2014/04/22
ハイブリッド機構の修理費は約60万円もする場合も!? 【アフター保証Auto Repair Report】
カテゴリー: アフター保証 修理の実例
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低燃費で人気のハイブリッドカー。しかし、ハイブリッド機構は他のパワートレインよりも複雑なぶん、故障の心配をする方も多いだろう。今回紹介するのは、そんなハイブリッドカーの修理事例だ。
対象となった車両は、2001年式のトヨタ エスティマハイブリッド(初代)だ。走行距離は約8万7000km、支払総額は約95万円。修復歴もなく、カーセンサー認定でも4点を取っている、なかなかの好物件だった。
しかし、ある日の走行中、異変が起きた。警告灯がつき、車内に異音が響いたのだ。「これはおかしい!」と思ったオーナーは、すぐにカーセンサーアフター保証事務局に連絡。指定されたディーラーに持ち込んだ。
異音の原因はハイブリッドトランスアクスルの故障。警告灯の点灯はモーター駆動用バッテリーの不具合が原因だった。どちらも重要なパーツであり、当然アフター保証を使って両方とも無料で修理した。
本来なら、工賃と部品代を合わせてトランスアクスルは約40万円、バッテリーは20万円かかる。しかし、オーナーが支払った額はアフター保証の加入費の約8万8000円のみ。出費を最小限にとどめることができたという点においては、不幸中の幸いといえる。
ハイブリッド機構は基本的に大きなトラブルは少ない。しかし、もし故障した場合、修理するのはなかなか難しい部位であり、交換するパーツによっては修理費が高額となる可能性もある。だからこそ、ハイブリッドカーの購入をお考えの方には、万が一のことを考え、保証への加入をオススメしたい。