走りが楽しい“韋駄天”ミニバンが予算100万円で手に入る!
2013/09/11
走りのいいミニバンなら、痛快なMPVのターボが狙い目!
登場から7年以上が経過しているため、値落ちはおだやかかと思いきや、ここ数カ月で一気に10万円以上下落。まさに“買い”のタイミングとなっている
エクステリアデザインは、タイヤをボディの四隅に配置したワイド&ロースタイルを実現。力強さとともに存在感あふれるスタイリングとなっている
2950mmのロングホイールベースにより車内は8名がゆったりくつろげる空間を確保。2列目シートは前後だけでなく左右にもスライドする
ミニバンでは珍しいターボエンジン搭載モデルもラインナップ。胸のすくような痛快な加速が味わえる。ミッションはマニュアルモード付の6ATを搭載
ターボ搭載のミニバンは貴重な存在
家族が増えてミニバンが必要、でも走りのいい車じゃないとイヤという人には、低重心のミニバンがオススメです。
スポーツカーなどの重心の低い車に乗っていた人にとっては、重心の高いミニバンはどうしても満足できないという人も多いようです。確かにBOX型の全高の高いミニバンは走りが得意とはいえませんが、車高の低いミニバンならセダンやステーションワゴンに匹敵する走りを披露してくれます。
その代表格はホンダのオデッセイですが、いかんせん人気車のため相場は高値で安定。狙い目とはいいにくい状況にあります。そこでお勧めしたいのがマツダのMPVです。
MPVは車高が低くコーナリングが得意で、さらにミニバンとしては珍しくターボモデルをラインナップしているのです。ミニバンのターボというとスバルのエクシーガを思い浮かべる人も多いでしょうが、実はMPVにもあるんです。しかもエクシーガは7人乗りですが、MPVは8人乗りでターボという極めて稀有な存在なのです。
エクシーガのターボよりはるかに安い!
価格面に関しても、エクシーガは最低でも予算を150万円程みておかないと厳しいですが、MPVなら100万円程度で狙える物件が存在します。原稿執筆時(2013年8月2日現在)にカーセンサーnetに掲載されている物件を例にとると、2008年式のエクシーガ 2.0GT(走行7.8万km+修復歴なし)は、124万円(支払総額138万円)。一方2006年式のMPV 23T(走行10.5万km+修復歴なし)は68万円(支払総額85万円)と、倍近い価格差があるのです。
もちろん年式や走行距離なども違っているので一概に比較できるものではありませんが、ここまで差がついているならMPVのほうが遥かに魅力的ではないでしょうか。上記のMPVなら予算100万円でも十分お釣りが来るのです。
NAモデルともたいして価格は変わらず
また、MPVのターボモデルを勧める理由として、NAモデルとたいして価格が変わらないというメリットがあります。前述の物件と状態の近いものを比べてみると、ターボモデル(走行10.5万km+修復歴なし)で68万円(支払総額85万円)、NA(走行10.2万km+修復歴なし)で65.1万円(支払総額76.1万円)と、ほぼ価格差のない物件を発見できました。
これだけでも十分買いというのはお分かりいただけると思いますが、さらにオススメの理由として、今相場が大幅に下がってきているのです! ライバルであるエクシーガやオデッセイの流通量が増え、低重心系のミニバン全体の流通が増えている煽りを受け、ここ数カ月でグングン値落ちしています。ぜひ今のチャンスを逃さず、予算と目的にピッタリあった走りのミニバンを手に入れてください!
※プランでCSA保証を付けた場合、総額130万円を超える場合があります