ。対して、2.0L ガソリンエンジン+2モーターのハイブリッド「e:HEV」車は力強い加速感と静粛性が魅力だ。なお、4WDはガソリン車のみの設定となっている。
中古車市場における仕様別構成では、7割以上が「スパーダ」。ハイブリッド車とガソリン車の比率はおよそ半々で、合計約490台の物件が流通している。
2022年5月に登場したばかりだが、ガソリン車、ハイブリッド車ともに走行距離1000km未満で新車価格より10万円以上安い物件が見つかる。多くの物件は走行距離500km未満だ。
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3位|トヨタ ノア(4代目)
2022年1月、兄弟車であるヴォクシーとともにフルモデルチェンジしたノア。全車3ナンバーボディとなり、2.0L ガソリンエンジンとハイブリッド(1.8L ガソリンエンジン+モーター)という2種類のパワーユニットが設定される点などはヴォクシー同様だ。
グレード展開はフロントグリルがボディ同色となる標準仕様の「X」「G」「Z」、グリルがクロームメッキとなるエアロ仕様の「S-G」「S-Z」の合計5種類。新車価格では標準仕様に対して、エアロ仕様が7万~8万円高い設定となっている。
ノアの中古車平均価格は新車価格を反映して、ヴォクシーより安めの370万円前後。ハイブリッド車の比率はヴォクシーよりもやや高く、ガソリン車とほぼ半々だ。
中古車市場流通台数は620台前後とヴォクシーよりもやや少なめだが、2022年式・走行距離2.5万kmのガソリン車「2.0 X」で総額239万円(新車価格よりも約30万円低)というお買い得な物件も見つかる。
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トヨタ ノア(4代目)4位|トヨタ シエンタ(3代目)
5ナンバーサイズに収まるコンパクトボディに、3列シートを巧みにレイアウトしたのがシエンタだ。
3代目ではボディサイズを先代とほぼ同寸に保ちながら、1列目と2列目の座席間距離を80mmも伸張。1000mmもの大空間が確保された。エアコンユニットを小型化して足元スペースを確保するなど、スペース確保には余念がない。
デザインは外観から内装まで、角を丸めた「シカクマル」をモチーフとして統一。収納スペースにピクトグラムを配するなど、ユニバーサルなデザインにもなっている。
搭載されるパワーユニットは1.5L ガソリンエンジンと、同排気量エンジン+モーターのハイブリッド。ハイブリッド車では車の上下動に合わせてトルクを変化させる制御を入れ、乗り心地を向上させている。
2022年8月に登場した3代目、中古車市場には約410台が流通。中古車平均価格は約265万円で、ガソリン車のエントリーグレードの価格195万円と比較するとやや高めな印象だが、流通している物件のほとんどが走行距離500km未満だ。
ガソリンモデルは総額210万円から、ハイブリッドモデルは総額240万円から見つけることができる。なお、物件全体では5割強がハイブリッド車となっている。
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トヨタ シエンタ(3代目)5位|三菱 デリカD:5(初代)
デリカD:5はボックス型ボディ&3列シートの利便性と、頼もしいオフロード走破性能を兼ね備えた車だ。
アウトランダーと共通のFFプラットフォームを利用して2007年に登場。2019年2月に外観全般、インテリアにわたる大規模な変更が実施された。そのマイナーチェンジで三菱共通のダイナミックシールド顔となり、エンジンは2.2Lディーゼルターボのみに統一。
衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロールなどの先進運転支援機能「e-Assist」も標準装備され、ワンクラス上のミニバンへと進化した。
生産期間が長いだけあり、中古車市場には2400台以上もの物件が流通している。その半数弱が2019年2月以降の後期モデルだ。
後期モデルで価格の一例を挙げると、2019年式・走行距離2.6万kmの「2.2 M ディーゼルターボ」で総額340万円。新車当時の価格より40万円ほど安く手に入る計算だ。
ちなみに前期モデルなら、走行距離5万km未満の物件でも総額110万円程度から狙える。
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普通車の中古車人気ランキング【SUV】
本格クロカンからクロスオーバーまで多彩な車種が揃うSUV。人気の5モデルを紹介する。
1位|トヨタ ハリアー(4代目)
もともとレクサス RXの国内版としてスタートしたハリアー。3代目で独立した設計となり、さらに4代目ではグローバル展開されるまでに至った。クーペとSUVを融合させたクロスオーバーSUVの先駆者だ。
ハリアーの魅力は上質感あふれる走りと、贅沢なインテリア。4代目ではドライバーの視点に着目したサスペンション設計、透過光量を調節できる調光パノラマルーフ(オプション)の採用などによって、魅力に磨きがかけられた。
パワーユニットでは2.0L ガソリンエンジンと2.5L ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドを用意。グレードは両者共通だが、新車価格ではハイブリッドの方が60万円ほど高い価格設定となっている。
2020年6月の登場から約3年半、中古車市場には2900台以上もの物件が流通している。ガソリン車は総額260万円前後からのスタート。新車価格より40万円近く安い価格から狙うことが可能だ。
ハイブリッド車の中古車価格帯は総額290万円~と、こちらも新車価格を考えるとお得な水準になっている。
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2位|マツダ CX-5(2代目)
直近のフルモデルチェンジから7年近く経過しているが、今見ても新鮮さを感じるCX-5のデザイン性は見事だ。
2012年に登場した初代CX-5のプラットフォームを生かしながら、前後トレッドのディメンションなどを含めた全体設計を見直し、2代目としてデビューさせたのが現行モデル。それからエンジン、シャシーには度重なる改良が加えられてきた。
搭載されるエンジンは2.0L ガソリン、2.5L ガソリン、2.5Lガソリンターボ(2018年10月~)、2.2Lディーゼルターボと非常に種類が豊富。2.5L ガソリンと2.2Lディーゼルターボは2018年10月のマイナーチェンジで大幅に改良されている。
中古車市場での流通台数は3000台以上と豊富。デビュー年に近い年式なら走行距離5万km前後のディーゼル車でも総額160万円から狙える。
中古車市場ではガソリン車が3割弱、ディーゼル車が7割強と圧倒的にディーゼル車が多い。年式や走行距離は幅広く分布しており、予算に合わせて選ぶことが可能だ。
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3位|日産 エクストレイル(3代目)
それまで無骨な道具感をウリにしてきたエクストレイルが一転、2013年に登場した3代目では洗練された魅力を打ち出してきた。オフロード走破性を重視しつつも、ハリアーやCX-5などのクロスオーバーSUVを意識したデザインだ。
ボディサイズも全長4690mm、全高1820mmのミドルクラスSUVへと大型化。エクストレイルで初めて、3列シート車が設定されたのも3代目のトピックだ。「リモコンオートバックドア」、「エマージェンシーブレーキ」などの装備もオプションで採用されている。
生産終了からまだ約1年半だが、中古車平均価格は170万円前後にまで下がっている。中古車流通台数は3300台以上と非常に豊富だ。
3代目エクストレイルには2.0Lガソリンエンジン車とハイブリッド車の設定があったが、中古車市場ではガソリン車が約8割。ガソリン車なら走行距離5万km程度の物件でも総額100万円程度から、ハイブリッド車なら総額120万円程度から手に入る。
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日産 エクストレイル(3代目)4位|トヨタ ランドクルーザープラド(4代目)
世界の本格四駆が次々と廃盤、乗用車的な構造へとモデルチェンジする中で、プラドはオフロード四駆として伝統的な構造を保ったまま進化している。日本が世界に誇れるSUVだ。
2009年9月に登場した現行型は4代目にあたるモデル。3列シートを収める快適な居住空間や適度なボディサイズ、ラダーフレーム構造と悪路走破性に優れたサスペンションなどプラド伝統の美点を残しながら、洗練された外観と内装、装備内容となった。
外観は2013年9月と2017年9月の2回にわたって大きくイメージチェンジした。2015年6月にはトップグレードのエンジンが4.0L V6ガソリンから2.8L ディーゼルターボへとシフトしている。
後継モデルは「ランドクルーザー250」となることが発表されたが、新車、中古車とも現行モデルの人気は相変わらず高い。デビューから14年ほど経過しているが、中古車市場で最も多い年式は直近の2023年式だ。
中古車平均価格が460万円前後となっているが、前・中期モデル、特に2.7Lガソリン車ではリーズナブルな物件も見つかる。中期モデルでの一例を挙げると、2015年式・走行距離4.4万kmの「2.7 TX」で総額263.3万円。本格四駆が欲しい人にとってはうってつけの1台だ。
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トヨタ ランドクルーザープラド(4代目)5位|トヨタ ライズ(初代)
RAV4をコンパクトにしたようなデザインで人気のライズ。ダイハツ ロッキーの兄弟車種であり、基本的な設計はすべてダイハツが担当した。
全長3995mm×全幅1695mmの5ナンバーサイズ。しかし、車内は膝前や頭上に十分な空間があり、コンパクトサイズであることを感じさせない。荷室も369L(デッキボード下段時・VDA方式)という必要十分な容量が確保されている他、デッキボードで上下を分けることにより使い勝手を良くしている。
パワーユニットは当初、1.0L ガソリンターボが搭載されていたが、2021年11月のマイナーチェンジで2WD車のエンジンを1.2 Lへと拡大。同時に、同排気量エンジン+モーターのハイブリッドも設定された。
デビューから約4年たった現在の中古車市場における流通台数は約2000台。2WD車が全体の8割近くを占めている。
走行距離別の分布では、1万~3万kmの物件が充実。例えば2021年式・走行距離2万kmの「1.0 X」なら総額150万円で狙える。
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トヨタ ライズ(初代)普通車の中古車人気ランキング【ハッチバック(コンパクトカー)】
カーゴスペースが車室と一体で、バックドアが跳ね上げ式となる車のタイプは「ハッチバック」と呼ばれる。人気のハッチバック5モデルを紹介する。
1位|日産 ノートオーラ(初代)
3代目ノートの派生車種として登場したプレミアムコンパクトがノートオーラだ。ノートをベースとしているが、全幅を45mm拡大しているため3ナンバーとなっている。
インパネやドアトリム、アームレストにツイード調織物や木目調フィニッシャーを使用、一部グレードには本革シート仕様もあるなど、内装はノートを大きく超えるクオリティ。パワーユニットはノート同様シリーズ式ハイブリッド「e-POWER」を採用しているが、こちらも大幅に動力性能を向上させている。
デビューから2年強経過した現在の中古車市場における中古車平均価格は約270万円。走行距離の少ない物件でも総額210万円から狙えるようになってきた。
価格の一例を挙げると、2022年式・走行距離2.3万kmの「1.2 G レザーエディション」で総額216.6万円。新車価格よりも50万円以上安い計算だ。
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日産 ノートオーラ(初代)2位|ミニ ミニ(2代目)
格好良くて走りがいい! そんなコンパクトハッチの新しい世界観を示してくれたのがミニだ。2代目は2007年2月に登場。初代からのキープコンセプトとしながら、ボディ剛性や乗り心地を大幅に改善している。
1.4L自然吸気エンジンの「ワン」、1.6L自然吸気エンジンの「クーパー」、1.6Lターボエンジンを搭載する「クーパーS」、ホットモデルとなる「ジョン・クーパー・ワークス」が主なラインナップ。
トランスミッションにはゲトラグ製6速MTと、パドルシフト付き6速ATが採用されている。
生産終了からすでに9年経過しているが、中古車市場での流通台数は約800台と豊富だ。中古車平均価格は60万円前後となっている。
デビュー直後の年式なら、「クーパーS」の走行距離5万km以下といった物件でも総額40万円前後から狙える。免許を取って最初に乗る1台としてもピッタリだろう。
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ミニ ミニ(2代目)3位|トヨタ アクア(初代)
プリウスがモデルチェンジとともに大型化したことを受け、新たなスモールハイブリッドとして2011年に登場したのが初代アクアだ。ボディサイズは全長3995~4050×全幅1695mm×全高1445~1455mmとコンパクトな寸法となっていた。
パワートレインには2代目プリウスの「リダクション機構付きTHS-Ⅱ」をアクア専用に小型化した、本格的なハイブリッドシステムを採用。空力性能も追求した結果、35.4km/L(JC08モード)という当時トップレベルの低燃費が実現された。
2021年6月には2代目へとバトンタッチしたが、中古車市場には約5400台もの初代アクアが流通している。年式は比較的まんべんなく分布しているが、2015年あたりまでの前期型がやや多い。中古車平均価格は80万円台だ。
走行距離少なめの物件も多く、例えば2020年式・走行距離2.2万kmの「1.5 S」で総額112.2万円。距離や年式の進んでいる物件では、駆動用バッテリーの寿命に注意されたい。
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トヨタ アクア(初代)4位|日産 ノート(2代目)
5ナンバーサイズのコンパクトなボディと、先進的なメカニズムで人気のノート。2020年11月に3代目へとフルモデルチェンジしたが、中古車としては2代目が人気。
2012年9月に登場した2代目は、上位車種だったティーダが生産終了したことで、その役割も受け持つこととなったモデルだ。上級グレードの1.2Lガソリン車には直噴ミラーサイクルとスーパーチャージャーを採用し、力強い走りが実現された。
エンジンを発電用とし、モーターだけで走るシリーズ式ハイブリッド「e-POWER」が追加されたのは2016年11月のこと。2017年9月にはドライバーの運転負荷を軽減させる「インテリジェントクルーズコントロール」も採用された。
中古車市場での平均価格は約90万円。5000台近くの物件が流通しており、その半数近くがハイブリッド車となっている。
ガソリン車の価格は、走行距離5万km未満の物件で総額30万円~。ハイブリッド車でも2016年式・走行距離4.3万kmの「1.2 e-POWER X」で総額72.2万円など、リーズナブルな物件が見つかる。
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日産 ノート(2代目)5位|ミニ ミニ(3代目)
3代目となったミニは全幅が1727mmとなったことで、ついに3ナンバーサイズになった。
「アイコニックデザイン」と呼ばれる独特の外観はそのままだが、従来からの3ドアに加えて5ドアもラインナップ。初代からの伝統だったセンターメーターはなくなり、メーターは一般的なステアリング前に移動された。
センターメーターの代わりに配置されたのは、「MINI Connected」を備えたディスプレイだ。丸型ヘッドライトはLED化されるなど、伝統的なデザインと先進的な装備を両立している。
パワーユニットは「ワン(ガソリン)」が1.2L、「クーパー(ガソリン)」「クーパーD(ディーゼル)」が1.5Lターボ、「クーパーS(ガソリン)」「クーパーSD(ディーゼル)」が2.0Lターボ、「ジョン・クーパー・ワークス」は2.0Lターボエンジンを最高出力231psにまでチューンナップ……と、グレードによる序列が明確化した。
そんな3代目ミニもデビューからはや9年。中古車市場には約1890台もの物件が流通している。走行距離5万km程度の物件でも、前期型なら総額70万円程度から狙える。
ハイパワーなモデルほど痛快な走りが楽しめるのは当然だが、ミニならではのゴーカートフィーリングは「ワン」でも十分に堪能できる。
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ミニ ミニ(3代目)2023年最新の人気普通車ランキングTOP15
2023年にカーセンサーnetにおいて、人気だったモデルを独自の指標でランキング化した。その中から普通車のトップ15モデルを紹介する。
順位 | メーカー | 車種 | 世代 |
---|---|---|---|
1位 | ポルシェ | 911 | 991型 |
2位 | トヨタ | ヴォクシー | 4代目 |
3位 | トヨタ | 86 | 初代 |
4位 | ホンダ | ステップワゴン | 6代目 |
5位 | ホンダ | CR-Z | 初代 |
6位 | トヨタ | ハリアー | 4代目 |
7位 | マツダ | ロードスター | ND型 |
8位 | マツダ | CX-5 | 2代目 |
9位 | ポルシェ | 911 | 992型 |
10位 | 日産 | エクストレイル | 3代目 |
11位 | トヨタ | ノア | 4代目 |
12位 | レクサス | IS | 2代目 |
13位 | マツダ | RX-8 | 初代 |
14位 | 日産 | GT-R | R35型 |
15位 | ポルシェ | 911 | 997型 |
順位 | メーカー | 車種 | 世代 |
---|---|---|---|
1位 | ポルシェ | 911 | 991型 |
2位 | トヨタ | ヴォクシー | 4代目 |
3位 | トヨタ | 86 | 初代 |
4位 | ホンダ | ステップワゴン | 6代目 |
5位 | ホンダ | CR-Z | 初代 |
6位 | トヨタ | ハリアー | 4代目 |
7位 | マツダ | ロードスター | ND型 |
8位 | マツダ | CX-5 | 2代目 |
9位 | ポルシェ | 911 | 992型 |
10位 | 日産 | エクストレイル | 3代目 |
11位 | トヨタ | ノア | 4代目 |
12位 | レクサス | IS | 2代目 |
13位 | マツダ | RX-8 | 初代 |
14位 | 日産 | GT-R | R35型 |
15位 | ポルシェ | 911 | 997型 |
※記事内の情報は2023年11月1日時点のものです。
自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
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