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【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、水冷ポルシェ911の狙い目を検討する
【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、水冷ポルシェ911の狙い目を検討する
2013/08/02
//ABテストロジック
写真上は996型ポルシェ 911の後期モデルから登場した「カレラ4S」。写真下の「ターボ」と同形状のワイドボディを採用した自然吸気エンジン搭載の4輪駆動モデルだ。素の996型カレラはさすがにちょっと古い雰囲気も出てきたが、ターボボディのこの2グレードであれば存在感は今なお十分以上だ。
ポルシェ911は最新型も2世代前もほとんど同じ?
過日、約半年ぶりに最新世代のポルシェ 911である「タイプ991」に乗る機会があった。天下のポルシェの最新作であり、試乗したカレラ4Sはそもそも1500万円超級のウルトラ高級車ゆえ、文句のつけどころなどあろうはずもなかった。素晴らしい車であった。
しかし同時に、「……これってある意味、旧型の997とかその前の996とほとんど同じじゃないすか?」と思ったのも事実だ。
いやもちろん、筆者などより数千倍は敏感な感覚とテクをお持ちのレーサー諸氏がタイプ991をサーキットに持ち込めば、旧型や旧々型との違いを事細かに論評できるのだろう。しかし、筆者のようなごくフツーのドライバーが、公道でごく普通に走らせる限りにおいては、2013年モデルの991型カレラ4Sも2009年モデルの997型カレラPDKも、ほとんど区別がつかなかった。
車に対する「感度」のようなものは人それぞれなので、筆者のとらえ方が万人に当てはまるとは思わない。しかし、おそらく大多数の人は、最新911もちょっと前の911も(公道でフツーに乗る限りは)似たようなモノと感じることだろう。良い意味でも悪い意味でも「911は、いつだって911」なのだ。
走りは(ある意味)同じなのに値段は約4分の1
さて、最新のタイプ991もちょっと前の997や996も「ほとんど似たようなもの」と考えた場合、俄然光ってくるのが旧世代911の中古車、とくに2世代前にあたるタイプ996の中古車である。なにせ、新車のカレラ4Sを買おうと思ったらオプション込みで総額2000万円近くにはなるはずだが、タイプ996カレラ4Sやターボのユーズド品であれば、ざっくり4分の1でイケてしまうのだから。
価格が4分の1だから走りも4分の1なのかといえば、前述のとおりまったくそんなことはない。反論もあろうが、公道における両者の走りは断じて「似たようなもの」である。
そして輸入車にとって性能と同じぐらい、いや、もしかしたらそれ以上に大事な要素かもしれない「オーラ」も、タイプ996は十分以上。996のなかでも前期型や、後期型でも素のカレラはさすがに「ちょっと中途半端に古いかも……」と思わせるものがあるが、後期型から登場したカレラ4Sや、そもそも車名どおりターボボディをまとっているターボであれば、2013年の今でも全然イケていると筆者は考える。
もちろん、最新世代のタイプ991が素晴らしい車であることは冒頭のとおり間違いないし、「初モノ」や「旬のモノ」を愛でる意味でタイプ991を求めるのも当然アリだ。また、サーキットや都市高速などを1秒でも速く周回したいのであれば、最新世代であるタイプ991のほうがはるかに有利だろう。しかし、そこにこだわらないなら、タイプ996のカレラ4Sとターボは断然狙い目なのである。
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。
タイプ996の後期カレラ4Sとターボ、本気でオススメです!
文・伊達軍曹 text/Sergeant DATE
【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、水冷ポルシェ911の狙い目を検討する/旬ネタ
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<div class="img-disc">写真上は996型ポルシェ 911の後期モデルから登場した「カレラ4S」。写真下の「ターボ」と同形状のワイドボディを採用した自然吸気エンジン搭載の4輪駆動モデルだ。素の996型カレラはさすがにちょっと古い雰囲気も出てきたが、ターボボディのこの2グレードであれば存在感は今なお十分以上だ。
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<div class="img-disc">●伊達軍曹公式サイト「伊達軍曹.com」<br/>
<a href="http://www.sgt-date.com" target="_blank">http://www.sgt-date.com</a><!-- /.col-left --></div></div>
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<h3>ポルシェ911は最新型も2世代前もほとんど同じ?</h3>
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しかし同時に、「……これってある意味、旧型の997とかその前の996とほとんど同じじゃないすか?」と思ったのも事実だ。
<br /><br />
いやもちろん、筆者などより数千倍は敏感な感覚とテクをお持ちのレーサー諸氏がタイプ991をサーキットに持ち込めば、旧型や旧々型との違いを事細かに論評できるのだろう。しかし、筆者のようなごくフツーのドライバーが、公道でごく普通に走らせる限りにおいては、2013年モデルの991型カレラ4Sも2009年モデルの997型カレラPDKも、ほとんど区別がつかなかった。
<br /><br />
車に対する「感度」のようなものは人それぞれなので、筆者のとらえ方が万人に当てはまるとは思わない。しかし、おそらく大多数の人は、最新911もちょっと前の911も(公道でフツーに乗る限りは)似たようなモノと感じることだろう。良い意味でも悪い意味でも「911は、いつだって911」なのだ。
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<h3>走りは(ある意味)同じなのに値段は約4分の1</h3>
<p>
さて、最新のタイプ991もちょっと前の997や996も「ほとんど似たようなもの」と考えた場合、俄然光ってくるのが旧世代911の中古車、とくに2世代前にあたるタイプ996の中古車である。なにせ、新車のカレラ4Sを買おうと思ったらオプション込みで総額2000万円近くにはなるはずだが、タイプ996カレラ4Sやターボのユーズド品であれば、ざっくり4分の1でイケてしまうのだから。
<br /><br />
価格が4分の1だから走りも4分の1なのかといえば、前述のとおりまったくそんなことはない。反論もあろうが、公道における両者の走りは断じて「似たようなもの」である。
<br /><br />
そして輸入車にとって性能と同じぐらい、いや、もしかしたらそれ以上に大事な要素かもしれない「オーラ」も、タイプ996は十分以上。996のなかでも前期型や、後期型でも素のカレラはさすがに「ちょっと中途半端に古いかも……」と思わせるものがあるが、後期型から登場したカレラ4Sや、そもそも車名どおりターボボディをまとっているターボであれば、2013年の今でも全然イケていると筆者は考える。
<br /><br />
もちろん、最新世代のタイプ991が素晴らしい車であることは冒頭のとおり間違いないし、「初モノ」や「旬のモノ」を愛でる意味でタイプ991を求めるのも当然アリだ。また、サーキットや都市高速などを1秒でも速く周回したいのであれば、最新世代であるタイプ991のほうがはるかに有利だろう。しかし、そこにこだわらないなら、タイプ996のカレラ4Sとターボは断然狙い目なのである。
<br /><br />
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。<br />
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<br /><br />
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<h3>ポルシェ911は最新型も2世代前もほとんど同じ?</h3>
<p><!-- short sentence start -->過日、約半年ぶりに最新世代のポルシェ 911である「タイプ991」に乗る機会があった。天下のポルシェの最新作であり、試乗したカレラ4Sはそもそも1500万円超級のウルトラ高級車ゆえ、文句のつけどころなどあろうはずもなかった。素晴らしい車であった。<!-- short sentence end --><br /><br />
しかし同時に、「……これってある意味、旧型の997とかその前の996とほとんど同じじゃないすか?」と思ったのも事実だ。
<br /><br />
いやもちろん、筆者などより数千倍は敏感な感覚とテクをお持ちのレーサー諸氏がタイプ991をサーキットに持ち込めば、旧型や旧々型との違いを事細かに論評できるのだろう。しかし、筆者のようなごくフツーのドライバーが、公道でごく普通に走らせる限りにおいては、2013年モデルの991型カレラ4Sも2009年モデルの997型カレラPDKも、ほとんど区別がつかなかった。
<br /><br />
車に対する「感度」のようなものは人それぞれなので、筆者のとらえ方が万人に当てはまるとは思わない。しかし、おそらく大多数の人は、最新911もちょっと前の911も(公道でフツーに乗る限りは)似たようなモノと感じることだろう。良い意味でも悪い意味でも「911は、いつだって911」なのだ。
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<h3>走りは(ある意味)同じなのに値段は約4分の1</h3>
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さて、最新のタイプ991もちょっと前の997や996も「ほとんど似たようなもの」と考えた場合、俄然光ってくるのが旧世代911の中古車、とくに2世代前にあたるタイプ996の中古車である。なにせ、新車のカレラ4Sを買おうと思ったらオプション込みで総額2000万円近くにはなるはずだが、タイプ996カレラ4Sやターボのユーズド品であれば、ざっくり4分の1でイケてしまうのだから。
<br /><br />
価格が4分の1だから走りも4分の1なのかといえば、前述のとおりまったくそんなことはない。反論もあろうが、公道における両者の走りは断じて「似たようなもの」である。
<br /><br />
そして輸入車にとって性能と同じぐらい、いや、もしかしたらそれ以上に大事な要素かもしれない「オーラ」も、タイプ996は十分以上。996のなかでも前期型や、後期型でも素のカレラはさすがに「ちょっと中途半端に古いかも……」と思わせるものがあるが、後期型から登場したカレラ4Sや、そもそも車名どおりターボボディをまとっているターボであれば、2013年の今でも全然イケていると筆者は考える。
<br /><br />
もちろん、最新世代のタイプ991が素晴らしい車であることは冒頭のとおり間違いないし、「初モノ」や「旬のモノ」を愛でる意味でタイプ991を求めるのも当然アリだ。また、サーキットや都市高速などを1秒でも速く周回したいのであれば、最新世代であるタイプ991のほうがはるかに有利だろう。しかし、そこにこだわらないなら、タイプ996のカレラ4Sとターボは断然狙い目なのである。
<br /><br />
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。<br />
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<br /><br />
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[description] => 昨年末に登場したマツダ アテンザが、セダンの中で気を吐いていて、1月~6月の新車販売台数では見事トップ30入り。新型の人気が高ければ高いほど安くなるのは、そう旧型のアテンザです。そこで今回は、5ドアハッチバックのアテンザスポーツをご紹介します。
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<p><!-- short sentence start -->昨年末に登場したマツダ アテンザが、セダンの中で気を吐いていて、1月~6月の新車販売台数では見事トップ30入り。新型の人気が高ければ高いほど安くなるのは、そう旧型のアテンザです。そこで今回は、5ドアハッチバックのアテンザスポーツをご紹介します。<!-- short sentence end --><br/><br/>
アテンザは「Zoom-Zoomのさらなる進化」をテーマに開発され、2008年の1月に登場。初代モデルのスタイリングや運動性能を進化させつつ、環境や安全性能も大幅に向上させています。さらに、「最高の高速ロングツアラー」を目指し、空力性能や高速走行時の安定性、乗り心地や静粛性などの快適性も高めています。
<br/><br/>
エンジンは、直4の2Lと2.5Lの2種類をラインナップ(2010年のマイナーチェンジで2.5Lのみに一本化)。10・15モード燃費は、2Lが14.2km/L、2.5Lが12.4~12.8km/L(ともにFF)と低燃費を実現しているほか、どちらもレギュラーガソリン仕様で経済性を高めています。トランスミッションは5AT、6ATのほか、6MTも用意。近年はMT車が減っているだけにMT派には嬉しいところ。
<br /><br />
安全面の充実ぶりも見逃せません。60km/h以上の走行時に、後方から接近する車両を検知してドライバーに警告する「リアビークルモニタリングシステム」や、ブレーキやシートベルトを自動的に作動させることにより衝突のリスクを軽減する「プリクラッシュセーフティシステム」などを2.5Lモデルに標準装備しています。
<br/><br/>
さて、そんなアテンザスポーツですが、新型はセダンとワゴンのみでハッチバックは存在しないにもかかわらず、新型登場後に相場が下がり、100万円以下の物件もちらほら出てくるようになりました。
<br/><br/>
例えば20Cは、修復歴なし+走行4.4万kmで99.8万円。同じ99.8万円で、修復歴なし+走行7.8万kmの25EXも狙えます。新車時価格は20Cが228万円、25EXが267万円なので、どちらも半額以下で買えるわけです。
<br/><br/>
新型が登場したら旧型は安くなるのが中古車の常。新型に人気が集まれば集まるほどその傾向は強くなるので、新型アテンザの影で安く買える旧型を狙うのは、とてもオトクな選択だと思いますよ。
<br /><br /></p>
<!-- nodisplay start --><p>Text/金子剛士</p><!-- nodisplay end -->
<!-- nodisplay2 start -->
<ul class="Base_Templete_Link2">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bMA/s007/f002/index.html" target="_blank">マツダ アテンザスポーツの中古車を探す</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/cgi-bin/CS/CSif2008.cgi?GO=S&FMC=MA_S007_F002" target="_blank">マツダ アテンザスポーツの中古車相場を見る</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/catalog/mazda/atenza_sports/" target="_blank">マツダ アテンザスポーツのカタログを見る</a></li>
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<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_22831/oishii_280_03.jpg" class="thickbox"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_22831/thum-oishii_280_03.jpg" width="200" alt="ボディタイプは他にセダンと写真のワゴンがある。新型にはハッチバックは存在しないが、セダン&ワゴン同様にオトクな存在となっている" /></a>
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[description] => もちろん、ロータスとしてもミッドシップのロードカーはこのヨーロッパが初となる。1966年に初期型のシリーズ1が登場、1968年からシリーズ2に、1971年にエンジンがツインカム化される。そして最終型が今回撮影している改良を加えたツインカムエンジン搭載のSP(スペシャル)となる。SPは圧縮比を高めた「ビッグバルブ」と呼ばれるエンジンを備え、出力も126hpまで高められた。
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<h3>ロータスが高級GTカーとしての夢を乗せたモデルだな</h3>
<p><!-- short sentence start -->もちろん、ロータスとしてもミッドシップのロードカーはこのヨーロッパが初となる。1966年に初期型のシリーズ1が登場、1968年からシリーズ2に、1971年にエンジンがツインカム化される。そして最終型が今回撮影している改良を加えたツインカムエンジン搭載のSP(スペシャル)となる。SPは圧縮比を高めた「ビッグバルブ」と呼ばれるエンジンを備え、出力も126hpまで高められた。<!-- short sentence end -->
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<b>徳大寺</b> 本来の自動車選びっていうのは「五感で選ぶ」ものなんじゃないか。僕はいままで様々な車を購入したけど、人にどう思われても気に入った車だけを所有してきたよ。<br />
<b>松本</b> はい。ですから今回は僕の独断と五感で選んでみました。さすがの巨匠もこれは所有したことないんじゃないですかね。<br />
<b>徳大寺</b> なんの車だい?<br />
<b>松本</b> ロータス ヨーロッパSPです。僕なんかは「サーキットの狼」世代ですから憧れますよ。1600㏄でありながら軽量ミッドシップ。運動性能では他車を圧倒するところがグッっときますね。ところで巨匠はロータス ヨーロッパに乗ったことはありますよね?<br />
<b>徳大寺</b> もちろん乗ったこともあるし、いろいろと思い出があるぞ。ロータス ヨーロッパシリーズ1が発表されて間もなく、本社にも行ったよ。<br />
<b>松本</b> さすが巨匠(笑)。<br />
<b>徳大寺</b> ロータス社はエランというモデルで大成功したんだ。その当時、僕もロータス エラン26Rというレーシングマシンを日本に輸入してレースをしていた。その関係でロータスとは関わりがあったんだ。それでロータス ヨーロッパが出た時に、これは面白いと思って、日本にキットカーとして輸入しようと考えたわけだ。<br />
<b>松本</b> ロータスやTVR、マーコスというバックヤードビルダーはキット販売してましたからね。そのほうが安く日本に入れられたとか。<br />
<b>徳大寺</b> そうなんだ。それでイギリスの田舎にある本拠地まで行ったんだよ。ロータス社も快く迎えてくれたんだ。そこで「エンジンは何を積むのか?」と質問され「マツダのロータリーだ」と答えたらとても興味を持ってくれたっけな。マツダに頼んでロータリーを1台、ロータスに送ってもらったよ(笑)。<br />
<b>松本</b> 聞けば聞くほど凄い話ですね。そして今回紹介するロータスヨーロッパはSPです。<br />
<b>徳大寺</b> ツインカムエンジンだよな?<br />
<b>松本</b> そうです。エランに搭載されていたフォード製のブロックにツインカムヘッドが載ったユニットです。知る人ぞ知るコベントリークライマックスのF1エンジンを設計したハリー・マンディとウォルター・ハッサンという黄金コンビに設計させたユニットなんです。<br />
<b>徳大寺</b> エランのエンジンはパワー出てたな。確か140hpは出ていただろう。エランにしろヨーロッパにしろ軽さが最大の武器だよ。ヨーロッパのツインカムで710㎏そこそこだからね。今日見に行くヨーロッパのSPに限っては乗りやすさも重視して126hpだからさ、そりゃ運動性能はいいよ。しかもミッドシップ。何たってF1を作っているコンストラクターが作っている車だからね。そこにも価値があった。<br />
<b>松本</b> ヨーロッパのツインカムが登場するのが1971年ですからね。トランスミッションは従来のルノーのFF用をひっくり返してミッドシップに搭載したものですが、そのままだとリバースが4速になってしまうので、中身の組み換えをしてミッドに収めたわけです。<br />
<b>徳大寺</b> ヨーロッパSPは1972年、ほとんど73年に発売されたんだけど、この当時ロータスF1は黒に金のモールディングペイントしたJPS(ジョンプレーヤースペシャル)カラーがトレードマークで、このカラーリングにしたヨーロッパツインカムがけっこうあったよ。<br />
<b>松本</b> 確かにそうでしたね。さて巨匠、今日のお店に着きましたよ。<br />
<b>徳大寺</b> お、いい色だな。バーガンディというかワインレッドというか。これは程度がいいな。ファイバーボディは何度も塗装を重ねていると丸っこく見えちゃうんだ。これは本来のシャープさが残ってるよな。<br />
<b>松本</b> オリジナリティが高い感じがしますね。内装もオリジナルのシート生地でダッシュパネルのウッドもいい雰囲気ですね。<br />
<b>徳大寺</b> デザインも独特だよな。メカニズムから全てにおいてイギリスらしい進歩的なライトウェイトスポーツカーだよ。もっともヨーロッパ大陸でも対応できるように当初はルノー製の部品を使ったといわれている。ロータスの創始者であるコリン・チャップマンは、この車で欧州の販売の足がかりを作り上げようとしたんだ。ロータスが高級GTカーとしての夢を乗せたモデルであることに間違いないだろう。<br />
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<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲LOTUS EUROPA SP リア" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_58953/0802_VIN_REAR.jpg" width="600" /></div>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="http://www.shinodaautomobile.com/" target="_blank">シノダオートモービル</a></li>
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<div class="author">text/松本英雄<br />photo/岡村昌宏</div>
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