スタイリッシュで機能も充実! 総額200万円以下のクーペ風セダン
2018/05/23
“一番いいヤツもってこい”に応える機能の充実ぶり
ジャケットにデニムのパンツを合わせるなど、ファッションではバランスをあえて「着崩す」スタイルが今やフツー。
車でも普通の3ボックス、つまりエンジンルーム・キャビン・トランクの3つがハッキリと分かれている正統派セダンではなく、3つの部分を曖昧にした、クーペのようなスタイルのセダンが増えている。
あくまでもクーペ「風」であって、ドアは4枚あるから後席への乗り込みはクーペよりラクだ。しかもセダンの高級スポーティグレード扱いされている場合が多く、それゆえ本革シートをはじめとした上質な装備が充実していて、走りも楽しい。
そんな実用性や高級感もあって、スタイルの良いクーペ風セダン。さっき言ったようにセダンの「高級スポーティグレード」扱いだから、新車時価格はセダンのベースグレードと比べるとまずまずのお値段なんだけれど、ようやく中古車が総額200万円以下で選べるようになってきている。
特にドイツ勢に多いクーペ風セダン。その中から総額200万円以下で狙えるアウディ、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲンの3台を紹介しよう。
アウディのセダンA4ファミリーには、2枚ドアのクーペ/カブリオレのA5があり、A5スポーツバックはA5に2枚ドアを追加してリアにハッチバックを備えたようなスタイル。
だが、ホイールベースはA5より長く、A4と同じとなる。まあとにかく、セダンのA4の派生系であることは間違いない。
で、同じ2L&4WDで新車時価格を比べるとA4が518万円からなのに対して、A5スポーツバックは575万円スタート。その分セダンではオプションの本革シートや18インチアルミホイール、スポーツサスペンションなどがA5スポーツバックには標準装備されている。
当時のメルセデス・ベンツは、セダンの場合ボンネット上にスリーポインテッドスターが飾られていたが、CLSは4枚ドアながら他のクーペ同様フロントグリル内に飾られている。つまり「この車はクーペだ」とメルセデス・ベンツは主張しているわけだ。
新車時価格を同じ3Lで比べるとEクラスセダンが808.5万円からで、CLSは850.5万円スタート。もちろんCLSも装備が充実していて、本革シート(CLS350は本革/ファブリックのコンビシート)やエアサスペンションが標準装備されている。
フォルクスワーゲン パサートCCはその名のとおりパサートの上位モデル的な存在だ。それゆえ例えば同じ2Lモデルでも、セダンではオプションのナビゲーションシステムやオーディオコントロール付きレザーステアリングが標準装備に。
また2Lセダンには設定のないアダプティブシャシーコントロールDCC(乗り心地を「ノーマル」「スポーツ」「コンフォート」から任意に選べる)が、2Lモデルでは標準装備されている他、3.6Lにはセダン同様アダプティブシャシーコントロールDCCに加え、セダンに設定のなかった前車追従のアダプティブクルーズコントロールを標準装備とした。
とまあ、スタイルだけでなく、かつてのバブル時代にお金を持ったシャチョーさんたちが発した「一番イイやつ持ってこい!」的な要求に対して、この3台なら応えられるんじゃないかと。そんな贅沢仕様で、しかもカッコいい中古車、総額200万円以下でいかがでしょうか。
▼検索条件
アウディ A5スポーツバック(初代)×支払総額200万円以下×修復歴なし×支払総額あり▼検索条件
メルセデス・ベンツ CLS(初代)×支払総額200万円以下×修復歴なし×支払総額あり▼検索条件
フォルクスワーゲン パサートCC(初代)×支払総額200万円以下×修復歴なし×支払総額ありあわせて読みたい
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