おいしい中古車を見分ける10の法則 法則1:ボディ色を見極める 法則2:装備の有無に注意 【8】
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2009/06/02
高級セダンやミニバンでは白や黒と、赤とでは50万円以上差がつくこともあります。
普段、街中で走っている車を見て、気づくことはありませんか。そう、日本では白と黒の車がとても多いのです。それくらい、白と黒のボディカラーに人気が集まっています。
特に高級セダンやミニバンではとても人気があります。しかし、裏を返せば、人気のないボディ色の中古車は、安く買えるというわけです。なかには、白とそうでない色とで50万円以上差がつくことすらあるのです。
ただ、すべての車がそうだとは限りません。例えばコンパクトカー。白い車は営業車に見えると敬遠されるケースがあります。また、そもそもコンパクトカーの中古車自体、価格帯が安いですから、大きな価格差が出にくいということもあります。
また、アルファロメオなどは国産車とは逆に、赤が人気だったりします。
このように、一概に「何色が安い」とは言えませんが、ボディ色の違いだけで価格が変わるのは事実です。ここに目をつけて「おいしい中古車」を探してみるといいでしょう。
高級セダンやミニバンなら、白や黒のボディ色をあえて避けてみましょう。
本革シート・純正カーナビ・サンルーフの3点セットを避けるだけで安くなります。
新車と違って、メーカーオプションの装備を後から付けにくいのが中古車。そのため、本革シートや純正カーナビ、サンルーフなどが付いているものには人気が集まります。特に本革シート・純正カーナビ・サンルーフの3点セットを備えた高級セダンともなると、ないものと比べて30万円以上高いこともあります。
つまりこれらを我慢すれば安く買えるというわけですが、とはいえそう簡単に妥協したくないという人も多いはずです。 そこで次のように考えてみましょう。
まず、どうしてもサンルーフが欲しい人は、サンルーフだけは必須で探しましょう。これは後から付けることがどうしてもできない装備の一つです。
本革シートも基本的には付けられませんが、カー用品店で本革シート風カバーを付けることで代用できます。ちなみに本革シートだけを廃車にする同型車からもってくるという方法もなくはないですが、それなら本革シート付きの中古車を初めから選んだほうが安上がりです。
さらにカーナビに至っては、純正にこだわらなければ機能的にまったく遜色ない代替品をいくつも選べます。また古い中古車であれば純正よりも性能の良いカーナビが、今ならいくつもあります。
特にカーナビは進化が激しいものです。それを踏まえて最初からポータブルカーナビなど、機能を絞った安いものですませるという方法もあります。せっかく20万円以上出して買ったのに、3年たったらそれより安くて便利な機能が付いた新型機種が登場した、なんていう例は最近よくある話です。
なお3点がセットではない場合、つまり本革シートだけとかカーナビだけ装備されているなどの場合は、多少は価格差があるものの、そう大きくないことがほとんどです。
また上記の3点以外、例えばETCやオーディオなど他の装備は、車両本体価格にあまり反映されない装備です。ですから逆に付いているものを狙うといいでしょう。
このように、まず装備の有無による価格の差が大きいかどうかを見て、次にその装備を後で買ったほうが安いかどうか、判断するようにしましょう。
装備の有無の価格差で、後で買ったほうが安いかどうか見極めましょう。